家政夫のミタゾノ 第1回 テレビ朝日系 10/10(火) 毎週火曜 後9:00~9:54 放送終了

第1回【10/10(火)】

とある高級タワーマンションの一室――出勤前の夫・前田則之(本多力)から「出かけるときはメッセージを」「GPSはオンにして」と細かく注文をつけられている前田翠(松本まりか)。うんざりしながらも笑顔で聞き流していた翠だったが、則之が出かけた途端、真顔に。するとそこに、引越し業者のコスチュームを身にまとった三田園薫(松岡昌宏)、村田光(伊野尾慧)、新人家政婦の矢口実優(桜田ひより)、そして所長の結頼子(余貴美子)がやってくる。

夫からの執拗なモラハラに悩まされていた翠は、則之が会社に行っている隙に夜逃げならぬ”朝逃げ”をしようと、『むすび引越しセンター』に依頼をしていたのだ。

則之が家にいる間は荷造りができなかったため、何ひとつ梱包されていない状態にあ然とする光と実優。「私はあいつの所有物じゃない、自由になって自分の力で生きていきたい」と、熱弁をふるう翠だったが、そうこうしているうちに、則之から「家でリモートになったから今から帰る」と連絡が来てしまう…!

三田園のスキル(と怪力)で、なんとか荷物を運び出すことができた翠は、スマホと離婚届を残し、ある田舎町へと旅立つ。トラックで荷物を運んできた三田園たちがそこで目にしたのは、古民家をリフォームしたカフェと翠の新しい男・後藤礼二(細田善彦)。翠はここで、礼二と新しい人生を踏み出そうとしていたのだ!

「私がまだ結婚していることは、絶対に秘密にして」と翠から釘を差される三田園たち。『むすび引越しセンター』の”家政婦パック”で翌日までの家事手伝いを依頼された3人は、荷ほどきをする中で、翠が礼二から古民家を譲渡されようとしていることを知る。理解のある礼二との新生活は順風満帆そうに見えていたが、翌日、カフェに自治会長の上岡忠雄(螢雪次朗)がやってきたことで、事態は思わぬ方向に転がり始め…?