未来への10カウント テレビ朝日系 毎週木曜 後9:00~9:54

主演・木村拓哉×脚本・福田靖でおくる世代を超えた青春群像劇

木村拓哉が脚本家・福田靖とタッグを組んでおくる青春スポーツ・エンターテインメント。
高校時代にボクシングで4冠を達成したもののある理由で断念し、その後、妻を病で亡くすなど不運に見舞われ人生どん底の桐沢祥吾(木村)が、母校のボクシング部コーチを引き受けたことから熱を取り戻し未来へ動きだす。ヒロインで、ボクシング部の顧問を押し付けられたシングルマザーの高校教諭・折原葵を満島ひかりが演じる。
桐沢をボクシング部のコーチに就任させようとする親友・甲斐誠一郎に安田顕、恩師・芦屋賢三に柄本明が扮するほか、部をつぶそうと画策する校長で、芦屋の娘でもある大場麻琴役を内田有紀が務める。

【キャラクター&キャスト】
・桐沢祥吾(木村拓哉)
松葉台高校ボクシング部コーチ。アルバイトで食いつなぎながら、「いつ死んでもいい」と口にするどん底の人生を送っていたところ、親友・甲斐の提案で母校のボクシング部コーチに就任する。高校時代にはボクシングで4冠を達成するものの、大学2年時の試合中に、ある理由でボクシングを断念した過去がある。愛する妻を病気で亡くしている。

・折原葵(満島ひかり)
松葉台高校の古文教諭。ボクシング部顧問。8歳の息子を持つシングルマザー。真面目で真っすぐ、知らないことがあると気が済まない性格。押し付けられる形で顧問になったが、その性格からボクシングに対しても好奇心を持ち、部に肩入れするようになる。桐沢とはたびたび反発し合うが、次第に心ひかれていく。

・甲斐誠一郎(安田顕)
桐沢の高校時代からの親友。高校を卒業後、プロボクサーとして活躍。引退した今は「甲斐ボクシングジム」を経営している。人生を放棄している桐沢を心配し、松葉台高校ボクシング部の元監督・芦屋と共に、ボクシング部のコーチに就任させるように仕向ける。桐沢を通して葵と出会い、彼女に好意を持つ。

・伊庭海斗(髙橋海人)〈King & Prince〉
ボクシング部の部長。唯一の3年生部員。今ではすっかり弱体化したボクシング部が潰れないよう、必死に守ってきたため、桐沢祥吾がコーチとして来てくれたことを心から喜ぶ。とにかく真面目で、まっすぐな性格。残念ながら肝心のボクシング・センスはあまりないものの、ボクシングに打ち込みたいという熱意は猛烈に強い。実は、東大合格を狙えるほどの優等生でもある。

・水野あかり(山田杏奈)
ボクシング部唯一の女子部員。2年生。男子部員も顔負けの熱量をもって練習に励み、ボクシング部への熱意が感じられない桐沢祥吾に対して最初は不信感を抱き、反発するが…。そんな彼女の入部理由は「強くなりたい」。その裏には“ある事情”が絡んでいるようで…!?

・西条桃介(村上虹郎)
ボクシング部員。1年生。大阪からの転校生。中学1年のときからボクシングジムに通っていたため、部員の誰よりもボクシングが上手い。本人もそれを自負しているため、生意気で調子に乗った言動が多く、何かにつけてトラブルメーカーとなる。下の名前で呼ばれることを極端に嫌がる。

・日比野雅也(馬場徹)
松葉台高校の数学教諭で、進学担当。プログラミング部の顧問。全国模試の上位に何人ランクインするか、東大の受験者数は何人かなど、生徒たちの成績を常に気にしている。

・坂巻勝夫(オラキオ)
松葉台高校の保健体育教諭。体操部の顧問。お調子者。間地や日比野とつるみ、桐沢を爪弾きにしようとする。桐沢の顔に見覚えがあるよう。

・玉乃井竜也(坂東龍汰)
ボクシング部員。2年生。ボクシングセンスはあるが、小学生の頃からやってきた空手の癖がなかなか抜けない。松葉台高校には空手部がないため、ボクシング部に入部した。マネージャーの西山愛に好意を寄せている。

・友部陸(佐久本宝)
ボクシング部員。2年生。中学時代は文芸部員で運動とは縁がなかったが、親から運動するよう言われ、初心者の多いボクシング部に入部。ボクシングは弱く、自分でも向いてないと自覚している。

・西山愛(吉柳咲良)
ボクシング部のマネージャー。2年生。明るく前向きな性格で、ボクシング部にも愛情を注ぎ、一生懸命サポート。そのため、部員たちからの人気が高い。玉乃井竜也から好意を寄せられるが…!?

・間地真実(八嶋智人)
松葉台高校の理科教諭。将棋部顧問。ボクシング部の顧問を務めていたが、桐沢がコーチに就任することが決まったタイミングで辞任。実は、過去の個人的な経験からボクシングを心から憎んでおり、桐沢をはじめボクシング部関係者に嫌みを連発する。

・芦屋珠江(市毛良枝)
松葉台高校ボクシング部の元監督・芦屋の妻で、麻琴の母。おおらかで、慈愛に満ちた女性。夫の教え子である桐沢や甲斐のことも温かく見守る。

・大野倫子(富田靖子)
松葉台高校の英語教諭。フラットな目線を持つ成熟した人物で、葵が校内で最もフランクに話せる相手。桐沢にも友好的に接する。

・大場麻琴(内田有紀)
松葉台高校校長。ボクシング部の元監督・芦屋の娘でもある。同校を日本一の進学校にすることに心血を注いでおり、ボクシングには否定的で部をつぶすため画策する。高校時代はボクシング部のマネジャーで、桐沢は高校の1年先輩だった。

・猫林はじめ(生瀬勝久)
松葉台高校教頭。校長である麻琴の腰巾着で、ボクシング部をつぶす口実となる材料を日々探し回っている。うっかり調子に乗りやすい性格。時に不用意な発言を繰り出し、麻琴を怒らせてしまうことも。

・芦屋賢三(柄本明)
松葉台高校ボクシング部の元監督で、桐沢の恩師。46年にわたり鬼監督として名をはせてきたが、胃がんを患ったため辞任。ぶっきらぼうだが情に厚く、甲斐から桐沢の現状を聞き、ボクシング部のコーチとして再出発させようと奔走する。娘の麻琴とは会うたびに口げんかをしてしまう。

【スタッフ】
・脚本
福田靖「HERO」「ガリレオ」「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」
・主題歌
B’z「COMEBACK -愛しき破片-」(VERMILLION RECORDS)