眞島秀和インタビュー後編「新幹線と美味しいグルメを真似して」

2022/02/04 09:09

出張帰りの新幹線で“居酒屋空間”を楽しむグルメドラマ「#居酒屋新幹線」が、チャンネル銀河でスタート。主演を務める眞島秀和さんを直撃した後編です。

“居酒屋新幹線”には栓抜きが大事。ないとビールが飲めませんから…

――「#居酒屋新幹線」をはじめ、グルメドラマはさらなる進化を遂げているように感じますが、眞島さんは普段、グルメドラマをご覧になりますか?

「某グルメドラマの金字塔も拝見させていただいていますし、ドラマに登場したお店に行くこともありますね」


――ドラマでは、進が自らワクワクするようなテイクアウトグルメを仕入れていますよね?

「進は、新幹線が目的地に到着するまでの時間をちゃんと考えて仕込んでいますよね。僕自身も、新幹線で東京に帰る際、つまみやお酒を仕入れて“プチ居酒屋新幹線”を楽しむことができたので、クラフトビールや地酒など、東北に行かれる方は、ぜひ進を真似して試していただきたいです! メニューを組み立てる面白さがありますし、新幹線という限られた時間なのがさらに良いと思います」

――“居酒屋新幹線”を真似するにあたり、アドバイスはありますか?

「ウェットティッシュにマイ箸、一番大事な栓抜きは持参した方がいいですね。現地でせっかく美味しいお酒を買ったのに、栓抜きがないと飲めませんから。栓抜きがないと分かった瞬間、ものすごくイージーミスをした気持ちになります(苦笑)」


――ちなみに、眞島さんご自身の新幹線での過ごし方やお土産の定番があれば教えてください。

「新幹線で移動する時は、その土地のお酒を探して飲むようにしています。『#居酒屋新幹線』の撮影で影響された部分が大きくて…。『せっかく行くんだったら、少しでも美味しいものを探そうかな』というモチベーションが生まれました。あとは、地元の方に『これが美味しいんだよ』と教えていただいたものは、必ず試すようにしています。お土産で言うと、仙台に行ったら“喜久福”を買いますし、“ずんだシェイク”は新幹線の中でのデザートに、お酒のアテとしては無添加のするめを買うことが多いですね」


――プライベートでも“居酒屋新幹線”を楽しまれているということですが、眞島さんがすすめするお取り寄せグルメなどはありますか?

「何度か旅番組に出演させていただきましたが、ロケ先で出会った農家さん、お醤油屋さんとは今も付き合いが続いていて、商品を購入しています。『こんなに愛情を注いで作っていらっしゃるんだな』というドラマや背景が見えると、思わず注文したくなりますね」

▲蜂蜜酒、サクレレモン(2/12(土)放送第4回「宇都宮・餃子編 」より)
  
  
  
――今回の撮影で感じた東北地方の良さを教えてください。

「太平洋側の盛岡市や八戸市などはこれまであまり行く機会がなかったので、旅番組で旅をするような感覚で楽しむことができました。北に上って行くほど、ゆっくりとした時間が流れているような感じがしますし、やはり魅力は、田園風景の美しさや日本酒の美味しさでしょうか。東京とは違ったのんびりした空気感、人柄がやっぱり好きだなと思いました」


――最後に「#居酒屋新幹線」の見どころをお願いします!

「簡単に言うと、日帰り出張に行ったサラリーマンが新幹線の中で飲み食いして帰ってくるというドラマなのですが、最大の見どころは、各地の美味しいつまみとお酒。何度も言いますが、ぜひ皆さんに真似していただきたい! 放送時間が夕食時なので、さらに食欲が沸いてしまうかもしれませんが…(苦笑)。さらに、今回の舞台は東北新幹線でしたが、もし続編があるとしたら、山形新幹線や九州新幹線、東海道新幹線などもぜひお願いしたいと思っています。皆さん、楽しんでください」

  
  
  
■Profile
眞島秀和(ましま・ひでかず)

1976年11月13日、山形県米沢市出身。’99年の映画「青~chong~」で俳優デビュー。以降、映画やドラマ、舞台やCMなどで幅広く活躍し、ドラマ「サウナーマン~汗か涙かわからない~」(’19年・テレビ朝日系)で連続ドラマ初主演を果たす。待機作に、ドラマ「8Kスペシャルドラマ『海の見える理髪店』」(BS8Kで3月、BSプレミアムで4月以降)、映画「ある男」(’22年公開予定)など。映画「大怪獣のあとしまつ」(公開中)、映画「HOMESTAY(ホームステイ)」(Amazon Prime Videoで2/11~配信)、現在放送中のドラマ「ケイ×ヤクーあぶない相棒」(日本テレビ系)に出演。

「#居酒屋新幹線」放送情報

チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた
2/5(日)スタート 毎週土曜 後7:30~(3回連続)
※第9~12回はテレビ初放送

  
撮影/尾崎篤史 取材・文/蓮池由美子