第1回【2022/1/7(金)放送】
梁が衰退して盛州・西斉・雍臨の三国が北方を割拠する時代。雍臨の郡主・賀蘭綰音が西斉の世子・司徒昆(しとこん)と政略結婚させられることになる。それを嫌がる姉と入れ替わり輿に乗ったのは妹の賀蘭茗玉。彼女は途中で出会った盛州の第九王子・蕭承煦と手を組むと、西斉の解毒薬が必要な彼に協力しつつ縁談を破談にする作戦を実行し…。
第2回【2022/1/10(月)放送】
お互いに目的を果たした賀蘭茗玉と蕭承煦は帰路につく。一方その頃、賀蘭綰音は西斉の第二王子・司徒成(しとせい)の手に落ちるところを盛州の第三王子・蕭承睿に助けられて一目惚れしてしまう。また、司徒成を人質にして西斉の解毒薬を手に入れるつもりだった蕭承睿は、一足先に蕭承煦が解毒薬を持って帰国し父王の命を救ったと知り…。
第3回【2022/1/11(火)放送】
雍臨と盛州の間で同盟が結ばれ、賀蘭茗玉(がらんめいぎょく)は雍臨を訪れた蕭承煦と互いに心を近づけていく。だが、解毒薬をもってしても回復しなかった盛州(せいしゅう)王が崩御し、蕭承煦は急いで帰国。盛州を頼れなくなった雍臨は破談は無効という西斉(せいせい)王に従うしかなく賀蘭綰音(がらんわんいん)が西斉に向かう輿に乗る。そして、賀蘭茗玉は蕭承煦を追って盛州に行き…。
第4回【2022/1/12(水)放送】
蕭承睿を国王に擁立したい第四王子・蕭承耀(しょうしょうよう)と第五王子・蕭承泰(しょうしょうたい)は、父王が溺愛していた蕭承煦と第十王子・蕭承軒を始末しようと企む。だが、蕭承睿に止められ、二人の実母である沐(もく)王妃を殉死させることで手を打つことに。それに第二王子・蕭承礼(しょうしょうれい)も仕方なく追随する。こうして沐王妃は息子たちの命を守るためにあの世へと旅立ち…。
第5回【2022/1/13(木)放送】
亡き父王が自分に遺した後継者の証というべき竜佩を受け取った蕭承煦(しょうしょうく)は母・沐(もく)王妃の殉葬は陰謀ではないかと考え始める。一方、野心を隠す蕭承睿(しょうしょうえい)はあえて何度も推戴を固辞した末に王位に就く。そんな蕭承睿を怪しむ蕭承軒(しょうしょうけん)は全て彼が仕組んだのだと蕭承煦に訴えるが、蕭承煦は証拠もなしに尊敬する蕭承睿を疑うことはできず…。
第6回【2022/1/14(金)放送】
蕭承煦は行方不明の沐(もく)王妃の侍女・素秋(そしゅう)が何かを知っているのではないかと考えて行方を捜す一方、蕭承軒と一緒に宮中の東明院に移り住み、王妃・賀蘭芸琪の世話を受けることになる。そして、賀蘭茗玉もまた従姉の賀蘭芸琪の元で暮らし始め二人は仲を深めていくことに。だが、蕭承煦の幼なじみ・蘇玉盈(そぎょくえい)が賀蘭茗玉に嫉妬して…。
第7回【2022/1/17(月)放送】
西斉との戦いに出征する蕭承煦は戦功を上げて戻ったら妻に迎えると賀蘭茗玉に約束。彼女はそんな彼の言葉を信じて待つことにする。だが、賀蘭芸琪が懐妊したのを機に新たな側妃を迎えることになった蕭承睿は、以前から気に入っていた賀蘭茗玉を選ぶ。これを賀蘭芸琪から聞かされた賀蘭茗玉は蕭承煦にしか嫁がないと訴えるが…。
第8回【2022/1/18(火)放送】
軍紀を破って戦地から戻った蕭承軒は蕭承睿に蕭承煦の戦死を伝える。しかも、蕭承耀(しょうしょうよう)の裏切りにより蕭承煦の率いる狼嘯営が全滅したと告発する。そこで蕭承睿が凱旋した蕭承耀を問い質すと、蕭承耀は横柄な態度で蕭承睿のためにやったのだと開き直る。その二人のやり取りを盗み聞きしてしまった賀蘭茗玉と侍女の凌蓁児(りょうしんじ)は…。
第9回【2022/1/19(水)放送】
蕭承軒(しょうしょうけん)を死罪の運命から救いたい賀蘭茗玉は賀蘭芸琪に相談。自分が蕭承睿との結婚を決断しさえすれば大赦で蕭承軒を救えるかもしれないと聞き、ついに結婚の覚悟を決める。こうして側室として賀蘭茗玉が蕭承睿に嫁ぐ準備が進むが、彼女は蘇玉盈(そぎょくえい)から富と栄華に目が眩んだと罵られ、蕭承軒からも裏切り者と誤解されてしまい…。
第10回【2022/1/20(木)放送】
賀蘭茗玉(がらんめいぎょく)と蕭承睿(しょうしょうえい)の婚儀の日。宴の途中で蕭承煦(しょうしょうく)が生還したという驚きの知らせを受けた蕭承睿は急いで弟を見舞う。また、賀蘭茗玉も花婿を待つ部屋でその吉報を聞きつけ彼に会いに行こうとするが、賀蘭芸琪(がらんうんき)に制止される。一方、目覚めた蕭承煦は賀蘭茗玉の結婚を知ると、重い傷を抱えながらも大雨の中へと駆け出していき…。