第11回「人脈を利用せよ」【2022/8/12(金)放送】
男徳学院の有志たちによって竹記飯荘が開業する。店主を任された聶雲竹は寧毅に励まされて、お客たちの前に華やかに登場する。その頃、官吏の韓徳成(ハン・ドーチョン)は親類にあたる寧毅を通して、密かに秦嗣源に取り入ろうとしていた。寧毅はそんな韓徳成を逆に利用することを思いつき、秦嗣源に口利きをする見返りに隠し持っている絹を蘇檀児に譲るよう持ちかける。
第12回「周辺国の動き」【2022/8/15(月)放送】
絹の値をつり上げた烏啓豪に怒る商人たち。そんな彼らへの支払いや自ら招いた高騰によって資金難に陥った烏啓豪は、闇銭荘で多額の借金をする。それを知った蘇文興は寧毅に対抗しようと烏啓豪への協力を申し出る。そんな中、隣国の梁は勢いを失い、靖への併合が決定的に。周辺の情勢が緊迫する中、秦嗣源に復帰を促そうと左宰相の李岡(リー・ガン)がやってくる。
第13回「商売の早変わり」【2022/8/16(火)放送】
朝廷に復帰した秦嗣源は軍需庫の存在と先帝の密書を明かし、周辺国へ絹などを贈る歳幣は取りやめに。これにより烏啓豪は莫大な損害を被ってしまう。寧毅は皮蛋の屋台をあっという間に蘇氏布店へと模様替えし、蘇寧毅モールと名付けてデリバリーを始める。また顧客の好みや情報管理、商品評価、加盟店制度の導入によって更に商売の幅を広げる。
第14回「烏家の没落」【2022/8/17(水)放送】
烏啓豪に全財産をつぎ込んだ蘇文興は、烏家から金を取り戻すこともできず、万事休すの状態で蘇檀児たちの所へやってくる。窮状を訴える蘇文興をからかいつつ、蘇檀児と寧毅は、助ける気はないと言い放つのだった。その頃、烏家には借金取りが詰めかけ、手当たり次第に家財を持ち出していた。こうして烏啓豪はついに寧毅に対する敗北を認める。
第15回「夫婦の寝所」【2022/8/18(木)放送】
女侠の陸紅提(ルー・ホンティー)を師と仰ぐ寧毅。だが彼女の指導はなかなか手厳しい。一方、蘇檀児はいまだに寝所を別々にしていることが母親の姚氏にバレて、早く孫を抱かせろと責められる。姚氏は娘夫婦を一緒に寝させるため、寧毅の部屋を壊すよう指示。耿直が懸命に修理するが、今度は蘇檀児自身が火をつけて燃やしてしまう。物陰からそんな蘇檀児を見守っていた寧毅は…。
第16回「蜜月旅行への出立」【2022/8/19(金)放送】
蜜月旅行に発つことになった蘇檀児と寧毅。姿を見せない父から、幼い日に取り上げられたハサミを餞別に贈られた蘇檀児は、父に認められたようでうれしく感じるのだった。その頃、太師の賀元常(ホー・ユエンチャン)は秦嗣源のもとに重臣が集まっているという報告を受けていた。一方、旅を続ける寧毅たちは案内役の耿直のでたらめな地図のせいでさんざんな目に遭わされる。
第17回「霖安視察の波紋」【2022/8/22(月)放送】
独断での軍需庫建設を賀元常から糾弾された秦嗣源は、素直に罪を認めるものの、大きな罪には問われずに済む。その頃、霖安にやってきた寧毅たち一行は楽しい時間を過ごしていた。寧毅は炊き出しをする銭希文(チェン・シーウェン)という人物に遭遇し、興味を覚える。一方、蘇檀児は幼なじみの女性である楼舒婉(ロウ・シューワン)に会いに行くが、寧毅は男に会うと誤解して…。
第18回「襲われた街」【2022/8/23(火)放送】
夜半に霖安の街が賊に襲われるが、酒盛り中の寧毅たちは全く気づかない。翌朝、死体の山と叫び声で異変を知った寧毅たちは必死で身を潜める。そこに以前、寧毅が助太刀した袁定奇(ユエン・ディンチー)将軍が現れる。将軍の誘導で逃げる手はずを整える寧毅たち。その頃、賊の頭目の養女である劉西瓜(リウ・シーグワ)は、略奪を繰り返し女をかどわかす鮑文翰(バオ・ウェンハン)に敵意を向けていた。
第19回「霖安陥落」【2022/8/24(水)放送】
賊の大軍を迎え撃つ寧毅。賊の一派を率いる鮑文翰は手下に寧毅の殺害を命じるが、火薬を前に手出しできない。劉西瓜はそんな寧毅を面白そうに見物していた。こうして賊と官軍は激しい戦闘を繰り広げる。一度は逃げた寧毅だが、将軍たちを見捨てられず街に戻ってしまう。そんな中、賊が占領した軍需庫に、一味の頭目である方天雷(ファン・ティエンレイ)が現れる。
第20回「賊の軍師」【2022/8/25(木)放送】
蘇檀児と寧毅が行方不明と聞いた蘇仲堪と蘇文興父子は、2人を助け出すと言って霖安に向かうフリをする。同じ頃、武王朝の軍も霖安に向かっていた。一味に捕まった寧毅は劉西瓜から軍師に任命されるが、何もしようとしない。だが、監視の目が厳しく逃げ出すこともできない。寧毅は監視の者たちを賭けで油断させようとするが…。