海棠が色付く頃に 第11回~第20回 BS11 イレブン 毎週月曜~金曜 後3:29~4:30

第11回「決意の帰宅」【2021/9/21(火)放送】
全部兄のための芝居だった、兄のために戻ってほしいと懇願する朗月軒(ろうげつけん)の言葉を聞いて、顧海棠(こかいどう)は戻ってもいいと答える。だが、それは正式に離縁するためだった。こうして朗家に戻った顧海棠は朗(ろう)夫人から、本当の次男の朗月円(ろうげつえん)を亡くした悲しみを埋めたのが養子の朗月軒だったこと、朗月明(ろうげつめい)の火傷は10年前の火事が原因だと聞かされ…。

第12回「許せない罪」【2021/9/22(水)放送】
10年前、朗月明(ろうげつめい)と朗月軒(ろうげつけん)がいた工房が思いがけず火事となり、爆発から弟を守った朗月明は顔に火傷を負う。それ以来、世間体のために朗月明は隠れて暮らし、朗月軒は自責の念で兄のためなら何でもするようになった。そう聞いても朗月軒のことを許せない顧海棠(こかいどう)は、君の力になりたいと言う朗月軒に3つの無茶な要求をして…。

第13回「癒せない心」【2021/9/23(木)放送】
顧海棠(こかいどう)は朗月明のために誕生日ケーキを作り祝いの席を設けるが、朗月明(ろうげつめい)は姿を現さない。その頃、朗月軒(ろうげつけん)は顧海棠の要求に応えるべく湖に入り、大雨の中で懸命に7節のハスを探していた。そこに駆けつけた顧海棠は彼を止めると「私の望みを分かってない」と言う。その後、顧海棠は朗月明を励まして火傷跡の治療を始めて…。

第14回「花神の儀式」【2021/9/24(金)放送】
毎年開催される花神節の主宰の地位を朗斯年(ろうしねん)から奪った施済周(しせいしゅう)は、朗月明(ろうげつめい)のことを知ってわざと、業界の成人男子は全員祭事に参加するというルールを設ける。それを知った朗斯年と朗(ろう)夫人は頭を抱えるが、顧海棠(こかいどう)は朗月明を励まし正々堂々と出席するように説得する。そして当日、仮面を外すよう施済周から迫られた朗月明は…。

第15回「ライバルの陰謀」【2021/9/27(月)放送】
顧海棠(こかいどう)が見事な化粧を施したにもかかわらず朗月明(ろうげつめい)の素顔が晒されてしまい、客の離れた朗里春は経営難に。そんな中、朗(ろう)家と施(し)家に大口受注のチャンスが舞い込む。その入札のために朗月軒(ろうげつけん)は多くの工房と提携する入札書を作成。だが、父親の施済周(しせいしゅう)から必ず落札するよう脅された施迪文(してきぶん)は、親友の朗月軒から計画書を盗んで…。

第16回「自由への一歩」【2021/9/28(火)放送】
朗(ろう)夫人から朗月明(ろうげつめい)の火傷跡が治せたら離縁状を渡すと約束してもらった顧海棠(こかいどう)は、朗月軒(ろうげつけん)の協力を得て薬を作り始める。そんな中、大口受注をうまく管理できなかった施迪文(してきぶん)が朗(ろう)家に泣きついてきて、結局、改善案を持つ朗月軒が新たに仕事を取り仕切ることになる。一方、龍莫嫿(りゅうばくかく)はある決心をして朗月軒にパーティの招待状を渡し…。

第17回「秘密の花園」【2021/9/29(水)放送】
顧海棠(こかいどう)から私に償いをしたいのなら龍莫嫿(りゅうばくかく)の気持ちを受け入れてと迫られた朗月軒(ろうげつけん)。彼は翌日、皆が集まるパーティで龍莫嫿に愛の告白をされるとOKの返事をする。それを見て辛い気持ちになった顧海棠は陽明山にどんな傷も治すという伝説の花、氷晶麒麟を探しに出かける。すると、山奥に海棠園という名の立派な花園が現れて…。

第18回「涙で開く花」【2021/9/30(木)放送】
再び陽明山に行き崖に咲く氷晶麒麟を摘んだ顧海棠(こかいどう)。その際、彼女は足を滑らして気を失うが、気づくと海棠園の家にいた。実は海棠園の持ち主は朗月軒(ろうげつけん)だったのだ。こうして顧海棠は彼と一緒に氷晶麒麟を鉢に植え花が咲くのを待つことに。一方その頃、朗月円(ろうげつえん)の未亡人・妙蘭(みょうらん)から二人についてあらぬ噂を吹き込まれた龍莫嫿(りゅうばくかく)は…。

第19回「交錯する敵意」【2021/10/1(金)放送】
父・龍徳水(りゅうとくすい)の結婚相手が犬猿の仲の易蓉蓉(えきようよう)と知った龍莫嫿(りゅうばくかく)は心穏やかではいられない。不満を抱えつつ易蓉蓉の要求通り顧海棠(こかいどう)に結婚式でのヘアメイクとドレスを頼む。そんな中、顧海棠を警戒する施済周(しせいしゅう)は易蓉蓉のアレルギー源を顧海棠の化粧品に混ぜるよう藺新巧(りんしんこう)に指示する。また、妙蘭(みょうらん)は朗青青(ろうせいせい)にわざと眠り薬の話をして…。

第20回「狙われた花嫁」【2021/10/4(月)放送】
龍莫嫿(りゅうばくかく)の協力で朗(ろう)家を抜け出し実家に戻った顧海棠(こかいどう)。すると、家の前で泥酔した朗月軒(ろうげつけん)に出くわす。そこで彼から必死に謝罪されたものの、心を打ち砕かれた顧海棠は聞く耳を持たない。一方、姉から驚きの事実を聞いた顧夏合(こかごう)はすぐに一家で昆楊から逃げようと言う。だが、父親捜しを続けるために顧海棠はある覚悟を決めて…。