第1回「最悪の出会い」【2022/8/7(日)、8/22(月)放送】
辛亥革命後、混乱を極める社会情勢のもと、全国で軍事教育が強化された。謝襄は、ある理由から兄の謝良辰になりすまして烈火士官学校の入学審査を受け、奥の手を使って合格。その夜、親友の譚小珺に誘われキャバレーへ行った謝襄は、高官の息子である顧燕幀が起こしたトラブルに巻き込まれ、一緒に警察に捕まってしまう。すぐ釈放されたものの、人を食ったような顧燕幀の態度に謝襄は強い反感を覚えた。そして、いよいよ入学の日がやってくる。
第2回「宿舎生活」【2022/8/23(火)放送】
辛亥革命後、混乱を極める社会情勢のもと、全国で軍事教育が強化された。謝襄は、ある理由から兄の謝良辰になりすまして烈火士官学校の入学審査を受け、奥の手を使って合格。その夜、親友の譚小珺に誘われキャバレーへ行った謝襄は、高官の息子である顧燕幀が起こしたトラブルに巻き込まれ、一緒に警察に捕まってしまう。すぐ釈放されたものの、人を食ったような顧燕幀の態度に謝襄は強い反感を覚えた。そして、いよいよ入学の日がやってくる。
第3回「落ちこぼれと問題児」【2022/8/24(水)放送】
厳しい訓練の中、落ちこぼれの謝襄と問題児の顧燕幀はケンカばかりしていた。そうして迎えた初めての休暇、女性の姿に戻った謝襄は譚小珺と外食に出かける。連れて行かれた店で2人を待っていたのは、キャバレーでの騒動の被害者である曲曼婷だった。さらに同学の沈君山まで現れ、謝襄は慌てて逃げ出すことに。一方、夜道を歩いていた顧燕幀を待ち伏せしていたのは、武器を持った男たち。キャバレーで辱めを受けた曲曼婷が報復を仕組んだのだ。
第4回「パーティーの同伴」【2022/8/25(木)放送】
医務室から逃げ出した謝襄を見て、何か感づいた様子の顧燕幀。その夜、謝襄は亡き兄の夢で目が覚めてから眠れず、ひとり外に出た。聴こえてきたのは沈君山が吹くハモニカの音だ。国内での騒乱のさなかに帰国した理由を話す沈君山に、謝襄は兄の面影を見いだしていた。ある日、紡績工場の落成式に出席するため、謝襄の父親が順遠にやってくる。女性の姿で父親を出迎えた謝襄はパーティーに同行することになったが、その会場は沈家の公邸だった。
第5回「演習と襲撃」【2022/8/26(金)放送】
顧燕幀は沈家でのパーティーで謝襄を目撃した。謝襄の過去の言動を思い返し、ますます疑念を強めていく。一方、沈聴白は自分を快く思わない日本商業会議所の会長、佐藤が曲曼婷の命を狙うのではないかと案じ、彼女に護衛をつけて行動を制限することに。だが、早く仕事を終わらせて上海に帰りたい曲曼婷は、沈聴白の影響が及ばない軍事演習場での撮影を思いつく。野戦演習に臨んでいた謝襄らが聞いたのは、演習とは違う実弾の銃声だった。
第6回「山南酒館」【2022/8/29(月)放送】
足を負傷した謝襄は、沈君山に助けられ難を逃れる。その頃、気を失った顧燕幀も曲曼婷におぶわれ、曼婷の叔母宅に運ばれていた。一方、曼婷が日本人に襲われたと知った沈聴白は、大勢の武装した部下を連れて日本商業会議所を襲撃。曼婷に何かあればただでは済まさないと佐藤に警告する。家に戻った曼婷は、芸能活動に反対する父親と大げんかし、山南酒館でやけ酒をあおっていた。するとそこに酔っ払った客がやってきて……。
第7回「盗まれた番号札」【2022/8/30(火)放送】
優秀な士官になるための訓練は続く。今日の課題は、30秒で地図を記憶し、守備兵の攻撃をかいくぐりながら自分の番号札を回収してくるというもの。失敗すれば裸で駆け足の罰を受けるという。裸になるわけにいかない謝襄だが、またも李文忠が妨害してくるのだった。後日、稼働間もない沈家の紡績工場を沈聴白、沈君山らが視察に訪れる。工員たちとも集合写真を撮り、視察はなごやかに終わるが、恨みをつのらせる佐藤の魔の手が工場に迫る。
第8回「英国帰りの級友」【2022/8/31(水)放送】
学校に留置されていた日本人の放火犯たちが日本側に引き渡されることに。学生たちの激しい抗議を教官は聞き入れず、強引に釈放する。同胞を殺されても仇すら討てないことに落胆する学生たちのもとに、翌朝、放火犯らが乗った車が炎上し、全員死亡したというニュースが。学生たちは車を炎上させた人物を英雄と称え、一体どんな人だろうと噂していた。その頃、沈君山の英国留学時代の同級生、金顕栄が烈火士官学校を訪れる。
第9回「英雄の正体」【2022/9/1(木)放送】
朝から体調がすぐれない謝襄は、体力試験で不合格に。追試のためグラウンドで自主練習に励んでいると、学校に忍び込む顧燕幀の妹・顧期期の姿が。放火犯の車を爆破した沈君山を目撃し、憧れを抱いて会いにきたのだ。だが、冷たくあしらわれた上、それを見ていた李文忠が力ずくで会話の内容を白状しろと迫る。謝襄はとっさに李文忠を石で殴りつけて昏倒させ、殺してしまったかと動転する。事情を聞いた沈君山は、謝襄を落ち着かせ…。
第10回「海辺の休暇」【2022/9/2(金)放送】
謝襄は譚小珺の家で創立記念休暇を過ごす予定だったが、黄松に誘われて海辺にある彼の実家を訪ねることに。居合わせた譚小珺と曲曼婷も同行を決め、顧燕幀が車を出すと言う。現地では黄松の姉夫婦に歓迎され、ケンカしつつも楽しい時間を過ごしていたが、隣村の者たちの嫌がらせを受けて乱闘騒ぎとなる。密かに曲曼婷を警護していた沈聴白の部下のおかげで事なきを得たものの、曲曼婷は優しい沈聴白よりも顧燕幀に心をひかれ始めていた。