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TVガイドみんなドラマ編集部
2021.12.15
🎤「推しメン!」Vol.4(前編) 桐山漣さんインタビュー……期待値を超える芝居を
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夜な夜なドラマを見ながら次世代の国民的スターを探し続けるライターが、今、推すべき俳優さんを紹介していくコーナー!

第4回目は、桐山漣さん

第4回は、どんな突飛な役にも説得力を持たせる演技派、桐山漣さんのインタビューを前後編でお届けします。主演を務めた「ラブファントム」が、12月16日(木)からホームドラマチャンネル(CS)でスタート。放送を前に桐山さんに、“溺愛系ドラマ”にちなんだ質問をぶつけてきました!

  
――撮影が’20年の夏ということで少し前のことにはなりますが、オファーを受けたときのお気持ちをお聞かせください。

「『とにかくキスシーンが多いなぁ』と思いました(笑)。1話の台本を読んだ時点で『結構多めだな』思い、続けて2話、3話を読んで、『毎回あるんだな』と。今の時代にはなかなかない、攻めたドラマですよね。さらに、演じた長谷(慧)は、僕とは真逆なタイプの人間だったので、説得力を持たせるためにはどうしたらいいかを考えました」
  
  
――溺愛系にふさわしいキスシーンの多さでした(笑)。キスシーンで印象に残っているエピソードはありますか?

「初日か2日目くらいに、屋上で初めて長谷と百々子(小西桜子)が出会ってキスをするシーンを撮影したのですが、食事休憩の時に小西さんがご飯を食べていなかったんです。僕は普通に食べていたのですが…(笑)。しばらく食べていない日が続き、『大丈夫かな?』と思って後日聞いたら、『キスシーンを前に、緊張して食べられなかった』と仰っていて。とてもキュートな方だと思いました。最後のほうは仲良く一緒に食べていましたが、もっと話しかけて早めに打ち解けられたら良かったな、と」

  
――出会いのシーンは初日か2日目くらいの撮影だったんですね! 衝撃的なシーンでしたが、百々子との初対面の時、長谷さんはどんな気持ちだったのでしょうか?

「どんな気持ちだったかなぁ。台本を見返したいです(笑)。百々子と出会った屋上は、長谷にとって唯一力を抜ける憩いの場所。屋上から景色を眺めていると、心がフラットになれるというか。そこにフッと百々子が現れて、いきなり『早まっちゃだめです』と声を掛けられる。そういうつもりはまったくないけど、言われてみたら飛び降りようとしているように見えなくもないですよね。百々子の純粋すぎるがゆえの天然な部分に、少し自分(長谷)の母親を重ねたのかなと。まっすぐに物事を捉える百々子に興味を惹かれたんでしょうね」
  
  
――例えば、桐山さんご自身は初対面で相手のどこを見ますか?

「あまり初対面で人を判断することはしませんが、表面でニコニコしながら、奥にいるもう一人の自分が『この人はどういう人なんだろう』と観察しています。なので、僕は第一印象で好きになることはありません(笑)。共通の趣味があれば、初めから仲良くなることもあるかもしれませんが…。礼儀というか、最低限の挨拶ができるかどうかなど、ついそういったところを見てしまいますね」

  
――長谷さんは完璧すぎるがゆえに“怪人”と呼ばれるエリートホテルマン。大人の男性の魅力が満載ですが、“説得力”を持たせるためにどんなことを意識したのでしょう?

「38歳の設定だったので、とにかく自分を“大人の男”だと思い込むようにしていました(笑)。長谷はクールで完璧なエリートなので、タワーマンションとかに住んでいそうなイメージですが、実は亡くなった母親と住んでいた古民家に暮らす古風な一面もある。そんな長谷の二面性も意識しながら演じました。あとは、とにかく隙を見せないこと。仕事を完璧にこなす彼のような人はそうはいませんが、仕事への向き合い方はとても憧れますね」
  
  
――桐山さんご自身の仕事に対する向き合い方はどのような感じなのでしょうか?

「役者は、『自分からこの役を演じたい』と言える機会が多くはないんですよね。選んでいただいて初めて成立する仕事なので、次回も僕を選びたいと思ってもらえるような何かを、それぞれの作品で残して去っていくことは意識しています。選んでくださった方の期待値よりも上を行くお芝居をしたいというか…。もちろん、見ていただいた方の期待値も超えられるよう、毎回取り組んでいます」
  
  
――そういう意味では、本作が地上波で放送される直前に出演されていた「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」(’21年・日本テレビ系)では、長谷さんと180度異なるカリスマモデルのキラ様を演じられていて、そのギャップに心を揺さぶられました!

「僕を見てくださっている方には、かつてない動揺を与えてしまったかもしれません(笑)。『カラフラブル』から『ラブファントム』の流れは、僕にとっては素晴らしい経験でした。何気なく見ていてくださった方が、『キラと長谷は同じ人なの?』と思って、“”桐山漣”だと答え合わせをしてくださったら僕の勝ちかなと(笑)。『いいね!光源氏くん』シリーズ(NHK総合)の中ちゃん(中将)、「おじさんはカワイイものがお好き。」(’20年・日本テレビ系)の鳴門もそうですが、クセが強めな役も楽しく演じています。同時期に全くタイプの違う役が重なってオンエアされることは、僕の演技の振り幅を知っていただくチャンス。とても幸せな時間でした」

  
■放送情報
ラブファントム
ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
12/16(木)スタート 毎週水曜・木曜 深3:00~4:00(2回連続) ※リピートあり(※12/30(木)は休止 全10回)

  

Profile

桐山漣(きりやま・れん)

1985年2月2日、神奈川県出身。ドラマを中心に舞台や映画など、幅広い分野で活躍中。近年の出演作に、映画「貞子」(’19年)、ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」や、「いいね!光源氏くん」シリーズ、「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」ほか。

※「漣」の字は、しんにょうの点が一つ

  
  
ライター:石本真樹
フリーライター。小劇場系演劇専門誌の編集者、エンタメ系雑誌の編集者を経てフリーに。そもそもインドアだった上に、結婚、出産、ステイホームを経てさらにインドアに。半径3メートルくらいしかない日常をテレビとサブスクに支えられています。

©ホームドラマチャンネル
撮影/和田浩 ヘアメイク/江夏智也(do:t) スタイリング/吉田ナオキ 衣装協力/Iroquois、AUI NITE

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