成化十四年~都に咲く秘密~ 第31回~第40回 チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた 毎週月曜~金曜 後1:00~2:00

第31回「氷売りの秘密」【2021/12/23(木)放送】
隋州と唐泛は、金三を捕らえて改心させる計画を立てたが、2人の動きを察知したかのように、正体不明の黒衣の一味が突如現れ、金三に攻撃を仕掛ける。混乱の中、3人は力を合わせて現場を脱出したものの、金三が追っ手の矢を受けてしまう。金三を助けるため、急遽、裴淮の元を訪れた隋州と唐泛は、金三が実は女だったことを裴淮から知らされる。命拾いした金三は再犯しないことを誓う一方で、金一族の知られざる秘密を明らかにする。

第32回「オイラトの使節団」【2021/12/24(金)放送】
隋州から悪夢の話を聞いた唐泛たちは、隋州の体調を心配し、それぞれ解決策を持ち寄って隋州に勧める。一方、唐泛はドゥルラのためにアラスの行方を捜していた。そんなある日、オイラトの使節団が朝貢(ちょうこう)にやってくる。皇帝付きの宦官・丁満(ていまん)として宮中に潜入していたアラスは、郡主の夫である王憲(おうけん)の開発した兵器・蔽日(へいにち)神機の設計図を奪う計画を立て、使節団と共に動きだす。李子龍の命を受けた青歌も、唐泛たちに接近し始めるのだが…。

第33回「消えた王憲(おうけん)」【2021/12/27(月)放送】
王憲の誘拐事件を重く見た隋州と汪植は、唐泛に協力を求める。現場の状況から、犯人が鉄市に潜む屠殺夫だと推理した唐泛の言葉を受け、隋州は錦衣衛を率いて鉄市を捜索することに。一方、汪植は公私両面から王憲の素性を調べはじめる。王憲の妻である固安(こあん)郡主や王憲の助手・章鞏柱(しょうきょうちゅう)と相次いで面会した汪植は、そこで、武器開発で優れた技能を持つ王憲のもう一つの顔を知らされる。しばらくして、隋州が犯人の根城を特定し、突入を計画するが…。

第34回「悲しき決意」【2021/12/28(火)放送】
丁満が王憲を拉致したオイラトの一味と繋がっていることを知った唐泛たちは、王憲奪還のため、わざと隙を作って彼らが動きだすように仕向ける。唐泛の策にはまった丁満は、捕まる直前、駆けつけた馬車に飛び乗り逃走。隋州が追跡中に手に入れた外套を見た唐泛は、丁満の向かった先を悟り、鉄市へと向かう。そこで、アラスと対面した唐泛は説得を試みるが、アラスは3年前に都で大爆発を起こした爆弾・博浪(はくろう)を見せ、怒りをあらわにする。

第35回「運命の日」【2022/1/3(月)放送】
三年前、科挙の最終試験・殿試(でんし)で頭角を現した唐泛だったが、1位通過者が与えられる称号・状元(じょうげん)に選ばれず意気消沈していた。同じ頃、汪植は皇帝の侍従として御書房で平凡な日々を送り、辺境の守備から都へ戻った隋州は、錦衣衛に配属されるも周囲からは見下されていた。そんなある日、兵部の武庫司で大爆発が発生する。唐泛と隋州は被災民の救出に動き、勅命を受けた汪植も新たな船出を迎えようとしていた。この日を境に、3人の運命は一変していく。

第36回「離れた心」【2022/1/4(火)放送】
すさまじい轟音に目を覚ました皇帝と貴妃。駆けつけた汪植は、間諜の手にあった博浪が爆発したことを告げ、3年前の事件解明のためにも、王憲の周辺を調査するよう進言する。一方、ドゥルラを失ったことで唐泛と隋州の仲には深い溝が生じていた。唐泛は失意の底に沈み、隋州もまた食欲をなくし、心の病は深刻さを増していく。その頃、固安郡主は西廠に捕まった夫・王憲を取り戻そうと動いていた。だが、汪植は王憲の助手・章鞏柱を呼び出し…。

第37回「王憲の生い立ち」【2022/1/5(水)放送】
唐泛は裴淮の助言を元に、王憲の好みそうな物で興味を引きつけ、話を聞き出そうと考える。同じ頃、王憲の助手・章鞏柱が西廠に赴き捜査の協力を申し出ていた。ところが彼との対面を果たした王憲は、再び極度の精神不安に陥ってしまう。そこで唐泛は関係省庁の全ての記録簿を精査すべく、勅命をもらえるよう汪植に頼み込む。一方、隋州と薛凌は爆発現場の遺留品から解明の糸口を見つけ、王憲の執務室に潜入。そこで謎めいた書付を発見するが…。

第38回「幻の章鞏柱(しょうきょうちゅう)」【2022/1/6(木)放送】
唐泛たちは章鞏柱の行方を追っていたが、不思議なことに彼がどこから来てどこへ帰るのか知る者は誰もいなかった。だが、いち早く章鞏柱の正体に気付いた李子龍は固安郡主に接近し、王憲を取り戻すために手を貸そうと持ちかける。一方、仲違いしていた唐泛と隋州はそれでも共に捜査に当たっていたが、不協和音は消えず、隋州の心の病はさらに深刻さを増していく。そんな中、記録簿から手がかりを見つけた唐泛が隋州の元に駆けつけると…。

第39回「郡主の宿怨」【2022/1/7(金)放送】
李子龍は王憲の救出と引き換えに、隠し持っている兵器・博浪を渡すよう固安郡主に迫る。郡主はやむなくその要求をのむことに。しばらくして西廠に自首した郡主は自らの正体を明かし、博浪の保管場所を問い詰める汪植に対して、自白の条件として王憲赦免の勅命をもらうことを要求する。博浪の在りかが判明し、隋州と汪植は二手に分かれて城内の捜索に乗り出す。だがその一方で、護衛が手薄になった西廠は、郡主の援軍によって密かに包囲され…。

第40回「木鳶(もくえん)は空へ」【2022/1/10(月)放送】
回収した博浪が半数しかないことに気付いた唐泛は、隋州が見つけた4つの日付から博浪の隠し場所を推理する。その頃、固安郡主と王憲は、李子龍に脅され博浪の完成に手を貸していた。現場に駆けつけた唐泛たちは、巨大な木鳶を見つけるが…。事件が解決したある日、「土木の変」から30年もの間オイラトに囚われていた将軍・高義(こうぎ)が明に返還されることになる。皇帝は、先帝を守り捕虜となっていた忠義の士として、高義の帰還を祝う宴を提案するが…。