第41回「不吉な赤い印」【2021/12/8(水)放送】
死刑宣告を受けた橘諾(きつだく)を自業自得と思う白鳳九(はくほうきゅう)。だが、彼女には阿蘭若(あらんじゃく)と同じ人生を生きて死因を明らかにしてほしいと願う蘇陌葉(そはくよう)から、かつて阿蘭若がしたのと同じ行動をするよう説得される。こうして迎えた処刑の日。沈曄(しんよう)が橘諾を救おうと白虎と戦い始め、彼を助けるため飛び出した白鳳九が白虎刀に彼女の血を捧げると…。
第42回「帝君の告白」【2021/12/9(木)放送】
東華帝君(とうかていくん)が白鳳九(はくほうきゅう)を守るために緲落(びょうらく)の化身と戦っている間に、白鳳九の元神が本人の体に戻り記憶を回復。そんな彼女に東華帝君は優しくキスをして愛を告白する。そして、二人はこの夢の世界の答えを見つけるため阿蘭若(あらんじゃく)と息澤(そくたく)としての人生を続けることになる。同時に、東華帝君は阿蘭若と白鳳九の不思議な縁を探ろうと考えて…。
第43回「夢のほころび」【2021/12/10(金)放送】
蘇陌葉(そはくよう)によれば、かつて阿蘭若(あらんじゃく)は自分の居所に留め置いた沈曄(しんよう)を励まそうと一計を案じた。自分からでは敬遠されると考えて宗学の学者・文恬(ぶんてん)の名前で彼に手紙を出し続け、やがて二人を引き合わせたのだ。そこで、白鳳九(はくほうきゅう)もその通りに行動するが、阿蘭若をよく知る沈曄は今の彼女は別人だと見抜いて密かに苦しんでいたのだった…。
第44回「愛の証」【2021/12/13(月)放送】
東華帝君(とうかていくん)は白鳳九(はくほうきゅう)を喜ばせようと幻術で仏鈴花を降らせ、祭りで賑わう街を二人で歩く。そのことを無邪気に喜ぶ白鳳九に東華帝君は「この世界を出たら帝后に迎える」と約束するのだった。ところが、そんな二人の背後には再び緲落(びょうらく)の化身が忍び寄っていた。また、帰宅した白鳳九は酒を飲んで暴れていた沈曄(しんよう)を介抱することになり…。
第45回「待ち受ける悲劇」【2021/12/14(火)放送】
阿蘭若(あらんじゃく)と息澤(そくたく)の仲睦まじい姿を見た沈曄(しんよう)は夢の世界が過去の現実とは変わってきていることに苛立ちを募らせる。一方、東華帝君(とうかていくん)の命で共に神器・妙華鏡を作っていた蘇陌葉(そはくよう)が戻り、白鳳九(はくほうきゅう)にこれから起こることを明かす。彼は王と兄が亡くなった後、阿蘭若が即位するはずが、沈曄の裏切りで橘諾(きつだく)が王位を奪うことになると言うが…。
第46回「二人の初夜」【2021/12/15(水)放送】
阿蘭若(あらんじゃく)と沈曄(しんよう)の関係を確かめたい白鳳九(はくほうきゅう)は、追放される橘諾(きつだく)に沈曄を会わせた上で、彼の気持ちを探る。すると、沈曄は白鳳九を抱きしめて阿蘭若への愛を打ち明けたのだった。一方、それを偶然見ていた東華帝君(とうかていくん)は白鳳九が沈曄の愛に心を動かされたのではないかと嫉妬。その晩、白鳳九に迫ると初めて二人の夜を過ごして…。
第47回「過去の真実」【2021/12/16(木)放送】
東華帝君(とうかていくん)の仙力が衰えていることを心配する白鳳九(はくほうきゅう)。彼女は独りで沈曄(しんよう)に会うことになるが、その時、彼が阿蘭若(あらんじゃく)の元神と記憶を集めていた琉璃盞が割れて、白鳳九の脳裏に阿蘭若の記憶が入りこむ。一方、東華帝君が蘇陌葉(そはくよう)とともに作っていた神器・妙華鏡がついに完成。二人がそれを覗いて阿蘭若の過去を見ていくと…。
第48回「すれ違う想い」【2021/12/17(金)放送】
かつて沈曄(しんよう)は橘諾を即位させたい傾画と手を組んだふりをしつつ、密かに阿蘭若(あらんじゃく)を助けようとしていた。そして、文恬と息澤(そくたく)の協力を得て一度は彼女の救出に成功する。だが、夜梟族との戦に苦戦する兄・相里賀を見捨てられないと阿蘭若は自ら戦場へ。そこで鳳鳴陣を使った彼女は敵を討ち取ったものの、命を散らしたのだった…。
第49回「影の宿命」【2021/12/20(月)放送】
沈曄(しんよう)は300年前に緲落(びょうらく)からの攻撃を避けるため往世の術で送り出された東華帝君(とうかていくん)の影で、阿蘭若(あらんじゃく)は白鳳九(はくほうきゅう)がせめて東華帝君の影に恩返ししようと送った彼女の影だった。影である彼らの人生は一度きり。だが、何も知らない沈曄は阿蘭若の復活を願い、白鳳九を戦場へと連れて行く。そこで、白鳳九が鳳鳴陣を使おうとした、その時…。
第50回「終わらない戦い」【2021/12/21(火)放送】
白鳳九(はくほうきゅう)と東華帝君(とうかていくん)は無事に阿蘭若(あらんじゃく)の世界から脱出。だが、緲落(びょうらく)がかつて彼女の元神が流した心血の一滴を白鳳九から取り戻し、力を回復し始める。そこで、比翼鳥族の王族は潔緑(けつりょく)と民を避難させ、夜梟族の王族と力を合わせて梵音谷を死守することになる。そんな中、相里萌(しょうりほう)はようやく白鳳九こそが初恋の女性だったと気づいて…。