慶余年~麒麟児、現る~ 第11回~第20回 BS11 イレブン 毎週月曜~金曜 後3:29~4:30

第11回「想い人の正体」【2022/3/15(火)放送】
鶏肉の君の行方が分からず焦った范閑(ファン・シエン)は、まず婚約を破談にしようと医者のふりをして林婉児(リン・ワンアル)の屋敷に乗り込む。そこでついに鶏肉の君が林婉児その人だと知り、不思議な巡り合わせに歓喜する范閑。ところが林婉児の兄 林珙(リン・ゴン)から、妹は郭保坤(グオ・バオクン)に想いを寄せていると聞かされ、仰天してしまう。しかも父から破談を言い渡されて…。

第12回「相思相愛」【2022/3/16(水)放送】
すっかり誤解が解け、互いに想いを寄せ合っているのを確認した范閑(ファン・シエン)と林婉児。肺病を患っていることを気にする林婉児だが、范閑には治す自信があった。林婉児のために得意の物語を語って聞かせる范閑。「紅楼」の続きが聞きたいとせがむ林婉児。翌朝、幸せな気分で目覚めた林婉児だったが、母の李雲睿(リー・ユンルイ)から突然破談を告げられる。

第13回「激闘の果て」【2022/3/17(木)放送】
第二皇子に会うために酔仙居(すいせんきょ)に向かっていた范閑と滕梓荊(トン・ズージン)の馬車が襲われる。襲ってきたのは北斉(ほくせい)の猛者として知られる程巨樹(チョン・ジューシュー)。激闘を繰り広げる范閑と滕梓荊だったが…。一方、知らせを受けた第二皇子は自分が疑われるのではと顔色を変えるが、そばにいた司理理(スー・リーリー)が少しも動揺していないのを見て疑惑を向ける。

第14回「敵討ちの功罪」【2022/3/18(金)放送】
人々が見守る中で程巨樹に飛びかかった范閑。そのさなかに滕梓荊の幼い息子がやってくる。何も知らない少年は、程巨樹に親しげに呼びかけるが…。その後、殺人罪で鑑査院に拘束された范閑は、またも慶(けい)帝の命令により釈放される。慶帝も范閑も敵討ちが美談になると想定していた。自由の身となった范閑は黒幕探しに乗り出す。

第15回「密偵の行方」【2022/3/21(月)放送】
やっと見つけた糸口を失った范閑(ファン・シエン)。だが王啓年(ワン・チーニエン)は北斉(ほくせい)の密偵の令牌(れいはい)を手に入れていた。程巨樹(チョン・ジューシュー)も密偵だったのかと疑う范閑。馬車が襲われた位置から、范閑は来訪を知っていた司理理(スー・リーリー)を怪しみ、酔仙居(すいせんきょ)を訪れる。しかし彼女はすでに逃げたあとだった。司理理の後を追う范閑。自分の行動が全て慶(けい)帝に把握されているとは知らずに…。

第16回「思わぬ助っ人」【2022/3/22(火)放送】
司理理(スー・リーリー)に追いついた范閑(ファン・シエン)だが、山賊を装った密偵たちに囲まれてしまう。ほくそ笑む司理理。ところがそこに鑑査院長直属の軍、黒騎(こくき)がやってくる。会ったこともない院長に助けられ、首をひねる范閑。司理理を都に連れて帰る范閑は、帰路で敵味方の双方から彼女を奪われないよう大々的に護送を宣伝しながら戻ることにする。

第17回「黒幕の正体」【2022/3/23(水)放送】
林婉児(リン・ワンアル)の友人、葉霊児(イエ・リンアル)が何かをつかんでいると知った范閑は彼女を問い詰めるが、聞き出せない。一方、范若若(ファン・ルオルオ)は范閑に協力するために皇太子の動きを探っていた。司理理と皇太子がただならぬ関係だと推理する范若若。その夜、司理理のいる地下牢に忍び込んだ范閑は言葉巧みに自白を誘導する。そんな范閑の行動は鑑査院長に見守られていた。

第18回「愛か復讐か」【2022/3/24(木)放送】
范閑をかたくなに嫌う兄 林珙(リン・ゴン)の気持ちが理解できない林婉児。范閑の命を狙ったのが皇太子派の林珙だと知った范若若は、内庫の利権が絡んでいると推測する。滕梓荊(トン・ズージン)の復讐に林珙を殺すと息まく范閑に、林婉児との縁談を諦めることになると諭す范若若。迷いの生じた范閑の前に五竹(ウージュー)が現れる。翌朝、林珙は都を脱出していた。

第19回「皇帝への謁見」【2022/3/25(金)放送】
范閑を呼び出した慶(けい)帝は、刺客を殺害し密偵を捕らえた褒美として、范閑を太常寺協律郎(たいじょうじきょうりつろう)に封じる。その上で林珙(リン・ゴン)の死に言及するが、范閑はあくまでもしらを切り通す。皇宮を辞した范閑は次に林若甫(リン・ルオフー)の元へと向かう。一方、范閑に言い含められた范若若は、皇太子に范閑が宰相の屋敷に向かったことを伝えるが、皇太子は動じない。

第20回「東宮の思惑」【2022/3/28(月)放送】
林若甫は范閑に東宮の動きに気を配れと命じる。林婉児との婚姻で内庫の権利を得ることと、范閑が第二皇子の門下だと思われていることがその理由だった。その頃、皇太子は司理理の証言に疑惑を抱き鑑査院にやってきていた。自ら尋問すると強硬姿勢の皇太子だったが、院長の陳萍萍(チェン・ピンピン)に阻まれる。ようやく鑑査院長と対面した范閑は…。