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TVガイドみんなドラマ編集部
2021.10.7
「TVガイドみんなドラマの“推しメン”!」vol.1 すべてがハマり役に思えてしまう、しなやかでのびのびとした演技……坂東龍汰さん
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長引くステイホーム。おうちシアターを充実させるべく、動画配信サービスに登録しまくっていたら、気づけばサブスク貧乏に……。
毎月、何かしらをやめなければと思いつつも、ひとつもやめられません。なぜなら、躍進する若手の逸材を全方位から探したいから! 気に入ったシーンは何度だって見返したいし過去作品だって貪りたい! 各サービスでしか見られないオリジナル作品もチェックしなければ……。
このコラムは、誰からも頼まれていないのに次世代のスターを探し続けるライターが、「国民的スターに、きっとなる!」と信じて疑わない、今、推すべき若手俳優さんを紹介していくコラムです。

 第1回目はこの人しかいません! デビュー5年目ながら話題作に次々と出演し、爪痕を残し続けている坂東龍汰さん。
 「若手俳優のコラムを書いてほしい」というご依頼をいただいたとき、真っ先に坂東さんのことが浮かびました。

 2021年に出演されたドラマだけでもすごいんです!

 私も含めた多くの人が撃ち抜かれた「夢中さ、きみに。」(MBSテレビ、2021年1月~2月放送)の目高優一役。多くのマンガ好きを唸らせる、和山やま先生の大人気漫画が原作のドラマだけに、原作が好きすぎる手厳しい方々がキャスティングに大注目していたわけですが、まるで当て書きされたかのような完璧な目高くんに熱狂的ファンも大絶賛!
 男子高校生役ということで、素の部分とあわせて役作りをしたのかもしれませんが、どのシーンも本当に自然。特にお気に入りなのは、「話をするとハゲる」などの都市伝説がある怪しい同級生、二階堂明(高橋文哉)との修学旅行のホテルでのやりとり。ほんのり友情が生まれつつある2人の関係性にほっこりできるので、今でもつらいことがあると定期的に見返しています。

 そしてもうひとつ、「樋口くんロス」に陥るほどハマったのが、「にぶんのいち夫婦」(テレビ東京、2021年6月~7月放送)の樋口亮役です。
 バイト先の生意気な同僚として、比嘉愛未さん演じる人妻・文をツンデレ気味に見守る役で、少し悟ったような賢い青年役が本当によく似合う!  原作のWEB漫画でも妙齢の女性の心をくすぐる存在だっただけに、坂東さんが樋口くんを演じると聞いて、「あんな同僚いたらめっちゃシフトいれるな……」と、妄想がさらに広がっていきました。
 さらにこのドラマでは、セクシーっぷりも披露。「夢中さ、きみに。」の目高くんを引きずっていたこともあり、「大人になって…」とつい親目線になってしまいましたが、樋口くんが背伸びをしつつもスマートに「俺と浮気しませんか?」と文を誘うシーンは、多くの人妻を沼に引きずり込んだ瞬間だったと確信しています。

 「やるな…NHK!」と多くのドラマファンが興奮した、松坂桃李さん主演、渡辺あやさん脚本で話題の社会派ドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」(NHK総合、2021年4月~5月放送)も素晴らしかった……。
 問題をその場しのぎで逃げ切ろうとする主人公・神崎真(松坂)に手厳しく迫る、新聞部員の大学生コウスケとして存在感を見せつけました。名門大学の学生役ということで、熱さを残しつつもシニカルな部分を見事に表現。2019年に放送された「パーフェクトワールド」(フジテレビ、2019年4月~6月放送)では、松坂さん演じる鮎川樹の高校時代を坂東さんが演じていたこともあり、感慨深かったのは私だけではないはずです。

▶▶Hulu「ドライフラワー」では、優里の楽曲の“男性目線”を好演

 学園コメディー、ラブストーリー、社会派ドラマと、テイストの違う作品で違った顔を見せてくれたものの、欲を言えばラブな部分をもう少し見たかった私にとって、Huluオリジナルドラマ「ドライフラワー」(配信中)は、本当にありがたかった!
 ストリーミング再生回数4億回突破というとんでもない数字を叩き出した、優里さんが歌う「ドライフラワー」と「かくれんぼ」の世界観のドラマ化で、同棲をはじめたカップルのはじめとおわりが丁寧に描かれていたこの作品。
 2人が暮らした日々には「同棲カップルあるある」がちりばめられていて、若さゆえの男女のすれ違いを、ゆりか役の北香那さんとともにリアルに演じていました。彼女の本心を理解しきれなかった、坂東さん演じる薫の最後のセリフがとても印象的で、100回くらい頷いてしまったほど。
 どんなセリフだったのかは、ぜひ本編でお確かめください。

▶▶WOWOW「ソロモンの偽証」では、事件の被告人という難役に挑む 

 2021年の後半も坂東さんの活躍は止まりません。
 10/3(日)からは、宮部みゆきさんの大ベストセラーのドラマ化「WOWOW開局30周年記念 連続ドラマW 宮部みゆき『ソロモンの偽証』」(WOWOW)がスタート。演じるのは、同級生を殺害したと告発される不良高校生の大出俊次。映画版ではNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の内田くんで話題の清水尋也さんが演じていた役ですが、ドラマ版は舞台をSNSが普及する現在の私立高校に置き換えているということで、一体どんな悪い大出くんが描かれるのか、さらにそれをどう演じるのか、期待しかありません!

 さらに、「この初恋はフィクションです」(TBS、10/12スタート)、「真犯人フラグ」(日本テレビ、10/10スタート)という秋元康さん企画・原案の二大プロジェクトの両方に出演。「この初恋〜」は、全国9000人の中からヒロインに選ばれたドラマ初出演の飯沼愛さんとの共演で、しかもTBS初の「よるおびドラマ」。毎週月曜日から木曜日に15分放送される上にYouTubeでも配信されるということで、若い世代を中心にさらに人気は加速していきそうです。

▶▶TBS「この初恋はフィクションです」では、主人公・泉に想いを寄せる野島啓介役(写真左)

 いずれは某国民的朝ドラにも出演して、一躍、時の人になる未来が見える……。
 現在24歳。人妻を不倫に誘う大人な一面も魅力的ですが、まだまだ坂東さんの制服姿が見たい私としては、眼福な日々がしばらく続くので、元気に生きていけそうです。

Profile

坂東龍汰(ばんどう・りょうた)

1997年5月24日、北海道出身。
シュタイナー教育の学校でのカリキュラムで演劇と出合い、2017年にドラマ「セトウツミ」(テレビ東京)で俳優デビュー。2018年、NHKスペシャルドラマ「花へんろ 特別編 春子の人形」(NHK BSプレミアム)で初主演。
その後、映画「スパイの妻<劇場版>」やドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」(NHK総合)、「にぶんのいち夫婦」(テレビ東京)など話題作に出演。
今後はドラマ「ソロモンの偽証」や映画「フタリノセカイ」(2022年1月公開)、映画「峠 最後のサムライ(2022年公開)が控えている。

ライター:石本真樹
フリーライター。小劇場系演劇専門誌の編集者、エンタメ系雑誌の編集者を経てフリーに。そもそもインドアだった上に、結婚、出産、ステイホームを経てさらにインドアに。半径3メートルくらいしかない日常をテレビとサブスクに支えられています。

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