第21回「苦渋の離縁状」【2021/10/5(火)放送】
朗斯年(ろうしねん)はいつものように龍徳水(りゅうとくすい)に賄賂を渡して事を収めようとするが、今回ばかりは彼も首を縦に振らない。一方、弟の顧夏合(こかごう)から朗青青(ろうせいせい)が頬紅に毒を混ぜたと聞いた顧海棠(こかいどう)は、朗月明(ろうげつめい)に朗(ろう)家を救うため離縁してほしいと話す。そこで朗月明は離縁状を書くが、龍徳水に会いに行くと、真犯人は自分だと訴え顧海棠の釈放を要求し…。
第22回「勇気ある決断」【2021/10/6(水)放送】
顧夏合(こかいどう)と朗青青(ろうせいせい)は易蓉蓉(えきようよう)の主治医を尾行し、彼が足しげく通う妓女が施済周(しせいしゅう)に易蓉蓉の情報を提供したことを突き止める。そこで朗月軒(ろうげつけん)がこの情報を新聞社にリークすると、施済周は真実を隠蔽するため身代わりを出頭させて事件を終わらせたのだった。その後、朗里春の名誉を回復するため朗月明(ろうげつめい)が公開治療に臨むことを決断して…。
第23回「哀れな恋人たち」【2021/10/7(木)放送】
龍徳水(りゅうとくすい)の部下である胡(こ)副官は易蓉蓉(えきようよう)との密通がばれると、追い詰められて龍莫嫿(りゅうばくかく)を誘拐。それを阻止しようとした顧海棠(こかいどう)と朗月軒(ろうげつけん)も一緒に拉致されてしまう。だが、朗月軒の勇気ある行動で3人は事なきを得たのだった。そして、平和が戻った朗(ろう)家では朗月明(ろうげつめい)が祛疤膏による治療に専念。治療結果を公開する記者会見の日を迎えると…。
第24回「それぞれの再出発」【2021/10/8(金)放送】
約束通り離縁状を受け取り実家に戻った顧海棠(こかいどう)。彼女は朗里春の工房も辞めるつもりだったが、朗月軒(ろうげつけん)の説得で続けることにする。一方、顧海棠とやり直すため正々堂々と朗月軒と勝負することにした朗月明(ろうげつめい)は龍莫嫿(りゅうばくかく)に助言を求める。そして、桃花祭りで顧海棠に告白しようと決心、彼女に朗里春の山車に乗る桃花の精の役を頼むが…。
第25回「父の消息」【2021/10/11(月)放送】
施迪文(してきぶん)は父・施済周(しせいしゅう)に命じられて龍莫嫿(りゅうばくかく)に施杭露の山車に乗る桃花の精の役を頼もうと龍徳水(りゅうとくすい)を訪ねるが、彼女は一足先に朗里春の桃花の精を務めることを決めていた。だが、当日、高い所が怖い龍莫嫿は山車に登れず、急遽、顧海棠(こかいどう)が代役となる。その後、皆は仕来り通り廟へお参りへ。そこで父親の位牌を見つけた顧海棠は…。
第26回「独断と偏見」【2021/10/12(火)放送】
龍徳水(りゅうとくすい)の側室の一人、紅袖(こうしゅう)が妊娠。亡き妻の遺言で子供は作らないと決めていた龍徳水もお腹の子供が男の子だと聞くと心が動く。だが、龍莫嫿(りゅうばくかく)は産ませることに断固反対する。一方、朗里春の工房で働き始めた朗月明(ろうげつめい)は経費削減のため商品の容器を安い物に変えるよう独断で決めてしまう。その結果、店頭に不良品が並んでしまい…。
第27回「朗里春のモデル」【2021/10/13(水)放送】
朗月明(ろうげつめい)の失敗に激怒した朗斯年(ろうしねん)は今後、何事も朗月軒(ろうげつけん)に確認するようにと朗月明に釘を刺す。そんな中、顧海棠(こかいどう)に慰められた朗月明は西洋風の宣伝ポスターを作る案を思いつき、朗月軒も賛同。さっそく顧海棠をモデルに撮影しようとするが、慣れない顧海棠ではうまく行かない。すると、着飾った龍莫嫿(りゅうばくかく)が撮影現場に颯爽と現れて…。
第28回「盗まれた伝統」【2021/10/14(木)放送】
国際化粧品展示会が開催されるが、鴻雁紅の改良が間に合わず鵝蛋粉を出品した朗里春は海外からの商人に見向きもされない。そんな中、賑わいを見せる施杭露が鴻雁紅にそっくりな商品を出品しているとわかり、朗里春は騒然となる。そして、ホテルで施済周(しせいしゅう)と会っていたことを理由に朗月軒(ろうげつけん)が鴻雁紅の製造法を売った犯人と疑われて…。
第29回「裏切り者の正体」【2021/10/15(金)放送】
朗月明(ろうげつめい)が頑なに朗月軒(ろうげつけん)を犯人と思いこんでいた頃、朗斯年(ろうしねん)は施済周(しせいしゅう)が朗月軒に10年前の秘密を暴露するのではないかと恐れていた。一方、朗月軒の無実を信じる顧海棠(こかいどう)は尚(しょう)監督に疑いの目を向けるが、藺新巧(りんしんこう)に怪しい点があることがわかる。そこで藺新巧が真犯人かどうか確かめるために尚監督と朗斯年に協力してもらうことに…。
第30回「自業自得の悲劇」【2021/10/18(月)放送】
寝こんだ朗月軒(ろうげつけん)は妙蘭(みょうらん)を顧海棠(こかいどう)と間違えて手を握り、妙蘭は思わず握り返すが、それを朗(ろう)夫人に目撃されてしまう。その頃、施済周(しせいしゅう)は龍徳水(りゅうとくすい)の怒りを買って逮捕される。施杭露の鴻雁紅に含まれる麝香が原因で紅袖(こうしゅう)が流産したのだ。これに静観の構えを見せていた朗斯年(ろうしねん)だったが、施済周から手紙が届くとやむを得ず彼の救済に動き…。