第1回【2022/10/20(木)放送】
一定の医療行為が可能な看護資格を手に米国内を渡り歩いた‘トラベルナース’の歩(岡田将生)は、天乃(松平健)が院長を務める病院へ。同院は人手不足で、看護部長の塔子(寺島しのぶ)も疲弊していた。そんな中、天乃は転院してきた議員・一ノ瀬の執刀をスター外科医の神崎(柳葉敏郎)に一任。術中、異変に気付いて中止を訴え、手術室を出された歩の前に、九鬼(中井貴一)が現れる。
第2回【2022/10/27(木)放送】
外食中の歩(岡田将生)が、脳梗塞で倒れた隣席の女性を勤務先へ救急搬送。その女性が病院の大スポンサーでもある資産家の日向子だと分かる。静(中井貴一)は、一命を取り留めた日向子に食事のトレーニングを始めると言い、誤嚥(ごえん)を心配する歩と口論に。すると、着任したばかりのスーパー外科医・神野が、胃に直接栄養を送る胃ろうのオペを自ら行うと宣言する。
第3回【2022/11/3(木)放送】
男子大学生の礼が救急搬送された。歩(岡田将生)は麻美(恒松祐里)から、病気が再発した礼についての話を聞く。一方、胆石の手術をした会社社長の三雲が同じ大部屋に。三雲は、静(中井貴一)がナースなのにおっさんだと文句を言い、女性看護師にはセクハラを連発するモンスター患者だった。そんな中、仕事に自信を失いつつある麻美は、恋人の励ましを活力としてきたが…。
第4回【2022/11/10(木)放送】
患者のプライベートに首を突っ込む静(中井貴一)を、歩(岡田将生)は米国なら訴えられると非難。そんな中、歩は院内で大量の洋菓子を配り歩く入院患者の和子が、末期の大腸がんだと知る。折しも、院長の天乃(松平健)が、病床の回転率を上げるよう指示。真都(菜々緒)は和子の担当医・古谷(吉田ウーロン太)から、緩和ケアに特化した病院への転院を促すよう言われるが…。
第5回【2022/11/17(木)放送】
歩(岡田将生)と静(中井貴一)は天乃(松平健)から3カ月契約の延長を求められるが、歩は即座に断り、静は考えさせてほしいと応じる。そんな中、講談師の五反田が入院し、歩の受け持ちに。すると吉子(安達祐実)も名乗りを上げ、担当医の太郎(泉澤祐希)はファンなのかと驚く。その後、五反田は直腸がんと判明。それを歩から聞いてしまった五反田が、ショックを受けて姿を消す。
第6回【2022/11/24(木)放送】
歩(岡田将生)は、慢性膵(すい)炎で入院中の元ボクサーで軽度の認知症を患う六川にいたく気に入られる。そんな中、塔子(寺島しのぶ)は、院長の天乃(松平健)と事務長の千晶(浅田美代子)から夜勤を1人減らすよう命じられ、吉子(安達祐実)らの猛反発を食らう。板挟みになり爆発寸前の塔子が、寮を出た静(中井貴一)に話を聞いてもらおうと後をつけると、静は立派な洋館暮らしで…。
第7回【2022/12/1(木)放送】
がんの再発で入院中の大学生・礼(荒木飛羽)の脚本が、映画祭の大賞を獲得。賞金でサークルの映画制作ができると喜ぶが、神野(六角精児)すら外科的治療は厳しいと判断するほど病状が進行し、転院が決まる。礼は歩(岡田将生)に、母親の夢だった親子での海外旅行をかなえられないから、自分の夢も諦めると吐露。すると静(中井貴一)が突然、映画を作ろうと言い出す。
最終回【2022/12/8(木)放送】
歩(岡田将生)と静(中井貴一)の契約期間3カ月の終了を間近に控え、吉子(安達祐実)ら看護師達も2人の雇用期間を延長してもらえないか、塔子(寺島しのぶ)らと話していた。そんな中、神野(六角精児)が執刀する大腸がん患者が手術直前にごね始めるが、歩と静の説得により無事手術は実施される。やがて、天乃(松平健)はある理由で静を解雇すると切り捨て、意外な人物を秘密裏に呼び出す。