亀梨和也クランクアップ! 万感の思いを語る

2021/10/23 07:07

最終回を迎える亀梨和也さん主演の土曜ドラマ「正義の天秤」(NHK総合)。放送の前に、亀梨さんのクランクアップの様子をお届けします!

9月某日。土曜ドラマ「正義の天秤」(NHK総合)がクランクアップを迎えると聞いたK記者は、猛ダッシュで現場へ。汗をかきながら到着したのはとあるバッティングセンター。亀梨さんは、すでにバッターボックスで撮影中でした。勝手なイメージで最終回のシーンを撮影していると思っていたのですが、ラストカットは、第4回(10月16日放送)の冒頭で鷹野が考え事をしながら、バッティングしているシーンだったのです。

撮影前には素振りのし過ぎで手のひらに豆ができた亀梨さんでしたが、バットに滑り止めのスプレーをかけて、さらに何度も練習をします。そして放送では、一瞬だったので見逃した方もいらっしゃるかもしれませんが、バッドのグリップエンドとヘッドの部分をバウンドさせて片手でキャッチするシーンはたった2回目でOKが出ていました! 亀梨さんはできて当然というふうな感じでしたが、野球ド素人の記者には、どう考えてもそんな簡単にできる技には見えなかったので、思わずカメラマンさんに、「あの技は誰でもできるものなのですか?」と聞いたところ、「普通はできないと思いますよ」との答えが返ってきました。さらっとこなしてしまうところがすごいですよね。

そんな様子なので、バッティングはそれこそお手のもの。ピッチングマシーンから出てくる時速100kmのボールは一発目から外すことなく軽々と打ち上げていきます。しかも撮影クルーがいる場所には、絶対に飛んでいかないようにバットをコントロールして何度もボールを打つ亀梨さん。記者なら間違いなく誰かにぶつけていましたね! さすがの一言に尽きました。

そうして無事に撮影を終え、ついにクランクアップ。片岡(敬司)監督から花束を受け取った亀梨さんは撮影を振り返り、「僕自身初めての環境で、弁護士として法廷に立たせていただくということで緊張していました。日々現場で皆さんの仕事ぶりにエネルギーをもらっていたおかげで、僕も背筋をグッと伸ばして過ごせていたので感謝しています。僕自身、まだまだ未熟な部分があったと思いますが、鷹野というキャラクターの伸び代を感じながら今日という日を迎えられました。ぜひシーズン2を制作していただけるようにこれからも過ごしたいと思います。すてきな作品といい時間を本当にありがとうございました!」と満面の笑みでコメント。

続いて、第1、2回の演出を担当した片岡監督がスタッフをねぎらった上で「何よりも亀梨さんがキャラクターを引っ張ってくれたと思っています。撮り始めてどんどん面白くなっていきました。僕は2本しか撮れず、非常に物足りないので、亀梨さんと同じくシーズン2をやりたいです。こういう日を迎えられたことを本当にうれしく、亀梨さんもうれしそうな顔をしてくれているのがすごく幸せです。どうもありがとうございました」とシーズン2の願望を明かします。

さらに、第3、4、5回を演出した二宮崇監督は「片岡さんは2本で満足していないとのことですが、僕は3本撮ってだいぶんおなかいっぱいです(笑)」と冗談めかして語った上で「僕は途中から参加したこともあって、亀梨さんやスタッフの皆さんにすごく助けてもらいました。特に亀梨さんにはたくさん相談させてもらって、最後のシーンでは、すごくいい顔をいただけました」と感謝の言葉を述べました。

そして、ラストは「みんなドラマ」で、すでにおなじみの真鍋斎制作統括が「コロナ禍となってから、作品に関わるたびに、今回は本当に放送が出せるのかといつもヒヤヒヤしてきました。しかし、皆さんに安全な現場を作っていただけたので無事放送することができました。これからの僕の仕事はシーズン2に向けて動くということになるので頑張ります!」と、コロナ禍の苦労をにじませつつも、続編の約束(?)をしてくださいました!

亀梨さんをはじめ、スタッフの皆さんも望んでいる「シーズン2」。これはもうやるしかないでしょう! NHKさん期待しております!

「正義の天秤」放送情報

NHK総合
毎週土曜 午後9:00~

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