第1回「偽りの始まり」【2021／12／7（火）放送】
詐欺師のマリウスは、かつて騙したギャングのヴィンスに未だに追われていると知り、身を隠すため刑務所で同じ房にいたピートのふりをして、ピートとは長い間疎遠になっていた彼の家族の所に身を寄せる。しかし、ピートの家族が経営する保釈金立替業に巻き込まれ、自身が犯罪者であるにも関わらず、自分よりも極悪の犯罪者達を追うことになる。
第2回「金庫」【2021／12／14（火）放送】
家業の保釈金立替業が傾きつつあるピートの祖父母、オットーとオードリーの間に不協和音が生じていたころ、マリウスは手が焼ける客から保釈手数料を取るためにリスクを伴う提案をするが、問題に直面してしまい、2人はオードリーの“熟練の技”に頼らざるをえなくなってしまう。またマリウスは、ニューヨークにいるかつての詐欺仲間、ケイティとカロリーナを訪ね、3年前にヴィンスを敵に回すことになったいきさつを回想する。
第3回「ミスター・サクセス」【2021／12／21（火）放送】
マリウスの保護観察官がニューヨークに来るよう命令してくる。約束の時間どおりにニューヨークへ行くには、ピートのいとこであり、好奇心旺盛なジュリア、テイラー、カーリーの3人、そして彼を疑い続けるオードリーをうまくあしらわなければならない。しかしマリウスは恐ろしい待ち伏せにも遭い、ヴィンスの息がかかった刑事のウィンズローにも追われることに…。そしてケイティは嫌々ながらもマリウスをかばう。
第4回「怒り」【2021／12／28（火）放送】
事務所の金庫に大金があることを知り、マリウスはピートの家族をうまく利用して、それを手に入れようとする。しかしテイラーを思い通りに操るのは、思った以上に困難だった。実は彼は荒っぽい気性で、危険な秘密を隠し持っていたのだ。ニューヨークのヴィンスの店では、ヴィンスは扱いが面倒な客に悩まされ、不満を募らせる。
第5回「サム」【2022／1／4（火）放送】
オードリーの独断でしたことが店に損害を与えるかもしれない事態になり、オードリーとオットーはケンカをする。オットーが妻を疑い、調査しているのを知ったマリウスは彼に手を貸す。そして調査を進めていくうちにオードリーの金銭トラブルが明らかになる。一方、カーリーは得体の知れないいとこの過去について質問をする。そしてジュリアは以前関係のあったランスとヨリを戻そうとする。ヴィンスはマリウスの弟、エディに新しい仕事を与える。
第6回「コヨーテはいつも空腹」【2022／1／11（火）放送】
凶悪な客の裁判が始まるが、失った彼の担保金を工面するため、バーンハート保釈金立替事務所の人々は苦労していた。金を用意できない場合の報復を恐れ、オットーは居留地に住む旧友を訪問する。一方、マリウスは、詐欺の才能のある若者を雇い、オードリーを尾行させる。カーリーは外部の情報源から聞いた情報を基にピートに関する重大な秘密を発見。その頃、ジュリアは、もう一度ランスを信用すべきかどうか決断を迫られていた。
第7回「バーンハート中尉」【2022／1／18（火）放送】
家族の事業を救うため、皆がもがく中、オードリーはマリウスと手を組むことにする。一方でオットーは自分で解決を模索する。カーリーによってピートのふりをしていることがバレそうになったマリウスは、かつての師匠のもとを訪れ、さらに同じ房にいたピート本人にも会いに行く。テイラーは謹慎処分となった事件の証拠を集める。ウィンズローはマリウスを追うためにケイティと彼女の家族の家へ行く。
第8回「巻き返し」【2022／1／25（火）放送】
オードリーが投資詐欺に遭い、事務所の存続が危ういと知ったマリウスは、オードリー、躊躇するジュリア、そして昔の仲間を説得し、オードリーから金を奪った男をだまして、金を取り返すことにする。一方、オットーは、事務所を救うため、オードリーとマリウスに黙って、勝手に危険な計画を進めていた。ケイティとブレンドンは、ニューヨーク市警の刑事を縛り、猿ぐつわをし、自宅の地下室に監禁する。
第9回「急展開」【2022／2／1（火）放送】
オットーの計画によって、保釈金立替事務所の床の上に男の死体が転がるハメになる。オットーとマリウスとランスは顧客であり、気性の荒いドッカリーに捕らわれる。ドッカリーは何としても担保金を取り戻そうとする。マリウスはどちらも助けてくれなさそうな2人に運命を握られる。一方、ヴィンスは自分の賭博場でイカサマをする客を捕まえるために新しい作戦を思いつく。テイラーは新たな責任を背負う。
最終回「ターク」【2022／2／8（火）放送】
すべての準備を整え、総仕上げをするため、マリウスは、ヴィンスの店に行き、ポーカー･ゲームに参加する。事は順調に進むが、途中でヴィンスは、以前、同じ場面に出くわしたことを思い出す。隣の男が死んでいるのに気づいたオードリーは、自分で対処することを諦め、家族にその対処を委ねる。ジュリアは危険を顧みず、チェイトンに連れ去られたランスを助けに行く。