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TVガイドみんなドラマ編集部
2021.11.25
迫真の演技で魅了、俳優・金子大地の強さとは?
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次世代スターを探すライターが、独断(と偏見)で推したい俳優を紹介するコラムの第3回は、金子大地さんを深掘り。

金子大地さん演じる、「おっさんずラブ」のマロに会いたい…!

金子さんのデビューのきっかけは、所属事務所のアミューズが主催した「アミューズオーディションフェス2014」で、俳優・モデル部門の部門賞を受賞したことから。ちなみに、このときにグランプリに輝いたのは、圧倒的な演技力でNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK総合、2021年5月~10月放送)のヒロインを務めた清原果耶さん。さらに、WOWOWドラマ賞では、「いとしのニーナ」(FOD、2020年5月配信)で小悪魔的な魅力を見せた堀田真由さんが選ばれていたという、かなり打率が高かった年なのです!

そんな金子さんの知名度を一気に押し上げたのは、社会現象を巻き起こした「おっさんずラブ」(テレビ朝日、2018年)。天空不動産の天真爛漫な新入社員マロこと栗林歌麿呂を演じ、「マロを演じているのは誰?」と話題となりました。
最初はイマドキの若者感が濃厚だったマロですが、後半は吉田鋼太郎さん演じる黒澤部長の元妻、大塚寧々さん演じる蝶子さんと恋に落ち、妙齢女性にとってのアイドル的な存在に。年の差も気にならないくらいの純愛で、春たん(春田創一=田中圭)と部長、牧(牧凌太=林遣都)の三角関係を見つめつつ、マロと蝶子さんの恋路も応援しなければならず、感情が忙しかった記憶があります。マロのまっすぐさにもう一度会いたいですよね!

金子さんを語るのに外せないのは、初主演を務めた記念すべき作品、「腐女子、うっかりゲイに告る。」(NHK、2019年)です。ゲイでありながら、“普通の幸せ”も欲しいと思ってしまう自分に葛藤する主人公・安藤純役を繊細に演じ、「第16回コンフィデンスアワード」でドラマ賞新人賞を受賞。第1話の冒頭から谷原章介さん演じる純の恋人、マコトさんとのベッドシーンに挑み、俳優としての覚悟を見せてくれました。丁寧に、繊細に、ときに激しく純の心情を表現する金子さんのひたむきなお芝居に心を打たれまくり。どんな方向に転がろうとも、この先もずっと純くんのことを応援するよ…!と心底思いました。

まだ見ていないという方は、この記事を読んでくださったのも何かのご縁、絶対にNHKオンデマンドでご確認ください!

  
そしてここ数年は、「おっさんずラブ」で共演した吉田鋼太郎さん演出の「彩の国シェイクスピア・シリーズ第35弾『ヘンリー八世』」(2019年)など、舞台での活躍も目覚ましい金子さん。阿部寛さん演じるヘンリー八世に仕えるトマス・クランマー役を初舞台らしく全力で演じていました。続いて出演した二兎社の公演「ザ・空気 ver.3 そして彼は去った…」(2021年)では、佐藤B作さんや神野三鈴さんら演劇界の名優たちとともに、少し不器用なADを熱演。2021年4月には、演出家・熊林弘高さんが野田秀樹さんの戯曲を新解釈で演出したことで話題となった、「パンドラの鐘」に出演。考古学者と葬式屋の2役を演じ、高く評価されました。

一方、映画俳優としての道も着々と歩んでいます。映画ファンからの絶大な支持を得た「サマーフィルムにのって」(松本壮史監督、2021年公開)や、初主演映画となった「猿楽町で会いましょう」(児山隆監督、2021年)、金子さんの良さを凝縮したような教習所教官を演じた「先生、私の隣に座ってくれませんか?」(堀江貴大監督、2021年公開)などなど、話題作に続々と出演中です。


そんな金子さんの魅力は、北海道の“大地”が育んだその真っすぐさ。何度か取材させていただいたことがあるのですが、こちらの質問に対して、いつも言葉少なながらも素直に答えてくださる印象です。上京して間もない頃は、「人見知りで友達がいない」「休みができたらすぐに北海道に帰りたい」と言っていた金子さんですが、今では共演者の方々とも良い関係を築き、友達も増えたそうです(勝手な親心…)。

共演者からの評価も高く、映画「先生、私の隣に座ってくれませんか?」で共演した柄本佑さんは、「えぐみがなくてコクがある、おいしい煮干しだしのような俳優さん。男前なのに匿名性があって毎回顔が違う」と大絶賛。Huluオリジナルドラマ「未来世紀SHIBUYA」で共演した醍醐虎汰朗さんも、「生物として好き」とラブコールを送っていました。

ここまで過去の出演作品を紹介してきましたが、2021年年末から2022年にかけては、出演ドラマが目白押し。まずは、11月26日から、Huluオリジナル「未来世紀SHIBUYA」が、全6話一挙独占配信! 2036年、スラム化した裏シブヤをホームグラウンドに活動する動画配信ユニット“正義マン”のミツルマンことミツル役で出演されます。カケルマンことカケルを演じる、醍醐虎汰朗さんとのコンビが最高にかわいいです。動画配信形式で構成されるまったく新しいこのドラマ。一度“正義マン”のバカパワーに触れたら、好きになること間違いありません。

続いては、所属事務所の先輩である安田顕さん主演のドラマ「しもべえ」(NHK総合)は、2022年1月7日スタート。安田さんが謎のおじさん、しもべえを演じることが気になりすぎますが、金子さんはヒロイン・鴨志田ユリナ(白石聖)の高校に転校してくる幼なじみ・佐々木辰馬を演じます。同じ北海道出身の安田さんとは、12月17日公開の映画「私はいったい、何と闘っているのか」(2021年)でも共演しているので、きっと素敵な関係が築けているのですね。のびのびとお芝居する金子さんを楽しみにしたいと思います。

同じ所属事務所といえば、ディーン・フジオカさんが企画・プロデュースしたバイオレンス・アクション・ムービー「Pure Japanese」(2022年1月28日公開予定)にも出演。こちらでは、日光江戸村のアクション俳優として存在感を放っているので、今から気になってカレンダーに公開日をチェックしております(笑)。

最後は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年1月9日スタート)。大泉洋さん演じる源頼朝の嫡男、源頼家という重要な役柄です。こちらはドラマ中盤くらいでの登場になりそうですが、史実を見てみると、頼朝の死後に鎌倉幕府将軍を継ぐも、悲しい最期を迎えています。一体どんな頼家を演じるのか……でも、新たな一面が見られるに違いありません。

ということで、11月からは“金子充”な日々がスタート。2022年は、さらにテレビの前にいる時間が長くなりそうです…!
  
  
  
  
■Profile
金子大地(かねこ・だいち)
1996年、北海道出身。2014年「アミューズオーディションフェス2014」にて、俳優・モデル部門を受賞。映画「64‐ロクヨン‐前編/後編」や映画「ナラタージュ」、ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日)などに出演、2019年「腐女子、うっかいゲイに告る。」(NHK総合)に主演し、話題に。
この先は「未来世紀SHIBUYA」(Hulu)、「しもべえ」(NHK総合)、「鎌倉殿の13人」(NHK総合)などのドラマ出演が控える。

文/石本真樹
フリーライター。小劇場系演劇専門誌の編集者、エンタメ系雑誌の編集者を経てフリーに。そもそもインドアだった上に、結婚、出産、ステイホームを経てさらにインドアに。半径3メートルくらいしかない日常をテレビとサブスクに支えられています。

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