IP~サイバー捜査班 第1回~最終回 テレビ朝日系 毎週木曜 後8:00~8:54

第1回【2021/7/1(木)放送】
サイバー犯罪の専門家が集まる京都府警サイバー総合事犯係。主任の安洛(佐々木蔵之介)が割り出した詐欺グループ拠点への突入が行われる中、所属刑事の多和田(間宮祥太朗)と新人の絆(福原遥)は現場で遺体を発見する。それは元刑事の石本(岡田浩暉)で、USBメモリを無理やり飲まされていた。安洛は‘ソーシャルハッキング’が狙いだと見抜くが、直後、府警の機能がダウンする。

第2回【2021/7/8(木)放送】
自分を父親ではないかと疑う絆(福原遥)の詰問に、たじたじの安洛(佐々木蔵之介)。そんな中、画像の拡散による‘炎上’被害の訴えを受け、絆と多和田(間宮祥太朗)は画像に写る芸妓の舞菊こと麻衣(川島海荷)に話を聞きに行く。置き屋のおかみ・涼花(国生さゆり)が麻衣に非はないと憤る一方で、安洛は画像の出所がカメラマンの寺西と割り出すが、彼は自宅アパートで殺されていた。

第3回【2021/7/15(木)放送】
多和田(間宮祥太朗)の親友である松永(木村了)の妻・知里(徳永えり)が、結婚1週間で突然、失踪。係長の平塚(杉本哲太)は所轄へ相談するよう促すが、安洛(佐々木蔵之介)は絆(福原遥)らに調査を指示する。安洛は26年前の出来事を思い返していた。映像解析担当の七波(堀内敬子)が不審点に気付く中、安洛は交流サイトを通じた松永と知里の出会いに作為を感じ、知里の情報を集める。

第4回【2021/7/22(木)放送】
2人組の匿名音楽ユニット・スノウライトのMAYこと明紗(島崎遥香)は、パートナーのYUKIこと雪世(芦原優愛)がネットで素性を暴露されたことを苦に自ら命を絶ってしまったことに怒り、特に悪質な書き込みをした10人を特定し、彼らに謝罪を要求。応じなければライブ配信内で個人情報を公表すると宣言する。そんな中、安洛(佐々木蔵之介)はMAYへの襲撃をほのめかす書き込みが相次いでいることに注目する。

第5回【2021/8/12(木)放送】
ソーシャルゲーム運営会社社員の鶴本(谷口知輝)が転落死した。同社社長・吉岡(駿河太郎)らの話を聞きに行った絆(福原遥)と多和田(間宮祥太朗)は、独立した創業メンバーの秋原(忍成修吾)が吉岡ともめていると知る。一方、安洛(佐々木蔵之介)の調べで、ゲームアカウントを売買していた人物が平塚(杉本哲太)の息子・拓夢(森山瑛)と判明。殺人疑惑もあり、平塚は青ざめる。

第6回【2021/8/19(木)放送】
スマートフォンが鍵代わりとなる「IoTマンション」で住人の里美が死亡し、そのスマホは所在不明に。密室殺人の可能性が浮上し、絆(福原遥)と多和田(間宮祥太朗)は、里美の夫で階下の仕事部屋にいた有名漫画家の靖久に話を聞く。犯行可能な人物が見つからない中、安洛(佐々木蔵之介)があぶり出したのは里美と同階の住人・祐美子。両者には子どもの受験を巡る確執があり…。

第7回【2021/8/26(木)放送】
絆(福原遥)らは町工場の作業員・影森が殺された事件を調べることに。影森はウェブ上の自身の情報を全て削除する‘デジタル終活’を行っていた。手掛かりがない中、安洛(佐々木蔵之介)は処分されたスマートフォンのGPS情報を探り当て、3カ月前に影森の生活に異変があったとつかむ。犯罪歴がある影森はその頃、絶縁状態の妹・瞳を訪ねていたが、瞳はそれを否定する。

第8回【2021/9/9(木)放送】
著名人のディープフェイク動画が大量流出し、安洛(佐々木蔵之介)らの部署に警察庁から香澄(内山理名)が出向。香澄は同事件に絡む‘犯罪インフラ’を突き止めていた。その香澄とメディアアーティスト・西堂(大東駿介)の偽動画まで出回る中、絆(福原遥)は安洛に警察庁への異動話があると知り動揺を隠せない。一方、捜査線上に現職警察官の永尾(波岡一喜)が浮上する。

最終回【2021/9/16(木)放送】
ディープフェイク動画流出事件への関与が疑われる永尾(波岡一喜)の配信動画が拡散。安洛(佐々木蔵之介)や香澄(内山理名)が影響を危ぶむ一方で、西堂(大東駿介)も動画の力に言及する。そんな中、絆(福原遥)は解剖医の理香(高畑淳子)から亡き母の話を聞いて考え込み、多和田(間宮祥太朗)は安洛の異動を巡る思惑を知り動揺。そして、安洛は永尾の動画からある人物にたどり着く。