瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~ 第11回~第20回 BS11 イレブン 毎週月曜~金曜 後3:29~4:30

第11回「だまし合い」【2022/6/3(金)放送】
御花園を散策していた皇后と愉貴人は、愛犬を連れた高貴妃一行と鉢合わせした。しかし、犬が苦手な愉貴人は恐怖のあまり倒れてしまう。愉貴人を見舞うために皇后が届けた真珠粉は、ある策略のもと、毒薬にすり替えられていた。瓔珞はそれを見破るが、犯人を油断させるため、愉貴人にはだまされたふりを続けるよう勧める。

第12回「復讐の果実」【2022/6/4(土)放送】
瓔珞は何者かの陰謀で茘枝の木が枯れたと知り、早急に策を講じる。まずは永和宮を訪ね、閉じこもる愉貴人に高貴妃らとの対峙と茶会出席を諫言する。そして皇后が茘枝の実を摘もうと待ちかねる茶会に木を運び込んだ。木を覆った布を取ると、中から高貴妃の愛犬・雪球(せつきゅう)が飛び出して大騒ぎに。

第13回「親と法」【2022/6/7(火)放送】
瓔珞は殺すよう命じられた雪球を密かにかくまっており、それを知った傅恒は彼女を信用する。一方、獄中の弟のことで心を痛める嫻妃は、さらに衝撃の事実を知る。父親の那爾布(ナルブ)が息子を助けるため怡(い)親王に銀子を渡し、投獄されたというのだ。だが清廉潔白を求める嫻妃は、乾隆帝に父親の命乞いをすることを拒む。

第14回「盗まれた書」【2022/6/8(水)放送】
皇后から書道を習うことになった瓔珞は、練習で使った紙に番号を振って保管していた。だがある日、その紙が1枚だけ消えていることに気づく。そんな折、慶錫から姉の死の真相が分かったから夜更けに御花園で会おうと誘われる。瓔珞は約束どおり御花園に行くが、連れて来ていた太監たちに命じて、やって来た慶錫を袋だたきにする。そこへ怡親王が現れ、侍衛を誘惑した罪で瓔珞を慎刑司(しんけいし)へ連行しようとする。しかし、付近にいた傅恒が割って入り…。

第15回「胸に刺した匕首(ひしゅ)」【2022/6/9(木)放送】
傅恒(ふこう)が姉を殺したと疑う瓔珞(えいらく)は、傅恒の胸を刺しケガを負わせる。しかし傅恒は教練中の事故と偽り、刺された事実を公にしなかった。瓔珞は誠意を示す傅恒の無実を信じたい気持ちになり始めていた。乾隆(けんりゅう)帝の命で嫻妃(かんひ)に養育が任された第四皇子が風邪をひいた。誠心誠意世話をする嫻妃だが、皇子の容体が急変し騒ぎとなる。病状の悪化は嫻妃の世話が行き届かないせいだとして嘉貴人(かきじん)は乾隆帝に泣きつき、息子を取り戻そうとするが…。

第16回「堕ちた妃(きさき)」【2022/6/10(金)放送】
息子を取り戻す企みが露呈し、北三所(ほくさんしょ)へ送られた金答応(きんとうおう)。そこを訪れた嫻妃は、高貴妃(こうきひ)が怡(い)親王に父の賄賂を密告させたと知る。そして金答応を殺害し、自分を追い詰めた者への復讐を誓う。一方、皇后は毎晩ひどい寒気に襲われていた。すると連日、純妃(じゅんひ)を長春宮へ呼んで部屋にこもるようになる。

第17回「母子の受難」【2022/6/11(土)放送】
出産を半月後に控えた愉貴人(ゆきじん)を、皇后は長春宮に呼び寄せて世話をすることにした。さらに暢春(ちょうしゅん)園に出かける間の留守を瓔珞に一任するが、瓔珞を無視して采配を振るったのは明玉(めいぎょく)だった。間もなく愉貴人は産気づき、苦しみの果てに無事出産するが、産婆は取り上げた赤子を見て言葉を失う。

第18回「涙の舞」【2022/6/14(火)放送】
乾隆帝は名医と称される葉天士(ようてんし)を召して、第五皇子を診察させる。その結果、第五皇子は金瞳(きんどう)ではないことが判明。この機会を利用し、純妃は高貴妃に皇子殺しを画策した罪を着せる。激怒した乾隆帝は、高貴妃に禁足処分を科した。高貴妃の父である高斌(こうひん)は、乾隆帝から大規模な治水工事を任される。だが高貴妃にとって高斌は、母を死に至らしめた憎むべき相手だった。

第19回「決死の大芝居」【2022/6/15(水)放送】
乾隆帝は皇后との約束を破り、儲秀(ちょしゅう)宮で夜を過ごした。それを知って悲しむ皇后に同情した瓔珞は、乾隆帝への怒りを傅恒にぶつけるが、逆に優しくたしなめられる。一方で玉佩(ぎょくはい)の持ち主を捜す瓔珞は、李玉から玉佩の紋についての重要な手がかりを得る。

第20回「誕生日の贈り物」【2022/6/16(木)放送】
乾隆帝の誕生日に2種類の絵を用意した皇后は、どちらを贈るべきか、純妃に意見を聞く。決めあぐねた純妃が瓔珞に尋ねるが、明玉が口を挟み、皇后に叱られる。明玉は機嫌を損ね、皇后に会いに来た舒貴人(じょきじん)と慶常在(けいじょうざい)を追い返してしまう。憤慨した舒貴人は高貴妃に取り入り、瓔珞の排除を任されることに。乾隆帝は誕生日に、舒貴人から貴重な仏舎利(ぶっしゃり)が入った仏塔を贈られ大層喜ぶ。だが皇后の侍女が少し目を離した隙に、仏舎利が消え…。