虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ 日本テレビ系 8/26(土)後9:00頃~

窓にかける魔法のチョークを開発した町工場の奇跡の物語を、実話を元にドラマ化!

社員の大半が知的障がい者という会社が、その存続を懸けて新商品を開発したエピソードを、2023年夏「24時間テレビ46」で実写ドラマ化。主演は、メインパーソナリティーである、なにわ男子の道枝駿佑が務める。道枝が演じるのは、チョーク会社社長の息子・大森広翔。
やりたいことが見つからず流されるままに父が経営するチョーク会社に就職した広翔は、工場の危機的な経営状況を目の当たりにする。社長である父と、障がい者雇用をめぐって衝突を繰り返しながらも、障がいがある社員たちの労働への真摯な姿勢から、「働くことの幸せ」を学んでいく。

【キャラクター&キャスト】
・大森広翔(道枝駿佑)〈なにわ男子〉
大日本チョーク社長の長男。やりたいことが見つからないまま、父が経営するチョーク会社に就職。
入社当初は障がい者雇用をめぐり父と衝突するが、従業員たちの労働への真摯な姿勢から、「働く幸せとは何か」を学んでゆく。

・佐倉結(芳根京子)
大日本チョークで仮採用として働き始めた知的障がい者。グループホームから通っている。雲や虹など天気に関するものが好きで、知識も豊富。自閉スペクトラム症の傾向があり、広翔よりもたった一日早く入社した自分を「先輩」と呼ばせたり何かと「こだわり」が強い。
そんな彼女の言動に、最初は困惑する広翔だったが、グループホームを訪れたことを機に心を通わせるようになる。結の天気や絵を描くことへのこだわりが、広翔をそして会社の未来を変えることに…。

・東村勝也/カッチャン(戸塚純貴)
大日本チョークで働く知的障がい者。結と同じグループホームの利用者でマスコット的存在。自閉スペクトラム症の傾向があり、コミュニケーションがかなり苦手。相手の気持ちに関係なく一方的に同じ言葉を何度も何度も繰り返す。『優しい』ことへのこだわりが強く、それが広翔たちが作った新しいチョークを思わぬ方向へ導くことに…。

・三輪加代子(小林聡美)
結が生活するグループホーム「しきさいのいえ」の世話人。元々は養護学校(現在の特別支援学校)教諭だったが、3年前に自宅を障がい者専用のグループホームにリフォームし、知的障がい者の結やカッチャン、奈央と岸田くんの世話をしながら、楽しく暮らしている。障がい者に対して健常者と変わらぬ態度で接する加代子の姿は広翔の障がい者への理解を大きく変えることになる。

・大森彰男(江口洋介)
大日本チョークの社長。広翔の父。創業者である父(広翔の祖父)から会社を継ぎ、15年前に障がい者雇用をスタートさせた。少子化やデジタル化で先細りするチョークの未来に不安を感じつつも、広翔や従業員たちには「チョークは大丈夫だ」と明るく振る舞う。広翔にとっては…幼少期は仕事で家にいないことが多かった仕事人間の父。この度、母(彰男の妻)の入院を機に一緒に働くことになり戸惑い気味。しかも二人暮らしをすることになり気まずい…。経営が危ぶまれる中、障がい者雇用に固執する父のことが理解出来ず、入社当初は反発する広翔だったが、次第に父の言う「働くことでしか得られない幸せ」の意味がわかるようになり…。

【スタッフ】
・原作
小松成美「虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡」(幻冬舎文庫)
・脚本
松田裕子