漂着者 第1回~最終回 テレビ朝日系 毎週金曜 後11:15~深0:15

第1回【2021/7/23(金)放送】
女子高生3人が海岸で倒れている全裸の男性(斎藤工)を発見。自分の名前も分からず記憶障害と診断された男性の手掛かりは、左足首のタトゥーだけで、担当医の国原(船越英一郎)は思い出したことをメモするよう促す。一方、女子高生達が発見時の動画をSNSに投稿すると「#イケメン全裸漂着者」として拡散。男性は最初に発した言葉から‘ヘミングウェイ’と呼ばれ、時の人に。そんな中、新聞記者・詠美(白石麻衣)らが追う女児失踪事件は無事に解決するが、直後、ヘミングウェイのある能力が注目されることになる。

第2回【2021/7/30(金)放送】
県警の柴田(生瀬勝久)は女児失踪事件に加え大学教授・後宮(越村公一)の死にもヘミングウェイ(斎藤工)の関与を疑い、新聞記者の詠美(白石麻衣)は身元引受人のローゼン(野間口徹)に違和感を覚える。一方、ヘミングウェイは後宮が自分のタトゥーに動揺したことから、手掛かりを求め担当医の国原(船越英一郎)と共に彼のいた病室へ。そこには壁一面に図式が描かれていた。

第3回【2021/8/13(金)放送】
ヘミングウェイ(斎藤工)を訪ねていた詠美(白石麻衣)に、医師の国原(船越英一郎)が遺体で発見されたとの連絡が。県警の柴田(生瀬勝久)は大学教授の後宮(越村公一)と同様、ヘミングウェイの関与を疑う。そんな中、幼稚園でピアノを演奏したヘミングウェイは、それが詠美にとって悲しい思い出の曲だと言い当てた。一方で、後宮の研究室にいた准教授・古郡(森準人)が詠美に接触する。

第4回【2021/8/20(金)放送】
ヘミングウェイ(斎藤工)は任意で、柴田(生瀬勝久)らの事情聴取に応じる。一方、驚くべき主張をしてヘミングウェイを訪ねてきた女性を巡り、詠美(白石麻衣)は女子高生3人も同席させて、インタビューに臨む。女性は自分の住所や名前、生年月日などを答えるが、ヘミングウェイの本名は知らないという。ヘミングウェイとの本当の関係は不明だが、詠美はあることに気付いて…。

第5回【2021/8/27(金)放送】
幼稚園児13人がバスごと連れ去られた事件。ヘミングウェイ(斎藤工)は居場所が分かるならと神経を集中させ、高校生3人がその動画をアップすると、神がかり的体験をしたというコメントが続々寄せられる。一方、ヘミングウェイは詠美(白石麻衣)に「崖から海に飛び込んだ」など記憶の断片を語る。詠美は思い出すきっかけとなった‘婚約者’の琴音(シシド・カフカ)を訪ね…。

第6回【2021/9/3(金)放送】
詠美(白石麻衣)は、ヘミングウェイ(斎藤工)の‘祈りの映像’の分析を依頼した心理学の教授と会う。さらに取材を続けようとする詠美に、上司の橋(橋本じゅん)はこれ以上の深追いは危険だと告げる。一方、柴田(生瀬勝久)らがローゼン(野間口徹)を訪ね、琴音(シシド・カフカ)との関係を追及していると、総理大臣の宮部が現れた。宮部はローゼンに話があって来たと言い…。

第7回【2021/9/10(金)放送】
詠美(白石麻衣)はヘミングウェイ(斎藤工)が描いた絵を橋(橋本じゅん)に見せ、疑問をぶつける。ヘミングウェイはローゼン(野間口徹)の正体を知ることが自身を知る糸口になると考え、改めて彼と向き合う。亡き後宮教授が妻に出したはがきが見つかる一方、柴田(生瀬勝久)は12年前に行方不明になった娘に会いたいとヘミングウェイに懇願。そんな中、また女児失踪事件が…。

第8回【2021/9/17(金)放送】
捜査一課長・佐々木(岩谷健司)の娘・一恵の失踪事件についてヘミングウェイ(斎藤工)が描いた絵が、新潟県の県鳥でトキだと知った詠美(白石麻衣)は佐渡島に渡ることに。途中、ヘミングウェイの絵にそっくりな鳥が描かれた和菓子店「嘴屋(くちばしや)」の看板が目に入り…。そんな中、柴田は容疑者の1人として注視してきた雲行寺の住職・深見(リリー・フランキー)にもらったまんじゅうが「嘴屋」のものだったことに思い当たる。

最終回【2021/9/24(金)放送】
和菓子店の大おかみに刺された柴田(生瀬勝久)が生死の境をさまよう中、日本に潜入し、大規模テロを企てる某国の工作員が特定される。総理大臣臨時代理・藤沼(峯村リエ)は、ヘミングウェイ(斎藤工)に‘未来を選ぶ能力’で日本を滅亡の危機から救ってほしいと頼む。