第21回「消えた“仏の蓮”」【2022/6/17(金)放送】
乾隆瓔珞らが管理を任された仏塔から“仏の蓮”が盗まれた。犯人は舒貴人だ。祝宴が終わるまでに取り戻さなければ、瓔珞らはもちろん長春宮が責任を問われる。策を講じて“仏の蓮”を取り戻した瓔珞らは報復を企て、舒貴人から貴重な夜伽(よとぎ)の機会を奪う。舒貴人に待ちぼうけを食わせ、乾隆帝を長春宮にとどまらせたのは、洛神(らくしん)の衣装を着けて舞う皇后の姿だった。
第22回「証拠の帯」【2022/6/18(土)放送】
古の美女に扮した女官が転落死した事件は、皇后を陥れるために高貴妃と舒貴人が仕組んだ罠だった。瓔珞の機転により皇太后は高貴妃を罰するが、皇后の気分は晴れない。舒貴人は再び高貴妃に近づき、瓔珞を味方に引き入れるよう勧める。儲秀宮に呼び出された瓔珞は、姉を襲った犯人が傅恒であると告げられた。最初は信じなかった瓔珞だが、証拠の品として彼の帯を見せられ動揺する。
第23回「証拠の帯」【2022/6/21(火)放送】
真犯人は侍衛を装った皇族と推測した瓔珞は、乾隆帝が皇族を招き内輪の茶会を催すことを知る。そこでは変わり者で有名な皇帝の弟・弘昼(こうちゅう)が、悪い冗談で一同を茶化すなどして大ひんしゅくを買っていた。茶会の後、帰途につく面々を激しい雷雨が襲う。稲妻が光った瞬間、乱れ髪の女の幽霊が壁に現れ、一同は肝を冷やす。
第24回「義妹の鉄槌」【2022/6/22(水)放送】
犯した“阿満”を親王府の墓に入れることで、幕引きを図ろうとした弘昼。傅恒より復讐に固執しないよう忠告された瓔珞だったが、弘昼を許す気など毛頭なかった。瓔珞は郭太妃(かくたいひ)への供物を届けるふりをしてわざと弘昼に尾行させ、密かに姉の供養を行う。その現場を目撃した弘昼は、姉の代わりに自分に奉仕するよう脅しにかかる。しかし、瓔珞は弘昼に薬をかがせて反撃。
第25回「真の下手人」【2022/6/23(木)放送】
“阿満”を凌辱した弘昼は、瓔珞の罠に落ち、乾隆帝に捕らえられた。我が子を助けたい一心の裕太妃(ゆうたいひ)は、皇太后に救いを求めるが、冷たくあしらわれる。そこで瓔珞のもとを訪れ、弘昼の過ちをわび、和解を求めて頭を下げるが、瓔珞は受け入れなかった。瓔珞への怒りに震える裕太妃は、瓔珞を呼びつけると恐ろしい形相で脅迫し、姉を殺した真犯人の名を明かす。慈悲深いと知られる裕太妃は、実は鬼のような心を持つ恐ろしい人物だった。
第26回「身分違いの恋」【2022/6/24(金)放送】
傅恒は皇后に瓔珞を娶りたいと打ち明ける。瓔珞の気の強さを知っている皇后は難色を示すが、傅恒はすべて承知のうえだと譲らず、両親を説得してくれるよう皇后に頼む。そんな折、皇后が懐妊したことが分かり、乾隆帝は大喜びする。だが寵臣である傅恒が瓔珞を娶るつもりだと知った乾隆帝は、大きな衝撃を受ける。
第27回「因果の稲妻」【2022/6/25(土)放送】
太監の徳勝(とくしょう)から雷が起きるという予報を耳にした瓔珞。私怨を晴らすために裕太妃が住む寿康(じゅこう)宮へ乗り込み、大勢が見守る中、裕太妃と弘昼の罪を大声で暴露する。何事かと現れた裕太妃は無実を主張し、嘘なら天罰を受けると言い放つ。だが途端に雷に打たれ、息絶えてしまう。
第28回「辛者庫(しんじゃこ)の夜」【2022/6/28(火)放送】
皇后は瓔珞を辛者庫に送ったうえで乾隆帝に許しを請うたが、乾隆帝はこれを放置し、瓔珞は苦役を課せられる身となった。長春宮から切れ者の瓔珞がいなくなったと聞いた高貴妃と舒貴人は、何事かを企み始めている。自分を救い出すため辛者庫にやってきた傅恒に瓔珞は「もう自分には関わるな」と冷たい言葉を放つ。
第29回「奇妙な友情」【2022/6/29(水)放送】
瓔珞(えいらく)は辛者庫(しんじゃこ)でも不屈の精神を発揮して、精力的に仕事に励む。どうしても瓔珞を屈服させたい乾隆(けんりゅう)帝は、彼女の仕事を増やすよう命じる。ある日瓔珞は、張(ちょう)管事に襲われかけた太監の袁春望(えんしゅんぼう)を助ける。これをきっかけに仲良くなった2人は、力を合わせて紫禁城で生き抜くことを約束する。後宮では皇太后が主催する宴が開かれる。身重の皇后は体調不良を押して宴に参加する。だが皇后が皇子を産むことを恐れる高貴妃(こうきひ)は、何事かを画策していた。
第30回「蝙蝠(こうもり)に襲われた宴」【2022/6/30(木)放送】
女官がこぼした血豆腐の臭いに誘われ、おびただしい数の蝙蝠が重陽節の宴を襲った。一瞬にして大混乱に陥る中、高貴妃は騒動に紛れて皇后を高所から突き落とすと、疑われないように自らもわざと負傷する。皇后は一命をとりとめたものの、意識不明の状態が続く。皇后を見舞うため長春(ちょうしゅん)宮を訪れた瓔珞は、突然、意を翻し、皇后への恨みを大声でぶちまけた。辛者庫に戻った瓔珞は仕事で儲秀(ちょしゅう)宮へ出向くが、そこで高貴妃から屈辱的な暴行を受ける。