玉楼春~君に詠むロマンス~ 第1回~第10回 女性チャンネル ♪ LaLa TV 毎週月曜~金曜 後9:00~10:00

第1回「運命の琵琶」【2022/6/22(水)放送】(※スカパー!第1回無料放送)
1枚の似顔絵を手にして現れた女の前で、ある人形劇が始まろうとしていた。男が語り始める。「私の名前は孫玉楼(そんぎょくろう)」…。物語の始まりは玉楼18歳の時。孫家は、父・孫遜(そんそん)が内閣の首輔、長姉・有貞(ゆうてい)が皇帝に寵愛される貴妃という名家で、玉楼はその四男坊。父の誕生祝いの宴に琵琶の名手が招かれ、その演奏に玉楼は心を奪われる。

第2回「男装の麗人」【2022/6/23(木)放送】
幼い頃に舞踊の師匠に弟子入りした林少春(りんしょうしゅん)は、父・遠道(えんどう)の無実を証明するため、男として都で試験を受けることを志す。孫家では玉楼の結婚相手として、評判のいい李(り)家の娘に白羽の矢が立つ。孫家の三夫人・許鳳翹(きょほうぎょう)は偶然を装って娘に近づき、あることを企む。詩社を訪れた玉楼は見覚えのある公子に声をかけ、その姉妹について尋ねるが…。

第3回「薬の効能」【2022/6/24(金)放送】
少春のために貴重な薬をやっとの思いで入手した玉楼。少春の元へ駆けつけると、その顔に傷は一つも見当たらない。全てを察した玉楼は、迷惑ならもう二度と現れないと言い残し、薬を置いて立ち去る。自分を本気で心配しケガまでした玉楼へ、今度は逆に薬を届けようとする少春。格式のある孫家に入り込むため、一計を案じる。

第4回「腕くらべ」【2022/6/27(月)放送】
玉楼に付き添う歓郎(かんろう)は、玉楼が少春の心をつかむための策を授ける。しかし姿を消した玉楼を懸命に捜す少春が、突然倒れて…。好きになってはいけないのかと尋ねる玉楼に、少春は自分にはやるべきことがあると告げる。一方、自分の従妹・姚滴珠(ようてきしゅ)を玉楼の妻として孫家に迎えたい鳳翹は、玉楼の意中の人物が役者だと知り難色を示す。

第5回「恋か敵討ちか」【2022/6/28(火)放送】
少春が孫家を訪れると、この家は誰もが嫁げるような家ではないと鳳翹に釘をさされる。百劇館で今日の芝居を褒める玉楼に、少春は演目の李益と霍小玉の物語をひきあいに、自分に構わず家柄の釣り合う人を探すようにと勧める。帰宅すると、少春の身代わりとなり今は所在が分からない実の娘・小雅(しょうが)を捜しに行くと、ばあやが言う。

第6回「裁きの行方」【2022/6/29(水)放送】
孫家では長男・世傑(せいけつ)と玉楼の2人とも科挙に合格。玉楼はこの機会に結婚を認めてもらおうとするが、母は将来出世してからと取り合わない。科挙の上位合格者・賈逢源(かほうげん)が孫遜の門下となり、朝廷で抜擢される。科挙を受けられなかった少春は、ばあやに玉楼を頼るよう言われるが自分の運命に巻き込みたくないという思いを師匠に吐露する。

第7回「月下の舟」【2022/6/30(木)放送】
兄弟同然の歓郎に玉楼が下した判決を知り、ばあやは玉楼が正義を重んじる人だと少春に告げる。しかし、父・遠道が罪に問われた事件の再捜査を願い出た陸明(りくめい)が、逆に潔白を訴えながらも主犯として捕らえられるのを見て、少春は玉楼も危険な目に遭うのではと危惧する。父の無実を皇帝に直訴するために少春が考えた方法とは…。

第8回「秀女選び」【2022/7/1(金)放送】
玉楼が目を覚ますと少春の姿はなく、代わりに別れの手紙が残されているのみで、行方が分からない。父の汚名をそそぐという目的のため、もう恋愛はしないと心に決めた少春は、後宮で皇帝に仕える者を決める秀女選びの駕籠に乗って皇宮へ向かう。遠眼鏡で偶然その姿を目撃した滴珠から話を聞いても玉楼には信じられない。

第9回「不正のからくり」【2022/7/4(月)放送】
有貞に呼ばれた少春が戻ってくると、貴妃の後ろ盾があると思った周囲は急に少春をちやほやする。一方、玉楼は林遠道事件の再捜査に着手。輸送の道中、何の異変もない中で軍糧と資金に不足が生じた謎を解くため、玉楼は街に出て手がかりを探す。不正の手口を見抜いた玉楼が横領事件の真相を突き止め、無事一件落着かと思われたが…。

第10回「試される愛」【2022/7/5(火)放送】
林遠道事件を解決し林家の娘を娶れば、公私混同の誹りは免れないと孫遜は息子の結婚に反対。落ち込む玉楼の元を訪れた滴珠は、少春の行動は全て遠道の濡れ衣を晴らすためで、彼女が玉楼を本当に愛しているか確かめるべきだと言う。少春を信じる玉楼は試すことなどできないと言い切るが、少春の本心を知りたい滴珠はある計画を練る。