ホテルマン東堂克生の事件ファイル~八ヶ岳リゾート殺人事件~ あらすじ BS-TBS 2022/1/22(土)後7:00~8:54

2年前、ホテル「プラトン東京」から、ここ「プラトンロイヤルホテル八ヶ岳」に総支配人として着任した東堂克生(内藤剛志)。お客様に最高の時間と空間を提供するため、スタッフとともに日々奮闘している。コンシェルジュの北山修二(東根作寿英)は、宿泊客パスカル・アンリ(Frederick Benoliel)と静子(いしのようこ)夫妻の恩人探しに奮闘。若手パティシェ・須藤義之(田中俊介)の作るスウィーツは宿泊客に好評で、人気作家・中上冬樹(デビット伊東)はそれを目当てに滞在するほどだ。須藤は、松岡みのり(山下リオ)との結婚も決まっており、ブライダル担当の山下みなみ(あめくみちこ)は、同僚の結婚式の準備に張り切っている。
ある日、ホテル内のコテージで殺人事件が発生。警察庁・特別広域捜査員の刑事・高梨薫(内山理名)と山梨県警捜査一課の刑事・清水大樹(井上拓哉)が捜査に駆けつける。頭部から血を流し死亡していた男性は、東京で飲食店を経営する望月真治(横山涼)と判明した。東堂も立ち会い現場検証が行われた。山梨県警捜査一課・第三係長の真田英介(天野慶久)は、薫と清水に、ホテル関係者の聞き込みだけをしてくれれば結構と言い渡す。
どうやら、警察庁からの出向である薫と、地元の名士の息子である清水は真田から疎まれているようだ。事件発生のその夜。薫は東堂を呼び止め、自分の母は5年前に病気でこの世を去った高梨絵里子(紫吹淳)であり、自分はあなたの娘だと告白する。動揺する東堂。33年前、東堂と絵里子は、お互いの夢を尊重するために婚約を解消したのだった。絵里子に宿った新しい命の存在を、東堂は知らなかった──。