リエゾン-こどものこころ診療所- 第1回~最終回 テレビ朝日系 毎週金曜 後11:15~深0:15

第1回【20231/20(金)放送】
研修医の志保(松本穂香)は遅刻や忘れ物が日常茶飯事。ある日、重大なミスを犯し、指導医から医師を諦めるよう告げられてしまう。ショックの志保は思い出の診療所へ。そこは院長の佐山(山崎育三郎)が、発達障害など生きづらさを抱える子どもを診察する児童精神科クリニックになっていた。そこで患者の女児の騒動に出くわした志保は、その特性に自分との共通点を感じる。

第2回【20231/27(金)放送】
佐山(山崎育三郎)のクリニックと提携して訪問看護をしている川島(戸塚純貴)から相談が寄せられ、志保(松本穂香)は川島と共に不登校の小学生・悠里の自宅を訪ねることに。悠里と2人暮らしの父・滝川はうつ病で、ごみ屋敷状態の部屋に志保は驚く。後日、滝川親子が診察のためクリニックを訪れた。悠里の様子が気になる志保は、すっかり前向きな滝川に安心するが…。

第3回【20232/3(金)放送】
佐山(山崎育三郎)の指示により、志保(松本穂香)は小学校入学を控えた希の予診を担当。佐山は、自閉スペクトラム症(ASD)の傾向がある希の診断に迷う志保に、ある言葉を告げる。一方、母の貴子は希に下された診断に動揺。佐山は言語聴覚士・凛(志田未来)による「療育」を勧める。

第4回【20232/10(金)放送】
佐山(山崎育三郎)らはめまいで倒れたという高校生の朱里を診察。過剰なダイエットによる摂食障害の疑いがあり、朱里の母のとも代は診断にがくぜんとなる。だが、すっかり痩せた朱里は自分を太っていると感じ、ダイエットの中断も精神科の治療も拒否する。一方、昔のアルバイト仲間に会うことになった志保(松本穂香)は、発達障害であることを告白しようと考える。

第5回【20232/17(金)放送】
向山(栗山千明)はスクールカウンセラーを務める小学校の会議に出席。6年生の茜が、脳梗塞で体が不自由になった母親の世話や家事を一人で担う‘ヤングケアラー’だと知る。成績優秀だった茜は、介護や家事に追われて中学受験に失敗していた。だが、面談で茜は大丈夫だと回答。志保(松本穂香)が学校の対応に不満を抱く中、佐山(山崎育三郎)は茜を心配する向山の背中を押す。

第6回【20232/24(金)放送】
佐山(山崎育三郎)、志保(松本穂香)らは3歳の頃に発達障害のグレーゾーンと指摘された小学生の優太を診察。優太は、凛(志田未来)のいとこ・春香の再婚相手の息子で、春香が接し方に悩んでいたのだ。診察により、優太は実は平仮名の読み書きが困難だと判明。佐山は限局性学習症(SLD)と推測する。優太が凛のトレーニング方法を試す中、春香は複雑な思いを抱え…。

第7回【20233/3(金)放送】
佐山(山崎育三郎)と共に総合病院の症例研究会に参加した志保(松本穂香)は、帰り際に息苦しさを訴える女性と出くわす。一方で、志保は佐山に診察もしてみてはと促され、自閉スペクトラム症(ASD)の7歳の優実を担当。優実と弟は母を交通事故で亡くしたばかりで、父の丸山は涙を見せない娘を心配し、疲れ切っていた。佐山は‘グリーフケア’を勧め、自らの過去を明かす。

最終回【20233/10(金)放送】
クリニックに関する佐山(山崎育三郎)の発言に、驚きを隠せない志保(松本穂香)と向山(栗山千明)。一方、自閉スペクトラム症(ASD)の7歳の娘・優実がいる丸山家では問題が起きていた。夜、勝手に家を抜け出した優実が、亡母に会うため遊園地へ行こうとしたというのだ。父である丸山から話を聞いた佐山は、‘死’を理解できない子どものためにすべきことがあると告げる。