海棠が色付く頃に 第41回~最終回 BS11 イレブン 毎週月曜~金曜 後3:29~4:30

第41回「さらなる挑戦」【2021/11/4(木)放送】
顧海棠(こかいどう)が朗月軒(ろうげつけん)と共同開発した口紅の生産が朗斯年(ろうしねん)に認められ、化粧学校の生徒を雇って試供品作りを始めることに。ところが、一人の生徒の家を訪ねてみると、生徒たちはみな朗里春の工房で働くことになったと聞かされる。一方、朗月軒は試供品の原料を倉庫から出そうとするが、聞いてないと怒り出した朗月明(ろうげつめい)に阻止されて…。

第42回「努力の成果」【2021/11/5(金)放送】
口紅の試供品を朗里春の工房で作れることになり、顧海棠(こかいどう)が監督に。しかし、原料に合成油脂が混ざるトラブルが起こり、彼女は作り直しを指示する。一方、龍徳水(りゅうとくすい)に龍莫嫿(りゅうばくかく)と朗月軒(ろうげつけん)の仲を取り持つように頼まれた朗斯年(ろうしねん)は、朗月軒を連れて龍(りゅう)家を訪ねる。その頃、試供品の初回生産を無事に終えた顧海棠は一家団欒の時を過ごして…。

第43回「卑劣な企み」【2021/11/8(月)放送】
韓瑞斌(かんずいひん)という男の頼みを聞いて顧海棠(こかいどう)は母親と彼の家へ。そこで生きている人に死化粧を施すことになるが、それは芙蓉膏の処方を奪おうとする施済周(しせいしゅう)の企みだった。彼はかつて顧順琪(こじゅんき)から処方が書かれたノートを奪ったが、大事な最後の1ページが破り取られていたのだ。そんな中、新商品の口紅は大口受注で大量生産が決まり…。

第44回「衝撃と混乱」【2021/11/9(火)放送】
顧海棠(こかいどう)は工房に搬入された油脂の色を見て不審に思うが、母親が記者に取り囲まれていると聞いて慌てて帰宅。これ以上、朗家に迷惑はかけられないと朗里春を辞める。その後、具合が悪くなった母親を入院させることになった顧海棠。その費用を肩代わりしてくれた施済周(しせいしゅう)に呼ばれた彼女は、父親を殺したのは朗斯年だと聞かされ…。

第45回「突然の別れ」【2021/11/10(水)放送】
顧海棠(こかいどう)に避けられていると気づいた朗月軒(ろうげつけん)は病院で母親に付き添う顧海棠に会いに行くが、思いがけず別れの言葉を告げられる。その頃、施済周(しせいしゅう)は龍徳水に朗里春を乗っ取る計画を持ちかけ、化粧品の原料の買占めを急いでいた。一方、商品となった口紅を見て合成油脂の混入に気づいた顧海棠は、朗里春の工房まで知らせに行くが…。

第46回「悪意の炎」【2021/11/11(木)放送】
新商品の口紅は全て回収となり大きな損失に。一方、顧海棠(こかいどう)は顧夏合に父親は朗家に殺されたので必ず敵討ちをすると告げると、施杭露の工房で顧家伝来の芙蓉膏の再現に取り組み始める。そんな中、ついに朗月明(ろうげつめい)の不正が朗斯年(ろうしねん)の知るところとなり大騒ぎに。また、顧海棠が施済周(しせいしゅう)を訪ねている間に彼女の家が突然、火事となり…。

第47回「復讐の念」【2021/11/12(金)放送】
龍徳水(りゅうとくすい)の頼みを断れず、朗斯年(ろうしねん)が南部3省の連盟会議に出席するため旅立つと、朗月軒(ろうげつけん)が放火容疑で逮捕される。その後、龍莫嫿の尽力で彼は釈放されるが、朗家の門前に母親の位牌を持った顧海棠が顧夏合と現れ、母親を殺されたと訴え、彼を平手打ちにする。一方、放火の真犯人は施済周(しせいしゅう)に雇われた韓瑞斌だと知ってしまった施迪文は…。

第48回「真の仇敵」【2021/11/15(月)放送】
朗斯年(ろうしねん)の不在の間に資金繰りに困った朗月明(ろうげつめい)は施済周を頼る。一方、龍徳水(りゅうとくすい)は施済周(しせいしゅう)が約束の金をなかなか渡さないことにしびれを切らしていた。その頃、焼け跡を調べていた朗月軒(ろうげつけん)は放火犯が使った油脂が施杭露の商品の成分だと突き止め、それを顧海棠(こかいどう)に伝える。そこで、顧海棠はこれまでの陰謀は全て施済周が黒幕だったと悟り…。

第49回「尽きせぬ欲望」【2021/11/16(火)放送】
龍徳水(りゅうとくすい)を恨む胡(こ)副官と手を組んだ施済周(しせいしゅう)は朗斯年(ろうしねん)と龍徳水を殺して昆楊を掌握しようと動き出す。一方、朗(ろう)夫人は妙蘭(みょうらん)が自分をいかに恨んでいるか思い知り、朗(ろう)家から解放してほしいという彼女の願いを聞き入れる。その後、施済周の元に芙蓉膏を買い占めたいという客が現れ手付金として大金を差し出す。それに目が眩んだ施済周は…。

第50回「真実の行方」【2021/11/17(水)放送】
顧海棠(こかいどう)と朗月軒(ろうげつけん)にはめられたと気づいた施済周(しせいしゅう)は激怒。その頃、顧海棠は朗月明(ろうげつめい)に拉致されるが朗月軒に助けられる。そんな中、追っ手から逃れた朗斯年(ろうしねん)が命からがら帰宅。だが、朗(ろう)家の土地売買契約書を手に入れた施済周から明朝に屋敷を引き渡せと通告される。そこで、朗斯年はついに家族と顧海棠に10年前の真実を打ち明け…。

第51回「最後の一頁」【2021/11/18(木)放送】
海棠園で一夜を明かした顧海棠(こかいどう)は朗月軒(ろうげつけん)が幼い頃からつけていたというペンダントから芙蓉膏の処方が書かれた最後のページを見つけ出す。一方、龍徳水(りゅうとくすい)は朗月軒から施済周(しせいしゅう)と組んだ胡(こ)副官がクーデターを起こすと知らされて兵を出すが、胡副官はあらかじめ龍莫嫿(りゅうばくかく)を人質に取っていた。そんな中、施迪文(てきしぶん)は龍莫嫿を助けようとして…。

最終回「愛の証明」【2021/11/19(金)放送】
銃を手に朗(ろう)家に戻った朗月軒(ろうげつけん)の脳裏には幼い日の記憶がよみがえっていた。彼は胭脂(えんし)を殺害した真犯人は施済周(しせいしゅう)だと告発。クーデターの失敗を知り追い詰められた施済周は朗月明(ろうげつめい)を人質にして逃亡を図る。それを追った朗月軒と顧海棠(こかいどう)は朗月明を助けるため施済周に芙蓉膏の処方を差し出すことに。だが、その時、銃声が響いて…。