第1週【2022／3／1（火）～3／7（月）放送】
隕石衝突による地球滅亡まで31日。衝動を探す高校3年生の宙（奥平大兼）、宙の同級生で思いを封印した未希（南沙良）、約束を守ろうとする物理教師の渡会（北村一輝）、子を宿した喫茶店店主の陽子（真木よう子）、地球滅亡を切望する引きこもりの開（西岡星汰）。5人それぞれが選ぶ、最後の＂したいこと＂とは…。

第2週【2022／3／8（火）～3／14（月）放送】
隕石衝突による地球滅亡まで24日。引きこもりの開（西岡星汰）は、パソコンゲームに没頭するあまり昼夜逆転の生活を送っていた。一方、鍵を無くして自宅に入れない宙（奥平大兼）は未希（南沙良）の家を訪れ、そのまま朝まで眠ってしまう。翌日、2人は陽子（真木よう子）の営む喫茶店「メイヨーエン」で一緒に朝食をとるも、ある“言葉”をきっかけにけんかに発展。その日の夕方、渡会（北村一輝）が「メイヨ―エン」を訪れると、そこにはぼんやりしながら涙を流す未希の姿があった。

第3週【2022／3／15（火）～3／21（月）放送】
隕石衝突まで17日。宙（奥平大兼）は数日前、路上ですれ違った開（西岡星汰）と再び、陽子（真木よう子）の喫茶店で出会う。開は宙にとって“神様”、陽子にとっては“恩人”で、未希（南沙良）も縁があった。そんな中、宙は拓馬（浅野竣哉）、岳（山時聡真）とさらに絆を深め、未希は宙に思いを伝えぬまま引っ越すことになる。一方、渡会（北村一輝）には、20年前の約束を果たす時が訪れる。

第4週【2022／3／22（火）～3／28（月）放送】
隕石衝突まで10日。開（西岡星汰）は宙（奥平大兼）に、引きこもりになった経緯を話す。そんな中、人々のスマートフォンにある数字が着信。宙は親友2人に優しいうそをつき、祖父母の家にいる未希（南沙良）の元には意外な人物が現れる。一方、渡会（北村一輝）は、妻の玲子（片岡礼子）と初めて話した山の山頂へ。そこで声を掛けてきたのは、陽子（真木）の元に戻った雄一（梶裕貴）で…。

最終週【2022／3／29（火）～3／31（木）放送】
隕石（いんせき）衝突まで3日。開（西岡星汰）はついに部屋を出て、母親と朝食をとる。迎えた3月31日。分娩（ぶんべん）台の陽子（真木よう子）は、自身の過去を思い返す。家族で食卓を囲む渡会（北村一輝）は、娘の京子（吉田美月喜）と妻（片岡礼子）から思わぬ言葉を掛けられる。予定通り、1人でこの日を迎えた宙（奥平大兼）の前には未希（南沙良）が現れた。未希は懸命に思いを言葉にする。