第1回【4／24（水）】

文久3（1863）年、京都。深草丘十郎（奥智哉）は父・七也が営む小さな茶屋で働いていた。ある夜、佐幕派藩士をかくまった父が、長州藩士の庄内玄悟に斬り殺される。怒った丘十郎は庄内ら一味を追うが、そこに現れた男が藩士の一人を斬り捨てる。彼は壬生浪士組局長・近藤勇（高野洸）と名乗り、丘十郎に父への弔いの言葉をかけて去って行く。逃げた庄内への復讐を誓う丘十郎は、壬生浪士組への入隊を決意。入隊試験には渋皮喜平（簡秀吉）をはじめ、腕に覚えのある実力者が集まり、丘十郎は歯が立たない。それでも入隊をあきらめきれない丘十郎は、沖田総司（藤岡真威人）の指示により、応募者の中でも群を抜く剣の達人・鎌切大作（前田拳太郎）と対戦することとなる。