ドクターX~外科医・大門未知子~ 第1回~最終回 テレビ朝日系 毎週木曜 後9:00~9:54

第1回【2021/10/14(木)放送】
100年に1度のパンデミックにより「東帝大学病院」では内科が台頭、外科が分院に追いやられていた。一方、参院議員・由華(冨永愛)は主治医の一木(岡田将生)の薦めでフリーランス外科医の未知子(米倉涼子)に手術を依頼。直後、由華が倒れ、緊急手術を同院で行うことになる。内科部長兼院長代理の蜂須賀(野村萬斎)が未知子の手術に許可を出す中、ある事実が判明する。

第2回【2021/10/21(木)放送】
蜂須賀(野村萬斎)率いる内科の台頭が悔しい外科分院長の蛭間(西田敏行)は、クラブのママ・麻也子に愚痴をこぼす。蛭間は外科医時代の蜂須賀をぞんざいに扱っていた。その麻也子が検査入院する中、蜂須賀は患者達の手術を極力しない方針を宣言。麻也子を蜂須賀が招いた‘スーパードクター’興梠(要潤)に担当させる。未知子(米倉涼子)は麻也子の検査結果が気になり…。

第3回【2021/10/28(木)放送】
広報室長の三国(杉田かおる)に、‘科研費’を巡る厚生労働事務次官・神部(宮川一朗太)への接待疑惑報道が。記者に囲まれ胸痛を訴えた三国は、仮病と思いきやストレスが原因の心筋症と判明する。海老名(遠藤憲一)と加地(勝村政信)も外科への科研費を狙って策を練る中、蜂須賀(野村萬斎)に解雇をほのめかされた三国は、未知子(米倉涼子)の制止も聞かず仕事に復帰しようとする。

第4回【2021/11/4(木)放送】
ミュージカル女優の唯花(凰稀かなめ)が甲状腺がんで極秘入院。蜂須賀(野村萬斎)は内科主導の切らない手術「ケミカルサージェリー」で治療するという。唯花ファンの海老名(遠藤憲一)は外科手術が必要と訴え、蜂須賀と対立。辞職を懸けた争いに発展する中、海老名は舞台出演を控えた唯花から手術を断られ、切り札と思っていた未知子(米倉涼子)からも内科治療でいいと言われてしまう。

第5回【2021/11/11(木)放送】
研修医の蟻原(一ノ瀬颯)らを助手に手術に臨む興梠(要潤)は、初対面で的確な指示をするフリーランス看護師・灯(松下奈緒)の態度に立腹。手術室看護師を正子(今田美桜)に代わらせる。灯に見覚えがあった未知子(米倉涼子)は、過去の彼女の腕の良さを思い出していた。そんな中、興梠が執刀した患者が腹痛を訴え、未知子はミスを疑う。興梠は正子に責任転嫁し…。

第6回【2021/11/18(木)放送】
中国のITグループ会長の息子で9歳の弥六が特別室に入院する。弥六を病院に紹介した晶(岸部一徳)は、未知子(米倉涼子)ではなく、弥六が信頼を置くフリーランス外科医が執刀すると発表。その人物を知る未知子や加地(勝村政信)らは驚きを隠せない。そんな中、執刀を諦めない未知子は、その外科医から助手を頼まれて拒否。一方で、弥六の検査結果に気になる点があり…。

第7回【2021/11/25(木)放送】
蜂須賀(野村萬斎)が広報活動強化のため、医療系動画が人気の医師を病院に招請。未知子(米倉涼子)は無関心だが、訪れた定食店店主の安江ら親子もファンらしい。その安江には腹痛があり、検査で胃がんと判明する。一方、復権をもくろむ蛭間(西田敏行)は環境大臣に接触。大臣の治療のため安江の手術を延期させる。未知子は憤るが、安江は自分は後でいいと退院してしまう。

第8回【2021/12/2(木)放送】
未知子(米倉涼子)は博美(内田有紀)と間違えられ、若い青年に声を掛けられる。青年は博美の同級生・さつきの息子。さつきは深刻な病状に治療を諦めかけていたが、息子の願いで最先端の‘ケミカルサージェリー’を望んでいた。一方、蜂須賀(野村萬斎)の失脚を狙う蛭間(西田敏行)に、三国(杉田かおる)から極秘の依頼が。そんな中、未知子はさつきの手術の可能性を探るが…。

第9回【2021/12/9(木)放送】
念願の感染研究センターの完成が近づき、蜂須賀(野村萬斎)は‘蛭間外し’の策に出た。激高する蛭間(西田敏行)は、不調を訴える妻・華子(藤真利子)の話にも気のせいだと取り合わない。センター完成を焦るかのように突き進む蜂須賀に鍬形(小籔千豊)ら部下が閉口する一方で、華子の病気が発覚。未知子(米倉涼子)でさえ手術が困難と思われる中、蜂須賀の発言に一同は驚く。

最終回【2021/12/16(木)放送】
院内に大きな問題が浮上する中、目の前の患者を救おうと困難な手術に挑むことを決めた未知子(米倉涼子)は、‘100パーセント’の成功を目指して試行錯誤。だが、患者の病状とは別のハードルが立ちはだかる。一方で、蜂須賀(野村萬斎)と蛭間(西田敏行)の権力闘争は裏切り者の出現で新たな局面を迎えていた。その中で海老名(遠藤憲一)らは手術を目指す未知子を目の当たりにし…。