相棒season21 第1回~第10回  テレビ朝日系 毎週水曜 後9:00~9:54

第1回「ペルソナ・ノン・グラータ~殺人招待状」【2022/10/12(水)放送】
警視庁特命係の右京(水谷豊)は、南アジアの国「サルウィン」の腐敗政府を倒した活動家・アイシャ(サヘル・ローズ)の来日パーティーで、同国に渡っていた元相棒の薫(寺脇康文)と再会。その薫に「アイシャを殺さなければ旅客機を墜落させる」という脅迫文が届く。機内には薫の妻・美和子(鈴木砂羽)も乗っていた。右京と薫は、アイシャを支えるミウ(宮澤エマ)らと関係が良好な外務省幹部の厩谷(勝村政信)や衆院議員の雛子(木村佳乃)ら要人が集まる中で脅迫者捜しを開始。すると会場で思わぬ事件が起こる。

第2回「ペルソナ・ノン・グラータ~二重の陰謀」【2022/10/19(水)放送】
テロ予告のあった旅客機は無事だったものの、アイシャ(サヘル・ローズ)が命を落とし、責任を問われた右京(水谷豊)は謹慎を申し渡される。一方、脅迫されていたのは、薫(寺脇康文、アイシャの親友・ミウ(宮澤エマ)、外務省幹部の厩谷(勝村政信)ら計6人と判明するが、脅迫犯に関しては目星さえ付けられていなかった。そんな中、薫は右京の捜査復帰を官邸に働き掛けてほしいと厩谷に直談判。そこに右京が現れる。

第3回「逃亡者 亀山薫」【2022/10/26(水)放送】
輸入雑貨店店長の須賀(ニクまろ)が刺殺され、容疑者に特命係嘱託職員として復職したばかりの薫(寺脇康文)が浮上。薫は右京(水谷豊)に電話で「こうするのが一番」と告げて逃走してしまう。薫が罪を着せられたと疑う右京は、美和子(鈴木砂羽)から薫が恩人の塩見(長谷川公彦)を調べていたと聞く。その頃、薫は所轄署組織犯罪対策課の羽柴(波岡一喜)らに追われ…。

第4回「最後の晩餐」【2022/11/2(水)放送】
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、タクシーの忘れ物のマフラーから、堂島(矢柴俊博)という人物にたどり着く。彼は誰かを殺害し、自殺を考えている可能性があった。そこで右京は、バーでマスターのミツル(長村航希)と話す堂島に接触。薫は、堂島を知る高級クラブなどで聞き込みをするうちに、資産家で遊び人の堂島が若い女性と何かのトラブルになったと推理する。

第5回「眠る爆弾」【2022/11/9(水)放送】
大学の工学部で爆弾事件が起き、警察に学生の翔太(山本涼介)から「爆弾はもう一つある」と告げる動画が届く。翔太の部屋に残された‘逆止弁’という部品に着目した右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、同大教授の野々村(佐藤誓)の元へ。前月、実験室で学生が事故死しており、翔太もその関係者だった。翔太は准教授の三沢(山崎潤)を拉致しており、右京らに要求を明かす。

第6回「笑う死体」【2022/11/16(水)放送】
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)が窃盗の現行犯で逮捕した中年男(有薗芳記)の証言から、1カ月前に千葉で見つかった殺人被害者の身元が、会社員の伊藤(阿南健治)と判明。その遺体が笑っていたと聞いて興味を抱き、調べ始めた右京と薫は、伊藤が元お笑い芸人で職場の不正な金を盗んだようだと知る。右京らは、スナックで働く伊藤の元相方・紗矢(池谷のぶえ)を訪ね…。

第7回「砂の記憶」【2022/11/30(水)放送】
健康管理について保健師の吉崎(桜木梨奈)から厳しく指導される右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)。そんな特命係に20年前の連続通り魔事件の再犯を警告する手紙が届く。7人の女性が襲われたこの事件では、中学生の沙織(佐藤ひなた)が友人の弘美(桜樹なつ)からもらった砂時計を奪われ死亡していた。犯人が奪った物が気になる右京らは、沙織の母の瑞恵(根岸季衣)を訪ねる。

第8回「コイノイタミ」【2022/12/7(水)放送】
伊丹(川原和久)が弁当店店員の由香子(霧島れいか)に横恋慕した挙げ句、強引な捜査をした疑いで、監察官の大河内(神保悟志)から聴取される。由香子は、投資会社勤務の大久保(イワゴウサトシ)の殺害容疑がかかる篠塚(檜尾健太)の妻。伊丹はそれを聞き、家に押し入ったという。右京(水谷豊)が大久保の残した‘血文字’に着目する一方で、薫(寺脇康文)は伊丹が気になり…。

第9回「丑三つのキョウコ」【2022/12/14(水)放送】
都市伝説‘うしみつのキョウコ’の動画が話題になる中、フリースクール代表の河上(栗原功平)の刺殺現場近くでキョウコらしき姿が撮影される。右京(水谷豊)はその動画を偽物と批判する動画配信者の松田(寺山武志)に、都市伝説を研究する大村(佐藤銀平)を交えて会うことに。一方、薫(寺脇康文)はフリースクールを調査。集合写真の加奈(江田友莉亜)という女性が気になる。

第10回「黒いコートの女」【2022/12/21(水)放送】
角田(山西惇)ら薬物銃器対策課の宝石窃盗グループ摘発に加わった右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、その一員の国枝(高野光希)の自宅で、叔母を名乗る黒いコートの女性と遭遇。彼女は国枝に宝石の場所を問いただし、逃げた国枝が事故死していた。国枝が誰かを恐喝していたと判明する中、その対象に正則(五代高之)と一紗(山下裕子)ら一家が営む輸入雑貨店が浮かぶ。