日本沈没―希望のひと― TBS系 毎週日曜 後9:00~9:54

小栗旬主演で名作「日本沈没」を連ドラ化! 舞台を2023年の東京にアレンジ

1973年に刊行された小松左京による不朽の名作に大きくアレンジを加えて、小栗旬主演で連続ドラマ化。2023年の東京を舞台に、原作でも描かれていた環境問題を現代に照らし合わせ鮮明に描き出す。
小栗が演じるのは野心家の環境省官僚・天海啓示。天海はある暴論を通し、日本が未曾有の事態へと追い込まれていく運命に巻き込まれていく。
共演は、天海の大学の同期で経済産業省官僚・常盤紘一役の松山ケンイチ、天海に接触しスクープを狙う週刊誌記者・椎名実梨役の杏、支持率の高い総理大臣・東山栄一役の仲村トオルら実力派たち。さらに、日本地球物理学界の異端児で周囲を翻弄する田所雄介に香川照之が扮する。

【キャラクター&キャスト】
・天海啓示(小栗旬)
環境省・環境生活局環境問題対策課の官僚。CO2問題や産廃リサイクル問題に取り組む。野心家で、手段を選ばず強引に政策を推し進める面がある。「COMS(コムス)」事業に参加し、“日本未来推進会議”に省代表として参加が決まる。会議で田所博士と出会い、とてつもない運命に巻き込まれていく。1年半前から妻子とは別居中。

・常盤紘一(松山ケンイチ)
経済産業省・エネルギー環境局環境開発課の官僚。経産省代表の“日本未来推進会議”メンバー。旧財閥系の家系で生まれ育つ。豊富な人脈を持ちながら、それを鼻にかけない人当たりの良さもあり、一目置かれている。リーダータイプで、ゆくゆくは政治家になることも視野に入れている。天海とは東京大学の同期。「COMS」推進で環境省の天海と共闘し、後ろ盾となる有力な企業人を紹介することで、天海の政界進出の野望を応援する。

・椎名実梨(杏)
週刊誌「サンデー毎朝」の記者。元毎朝新聞政治部の記者。正義感が強く、時に攻撃的になる取材姿勢があだとなり、系列の週刊誌に異動させられた。新聞記者に戻るために大きなスクープをあげようと、環境ビジネス企業と環境省の癒着疑惑を追っている。天海に接触し、最初は疑いの目を向けていたが、次第に信頼関係を築いていく。母と2人暮らし。

・石塚平良(ウエンツ瑛士)
厚生労働省代表の“日本未来推進会議”メンバー。メンバー最年少で、各省庁が対立し合う中でムードメーカー的な役割を担う。正義感にあふれ、日本のために力を尽くしたいと強い思いを持っている一方で、経験値のなさから、迫り来る危機に頭が真っ白になってしまう。しかし天海の姿勢に感化され、大きな壁に立ち向かっていくようになる。

・相原美鈴(中村アン)
外務省・外交総合局国際保障課の官僚。“日本未来推進会議”の副議長。上昇志向が強く、やり手。海外生活が長かったため、自分の意見や物事をはっきり言うタイプで、日本人的な気の使い方は苦手。“日本未来推 進会議”メンバーきってのエリートである常盤に興味を持ち、積極的に声を掛けていく。

・天海香織(比嘉愛未)
天海の妻。天海とは同郷で、高校時代の後輩。以前は仕事第一主義だったが、娘・茜が生まれてからは茜との生活を優先するように。天海が仕事優先で家庭を顧みず、子育てにも協力的でないことから、1年半前から別居している。持病がある茜の面倒を見ながら翻訳の仕事をしている。

・東山栄一(仲村トオル)
総理大臣。国民からの人気は高い。日本を環境先進国にするべく「COMS」に力を入れているが、与党のドンを前になかなか思い通りの意見を通せないでいる。現状を打開するために、各省から1人ずつ若手エリート官僚を選抜して、日本の未来のための政策を議論する諮問会議“日本未来推進会議”を発足する。

・田所雄介(香川照之)
日本地球物理学界の異端児。かつては東京大学の教授として、地震予測精度の向上に貢献して国内外の尊敬を集めていた。だが、地球温暖化に関心を抱いて以来、環境問題の研究にのめり込み、経費を流用して大学を追われた。東日本大震災を機に地震の研究を再開し、関東沈没の可能性を週刊誌で発表。それを読んだ一部のネット民や環境活動家がデモを起こして、国民にも不安を与えることになる。

【スタッフ】
・原作
小松左京「日本沈没」
・脚本
橋本裕志
・主題歌
菅田将暉「ラストシーン」(Sony Music Labels Inc.)