石子と羽男―そんなコトで訴えます?― 第1回~最終回 TBS系 毎週金曜 後10:00~10:54

第1回【2022/7/15(金)放送】
頭の固いパラリーガルの‘石子’こと硝子(有村架純)は、父・綿郎(さだまさし)が営む「潮法律事務所」で働いている。ある日、ぎっくり腰になった綿郎の代理で、事務所に弁護士の羽根岡(中村倫也)がやって来た。石子は、強気な発言と独特の調子で依頼人に接する‘羽男’こと羽根岡を見て「依頼人から訴えられるのでは」と不安に。そんな折、会社員の大庭(赤楚衛二)から羽男に依頼が舞い込んだ。大庭はカフェで携帯電話を充電して店から訴えられたという。カフェを訪れた石子と羽男は、店長の梅林(田中要次)と対面する。

第2回【2022/7/22(金)放送】
石子(有村架純)らは、小学6年生の息子を連れた女性から相談を受ける。息子がスマートフォンのゲームに無断で課金してしまい、ゲームの運営会社に返金要求メールを送ったが拒否されたという。依頼を引き受けた石子と羽男(中村倫也)は、運営会社の顧問を務める法律事務所を訪問。相手弁護士は羽男と面識のある人物で、羽男に挑発的な態度を取り、返金にも応じない。

第3回【2022/7/29(金)放送】
国選弁護の依頼が届き、羽男(中村倫也)が接見へ。被疑者の若者・遼平(井之脇海)は映画を短く編集した‘ファスト映画’を違法アップロードした件で映画会社から著作権法違反で告訴されたが、反省の色がない。示談交渉も決裂し、執行猶予を目指す石子(有村架純)と羽男は、遼平に反省を示すよう説得。ところが法廷で一転、遼平は「何が駄目か分からない」と持論を展開し始める。

第4回【2022/8/5(金)放送】
綿郎(さだまさし)がかつて事故の損害賠償請求を手伝った絵実(趣里)から弁護の依頼が入り、羽男(中村倫也)が担当することに。絵実の妹・一奈(生見愛瑠)が電動キックボードで事故を起こして逮捕された。被害者の新庄(じろう)は現在意識不明で、警察はひき逃げとにらむが、一奈は逃げていないという。石子(有村架純)らは目撃証言などから事故状況を探ろうとするが、情報は得られない。そんな中、新庄が目覚め…。

第5回【2022/8/12(金)放送】
石子(有村架純)と羽男(中村倫也)はそば店の塩崎(おいでやす小田)の依頼で、彼の叔父と面会する。叔父は自宅裏の空き家に引っ越してきた女性との間で庭木に関するトラブルを抱えているという。石子と羽男は、乗り気ではなさそうな依頼者の態度を気にしつつ、女性宅を訪問。民法に基づき叔父の要求を伝え、同意を得る。だが翌日、叔父が逆に女性から慰謝料を要求されてしまう。

第6回【2022/8/19(金)放送】
石子(有村架純)と羽男(中村倫也)は、依頼人夫婦が双子の1歳児と暮らすマンションへ。夫婦は今住んでいる部屋が高齢者が孤独死した‘幽霊物件’だと怪文書で知らされ、妻は心身の不調に苦しめられているという。不動産会社に責任を取らせたいとの訴えを受け、石子らは不動産会社の社長と面会するが、交渉は難航。そこで、ターゲットを怪文書の差出人に変更するが…。

第7回【2022/8/26(金)放送】
石子(有村架純)と羽男(中村倫也)は依頼主の車を傷つけた犯人の目撃情報を探す中で、家出や援助交際などで問題視される若者の一団に遭遇。彼らに名刺を渡して聞き込みを行う。そのやりとりを2人の少女が見つめていた。やがて、車を傷つけた犯人らしき人物「K」の情報をつかんだ矢先、羽男の携帯電話に少女の1人から助けを求める連絡が。羽男と石子は駆け付けるが…。

第8回【2022/9/2(金)放送】
石子(有村架純)と羽男(中村倫也)は、綿郎(さだまさし)の知人で‘隠れ家’を売りにする創作料理店の店主から相談を受ける。店のレビューを無断で載せたグルメサイトの運営会社を訴えたいという。羽男は石子と共に運営会社の担当弁護士・丹澤(宮野真守)に会うが、交渉は決裂。そこで、裁判に向けて有利な証言を集めるため、常連や店でアルバイトをしていた女性らに話を聞く。

第9回【2022/9/9(金)放送】
石子(有村架純)と羽男(中村倫也)はある放火殺人事件を調べることに。公園のトイレが放火され、焼け跡から焼死体が見つかった事件で、程なく、被害者がタクシー運転手の日向と判明する。日向の妻は、訪ねてきた石子と羽男に対し、当日、夫は自分達夫婦をだました不動産仲介業の社長に会いに行ったと証言。その社長ともめて殺されたに違いないと怒りをあらわにする。

最終回【2022/9/16(金)放送】
石子(有村架純)と羽男(中村倫也)は2件の不動産投資詐欺に多くの共通点を発見。窓口は別の会社だが、両件が同一グループによる一体的な詐欺とにらみ、被害者達に共同で訴えることを提案する。抱えた案件の調査から戻った綿郎(さだまさし)も加わり、皆で2件のつながりや詐欺と立証する糸口を探る中、被害者の1人から連絡が入る。その女性は嫌がらせの電話に疲弊しており…。