海棠が色付く頃に 第1回~第10回 BS11 イレブン 毎週月曜~金曜 後3:29~4:30

第1回「成人礼披露会」【2021/9/7(火)放送】
10年前に失踪した父を捜すため母、弟と昆楊に引っ越してきた顧海棠(こかいどう)。彼女はひょんなことから街一番の化粧品店・朗里春を経営する朗家(ろう)の次男・朗月軒(ろうげつけん)とケンカになり、昆楊の令嬢たちが成人を祝う披露会に呼びつけられる。そこで顧海棠がなりゆきから昆楊の軍の長官・龍徳水(りゅうとくすい)の娘・龍莫嫿(りゅうばくかく)のヘアメイクを引き受けると…。

第2回「天敵との再会」【2021/9/8(水)放送】
披露会で刺客に命を狙われた朗(ろう)家の主人・朗斯年(ろうしねん)は、商売敵の施済周(しせいしゅう)が黒幕だと見抜く。そんな中、龍莫嫿(りゅうばくかく)からデートに誘われた朗月軒(ろうげつけん)は披露会で彼女を美しく変身させた化粧師を連れてくるならと条件をつけ、現れたのが顧海棠(こかいどう)だったことに驚く。一方、顧海棠は高慢な朗月軒の態度に腹を立て、再び彼とケンカしてしまうが…。

第3回「朗里春の工房」【2021/9/9(木)放送】
弟・顧夏合(こかごう)のために学費を稼ぎたい顧海棠(こかいどう)は、朗里春の工房で働くことに。折しも朗月軒(ろうげつけん)は35年ぶりに皇室御用達の品、鴻雁紅を復活させようと意気込んでいた。一方、龍莫嫿(りゅうばくかく)と犬猿の仲の易蓉蓉(えきようよう)が顧海棠の腕を見込んで専属化粧師になってもらいたいと言い出す。それを断ると、怒った彼女は顧海棠に手ひどい仕返しをして…。

第4回「優しい素顔」【2021/9/10(金)放送】
易蓉蓉(えきようよう)の嫌がらせで顧夏合(こかごう)が学校に入学できず落胆する顧海棠(こかいどう)は、仕事中もうわの空でとんでもない失敗をしてしまう。そんな彼女を厳しく注意したものの事情を知った朗月軒(ろうげつけん)は彼女のために一肌脱ぐことに。一方、朗(ろう)家の全執事は朗夫人の髪を梳く係として工房から陸凡真(りくはんしん)を抜擢。彼女の付き添いで顧海棠も朗家に行くことになり…。

第5回「お屋敷の秘密」【2021/9/13(月)放送】
朗(ろう)夫人に気に入られ髪を梳く係となった顧海棠(こかいどう)は朗家に留まる。そんな中、彼女は朗(ろう)家に“化粧鬼”と呼ばれる化け物が出ること、西側に建つ“恵徳”という建物に謎の住人がいるという噂を聞きつける。実はある記憶から朗家が父の失踪に関係しているのではないかと疑っていた顧海棠。彼女は“恵徳”に誰がいるのか気になって…。

第6回「化粧鬼の正体」【2021/9/14(火)放送】
“恵徳”に足を踏み入れた顧海棠(こかいどう)は鬼ではなく人間が住んでいると知るが、顔を確かめることができないまま追い出される。実は、そこに人目を避けて住んでいたのは仮面で顔を隠した朗(ろう)家の長男・朗月明(ろうげつめい)だった。一方、朗月軒(ろうげつけん)は兄が顧海棠に恋をしたと知り彼女に会わせようとするが、朗月明はこの顔では会えないと嫌がって…。

第7回「花畑のデート」【2021/9/15(水)放送】
顧海棠(こかいどう)は親友の龍莫嫿(りゅうばくかく)に悪いと思いつつも困っていると必ず助けてくれる朗月軒(ろうげつけん)のことが自分も気になってしまう。そんなある朝、機嫌の悪い朗(ろう)夫人にひどく罵られた顧海棠。すると、それを見た朗月軒が花畑までドライブに連れ出してくれる。そして、一緒に夜空の星を見て過ごした翌日、顧海棠の家に朗月軒から結納品が届き…。

第8回「不自然な縁談」【2021/9/16(木)放送】
あまりに急な結婚話に戸惑う顧海棠(こかいどう)は不安を隠せない。また、最初は怒っていた龍莫嫿(りゅうばくかく)も顧海棠の気持ちを知ると、自分が彼女とすり替わって花嫁になると言い出す。結局、顧海棠は初めて自分から朗月軒(ろうげつけん)をデートに誘うと、結婚を承諾する決意を伝えたのだった。そして結婚式当日。顧海棠の家にこっそり龍莫嫿がやってきて…。

第9回「騙された花嫁」【2021/9/17(金)放送】
自分が婚礼を挙げた相手が朗月軒(ろうげつけん)ではなく兄の朗月明(ろうげつめい)だったことに衝撃を受けた顧海棠(こかいどう)。火傷跡のある彼の顔を見て卒倒した彼女は目覚めると、朗(ろう)夫人に家に帰してほしいと訴えるが、取りつく島もなく部屋に閉じ込められる。一方、顧海棠が自分を裏切って花嫁の輿に乗ったと腹を立てた龍莫嫿は、父親とともに朗家を訪問するが…。

第10回「虚しい謝罪」【2021/9/20(月)放送】
龍莫嫿(りゅうばくかく)の協力で朗(ろう)家を抜け出し実家に戻った顧海棠(こかいどう)。すると、家の前で泥酔した朗月軒(ろうげつけん)に出くわす。そこで彼から必死に謝罪されたものの、心を打ち砕かれた顧海棠は聞く耳を持たない。一方、姉から驚きの事実を聞いた顧夏合(こかごう)はすぐに一家で昆楊から逃げようと言う。だが、父親捜しを続けるために顧海棠はある覚悟を決めて…。