刑事7人(2021) 第1回~最終回 テレビ朝日系 毎週水曜 後9:00~9:54

第1回【2021/7/7(水)放送】
警視庁の捜査資料データ化完了に伴い、天樹(東山紀之)ら専従捜査班は解散。海老沢(田辺誠一)は地域課の交番勤務、環(倉科カナ)は組織犯罪対策部、青山(塚本高史)は少年課、片桐(吉田鋼太郎)は白バイ隊員、そして法医学者の堂本(北大路欣也)は後進の教育と別々の道を歩んでいた。捜査一課七係に異動した拓海(白洲迅)は、「お前の罪を知っている」というメモが残された暴力団員殺害事件を調べ始めるが、上司の多々良(平山浩行)に効率の悪さを指摘される。

第2回【2021/7/14(水)放送】
2011年の一家殺害事件について調べる天樹(東山紀之)は、殺された長女・楓(yukino)の家庭教師で恋人だった法律事務所代表の小祝(矢崎広)を訪ねる。一家唯一の生存者である次男の悟(今井悠貴)は当時、高校受験に失敗し、引きこもりがちだったという。恋人の和葉(野村麻純)と暮らす悟が、犯人扱いした警察を恨んでいると分かる中、天樹は有力な手掛かりをつかむ。

第3回【2021/7/21(水)放送】
殺された山崎(向野章太郎)という男性を調べる天樹(東山紀之)らは、研修医の美加(阿部純子)に教えながら解剖を行う堂本(北大路欣也)を訪ねる。山崎が持っていた新聞記事から、天樹と海老沢(田辺誠一)は半年前に毒キノコ食中毒事件が起きた宮城へ。山崎が被害者らと会ったと分かる一方で、現地の刑事・高橋(半海一晃)の話から堂本が捜査に口を出していた過去が判明する。

第4回【2021/8/11(水)放送】
投資会社代表・友永(金井成大)が殺され、窃盗事件で実刑確定後に逃亡した「遁刑(とんけい)者」の登戸(味方良介)が容疑者に。さらに昇進試験を翌日に控えた海老沢(田辺誠一)が、登戸の立てこもった託児所で子ども達や職員と一緒に人質になってしまう。管理官の魚住(前川泰之)は登戸の無実の訴えを信じようとしない。天樹(東山紀之)は託児所を選んだ理由があるとにらむ。

第5回【2021/8/18(水)放送】
休日に娘・美央(茅島みずき)と会った片桐(吉田鋼太郎)。だが、途中で帰った美央が姿を消し、元妻・恵美(安藤玉恵)の話からストーカーによる連れ去り疑惑が浮上する。同じ頃、環(倉科カナ)は会社経営者・島田(天野浩成)と食事へ。一方、女子高生3人の失踪事件を調べる天樹(東山紀之)は、失踪者の家庭教師・芝山(須賀健太)に会いに行く。やがて一同の休日が交錯し…。

第6回【2021/8/25(水)放送】
ボランティアに熱心な不動産業者・尾原(春海四方)が殺され、強盗致死の前科がある笹井(佐藤祐基)が出頭。10年前に笹井を逮捕し、更生を見届けた青山(塚本高史)は犯行が信じられない。天樹(東山紀之)が出頭までの時間を気にする一方で、笹井の不穏な情報が次々と判明。動揺しつつも笹井の足取りを追う青山は、公民館で朗読会を行う盲目の理乃(小島藤子)に注目する。

第7回【2021/9/1(水)放送】
ある屋敷で資産家の和子が、遺産目的の息子・大輔(近藤公園)と家政婦・愛(水崎綾女)によって毒殺される。2人は和子が軽井沢の別荘で薬物自殺を図ったと見せかけるため、遺体をスーツケースに詰め運ぼうとしていた。ところが、屋敷を海老沢(田辺誠一)が訪ねてくる。

第8回【2021/9/8(水)放送】
スーパーの屋上から女児が転落した14年前の未解決事件の犯人から警察に挑戦状が届く。被害者の舞(石川瑠華)は現在も意識不明。母は死去し、兄は消息不明だった。天樹(東山紀之)と共に当時の事件関係者を訪ねた拓海(白洲迅)は、ガールズバー経営者の矢吹(山内圭哉)を怪しむ一方で、自分と同居する友人の名前が舞の兄と同じことが気になる。

最終回【2021/9/15(水)放送】
首に歯形が残る女性の他殺体を調べる専従捜査班。25年前にも同様の婦女暴行殺人事件が4件起きたが、天樹(東山紀之)の誤認逮捕で捜査が遅れ、真犯人・春日部(村井國夫)の関与が立証されたのは1件に留まっていた。責任を痛感する天樹は出所後に清掃会社で働く春日部を調査。青山(塚本高史)は天樹を案じて同行し、共に春日部の息子・伊織(福士誠治)と会う。