瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~ 第51回~第60回 BS11 イレブン 毎週月曜~金曜 後3:29~4:30

第51回「乱心の裏で」【2022/7/29(金)放送】
皇后の命乞いに免じて乾隆帝は那爾布を流刑に減刑したが、減刑の勅命が獄中に届いた時、那爾布はすでに息絶えていた。皇后は父の死は皇太后の仕業だと訴えて乾隆帝を激しく非難したかと思えば、承乾(しょうけん)宮から姿を消し、捜しに来た弘昼(こうちゅう)の前で気が狂った様を演じてみせる。

第52回「剥がれ落ちた仮面」【2022/7/30(土)放送】
第五皇子・永琪が薬性中毒により意識不明に陥ったことを、愉妃は瓔珞の仕業だと激しく非難した。葉天士(ようてんし)が駆けつけて瓔珞の無実を証明すると、追及を受けた劉(りゅう)侍医が愉妃の指示だったと自白。さらに愉妃により真の首謀者が純貴妃であったことが明かされる。やがて富察皇后の息子である第七皇子の死も、純貴妃の謀略であったという衝撃の事実が明るみに。

第53回「思惑うごめく親蚕(しんさん)礼」【2022/8/2(火)放送】
愉妃は純貴妃を失墜させるため、我が身を犠牲にした。それに気づいた瓔珞は愉妃の息子・永琪を守っていくと誓う。そんな中、瓔珞は純貴妃を殺した犯人だと疑われていた。その隙を狙い、瓔珞への憎しみを深める舒嬪(じょひん)は乾隆帝の気を引こうとする。一方、皇后は親蚕(しんさん)礼を執り行うため、皇太后に許可を求める。だが那爾布の件で皇后に不満を抱く皇太后は、親蚕礼を中止するよう命じる。

第54回「悪妻の最期」【2022/8/3(水)放送】
明玉たちは道に倒れていた琥珀を救い、延禧宮で介抱していた。しかし瓔珞は琥珀を辛者庫(しんじゃこ)へ追い返すよう命じる。琥珀は秘密を教える代わりに、辛者庫へは戻さないでほしいと懇願した。その秘密とは、富察皇后の自害に関する重大な事実だった。真相を知った瓔珞は、原因を作った乾隆帝に対して憤り、強い恨みを持つ。

第55回「予期せぬ内通者」【2022/8/4(木)放送】
ある太監が虫食いの薬材を皇宮から持ち出そうとしていたところ、乾隆帝が通りかかる。調べてみると袋の中には、あろうことか高価な冬虫夏草(とうちゅうかそう)が混ざっていた。これをきっかけに御薬(ごやく)房に捜査の手が入ると、瓔珞に避妊薬が処方されていたことが発覚。瓔珞は避妊薬の服用をあっさり認め、入内(じゅだい)したのは富察皇后の敵討ちをするためで、復讐を遂げたから乾隆帝は用済みだと言い放つ。乾隆帝は「今後、薬は必要なくなる」と言って、延禧宮を後にし…。

第56回「乳母の文」【2022/8/5(金)放送】
瓔珞から裏切りを暴かれた袁春望(えんしゅんぼう)は、これはお前への復讐だと告げ、皇后への忠誠を誓う。そして延禧宮が冷遇されて2カ月、皇后に次ぐ寵妃となった舒嬪はすれ違った明玉の顔に傷をつける。瓔珞は寵愛を失っても虐げられないよう、皇太后の歓心を買い舒嬪に対抗するが、実は皇太后も紫禁城(しきんじょう)が皇后の天下にならぬよう均衡を図りたい狙いがあった。

第57回「新たな友情」【2022/8/6(土)放送】
銭(せん)氏が自分の生母なのかと皇太后を問い詰めた乾隆(けんりゅう)帝は、皇太后の答えに納得がいかず、真実を知るために銭氏の実兄である銭正源(せんせいげん)を皇宮に召す。だが皇太后と乾隆帝の絆を断ち切りたい皇后は、皇宮に向かう銭正源を事故に見せかけて殺害。そんな中、皇太后の看病に奔走する瓔珞(えいらく)のもとに慶貴人(けいきじん)が訪れる。

第58回「長すぎた骨休め」【2022/8/9(火)放送】
瓔珞が皇太后とともに円明(えんめい)園で暮らし始めてから、瞬く間に3年の歳月が過ぎる。皇太后は瓔珞の将来を考え、早く皇宮に戻るべきだと諭すが、彼女は耳を貸さない。そんなある日、戦地から戻った傅恒(ふこう)が瓔珞を訪ねて円明園へやって来る。傅恒は沈璧(ちんへき)という女子が入内し、乾隆帝を虜にしていると話すと、このままでは瓔珞への寵愛が失われかねないと警告する。

第59回「妖魔か転生の公主か」【2022/8/10(水)放送】
延禧(えんき)宮に戻った瓔珞を乾隆帝が訪ねてきた。冷遇されて体面が保てないという瓔珞の訴えを聞き入れて一晩は延禧宮にとどまったものの、瓔珞が目覚めた時に乾隆帝の姿はなく、順嬪(じゅんひん)・沈璧が待つ麗景(れいけい)軒に向かった後だった。皇后と妃嬪らは瓔珞を取り込んで団結し、寵愛を一身に集める順嬪を潰そうとするが、瓔珞はなれなれしく接する順嬪の真意をはかりかねていた。

第60回「二人を救った嘘」【2022/8/11(木)放送】
順嬪潰しに失敗した皇后は万寿寺の住職を使い、順嬪を和安公主の生まれ変わりと思い込んだ皇太后に警告を与える。皇太后はさっそく瓔珞と順嬪を呼び出して事実を追及するが、順嬪は乾隆帝が密かに教え込んだとおりに和安公主を演じて皇太后を上手くだまし、瓔珞ともども処罰を逃れる。一方、瓔珞は年季明けを控えた明玉と海蘭察(ハイランチャ)の縁談を進めるが、ある日、明玉を激痛が襲う。