第31回【2022/2/18(金)放送】
賀蘭茗玉(がらんめいぎょく)と会うのを避けていた蕭承睿(しょうしょうえい)は生後3日目の産湯の儀式に現れると六皇子を啓元(けいげん)と名付ける。また、凌蓁児(りょうしんじ)から恵児(けいじ)の所業を聞いた賀蘭芸琪(がらんうんき)は恵児を罰しようとするが、事実を知った賀蘭綰音(がらんわんいん)が隠蔽工作をして恵児は罪を免れる。しかも、恵児は賀蘭茗玉に産婆を手配したのが蕭承煦(しょうしょうく)だと知ると再び賀蘭茗玉を陥れようとし…。
第32回【2022/2/21(月)放送】
蕭啓翰(しょうけいかん)は凌蓁児を娶りたいと賀蘭茗玉に申し込むが、凌蓁児にその気がないことを承知の賀蘭茗玉は蘭(らん)昭儀の同意を得てほしいと答える。すると、予想通り蘭昭儀はこれに猛反対。凌蓁児を呼びつけて罵るが、凌蓁児はそこで偶然、呪いの人形を作った犯人が蘭昭儀だったことに気づく。そんな中、五皇子が喘息の発作で急逝し…。
第33回【2022/2/22(火)放送】
凌蓁児の証言で投獄された蘭昭儀は息子の蕭啓翰を守るため五皇子の殺害を認めて自害する。結果、蕭啓翰は凌蓁児を憎み、賀蘭綰音は息子の死は賀蘭茗玉のせいだと逆恨みする。その後、蕭承睿は出征中の蕭承煦に錦州の包囲を命じる。だが、その命令に反し蕭承煦は軍を退却させ、その知らせに激怒した蕭承睿は彼を呼び戻すと…。
第34回【2022/2/23(水)放送】
蕭承煦と蕭承睿が互いに張り合って一歩も譲らず、二人は緊張関係に。そんな中、蕭承泰が蕭承煦は売国奴だと蕭承睿に訴え出て、証拠だという密書を見せる。それは蕭承睿と蕭承煦の離間工作のために洪広志が蕭承泰に仕掛けた罠だった。結局、蕭承煦の申し開きにより蕭承睿は密書が偽物だと気づくが、御書房が火事となり…。
第35回【2022/2/24(木)放送】
朝議に蘇玉盈と可蘭が飛び込んできて蕭承煦との離縁を求める。だが、これは蕭承煦を救うために賀蘭茗玉が考えた策だった。さらに、蕭承礼の協力により蕭承煦の裏切りの証拠とされた密書の印章が偽物だと証明され、蕭承煦は処刑牢に行くのを免れる。だが、蕭承睿は彼を簡単には釈放しようとせず、それを案じた賀蘭茗玉は…。
第36回【2022/2/25(金)放送】
賀蘭茗玉(がらんめいぎょく)の説得により蕭承煦(しょうしょうく)が折れて蕭承睿(しょうしょうえい)に謝罪。表向きは二人の仲が修復されるが、蕭承煦はますます蕭承睿への敵意を強めていたのだった。そして、蕭承睿の主催で鹿狩りが行われることになると、ついに蕭承睿を暗殺する機会が到来したと決意を固めた蕭承煦。彼は当日、狩場に梁の刺客に扮した部下たちを潜伏させると…。
第37回【2022/2/28(月)放送】
息子を蘇らせたいあまり妖しげな術にはまった賀蘭綰音(がらんわんいん)。彼女はその願いが叶わないと知ると絶望し、茶に毒を入れると賀蘭茗玉を道連れに心中を図る。その結果、二人の命を救えるのは蕭承睿の勅命がなければ倉から出せない九珍金匱丹だけに。このことを出征中の蕭承睿に知らせるべきか悩んだ賀蘭芸琪(がらんうんき)は、蕭承煦に文を書き…。
第38回【2022/3/1(火)放送】
蕭承睿が賀蘭茗玉と賀蘭綰音を救うため秘密裏に都に向かったと知った蕭承軒(しょうしょうけん)。彼はこの機に蕭承睿を暗殺しようと言うが、蕭承煦は愛する女性と民を守れなければ天下を得ても意味がない、蕭承睿との約束は必ず守ると答える。一方、皇宮に戻った蕭承睿はすぐに稀少な九珍金匱丹を煎じさせるが、一人分しかないとわかると…。
第39回【2022/3/2(水)放送】
梁軍に包囲され蕭承睿に援軍を求める戦報を出し続けていた蕭承煦。兵糧はあと7日分しかなく、彼は蕭承睿の援軍が来なければ自らの身命を賭して突破口を開くつもりだった。一方その頃、都では傷心の蕭承睿が次々と届く戦報を開くこともなく寝殿に閉じこもっていた。そんな中、戦況を知った賀蘭茗玉は蕭承睿に会いに行くと…。
第40回【2022/3/3(木)放送】
持病が悪化し自らの死期を悟った蕭承睿は蕭承煦に問い質され沐(もく)王妃の殉死を仕組んだことを認める。だが、父王の間違った判断を正しただけと主張、蕭承煦は皇帝に相応しくないと言い切る。その後、蕭承睿は崩御し、後継者に賀蘭茗玉の息子・啓元(けいげん)を指名する遺詔を遺す。これは賀蘭茗玉と蕭承煦を争わせる彼の最期の企みだった…。