DCU 第1回~最終回 TBS系 毎週日曜 後9:00~9:54

第1回【2022/1/16(日)放送】
海上保安庁で水際捜査に特化した「潜水特殊捜査隊(DCU)」が発足。隊長には50歳の新名(阿部寛)が就任した。隊の発足と同時に、新名や西野(高橋光臣)らメンバーは群馬のダム湖へ捜査に向かう。数日前の大型台風の影響でダム湖からある人物の頭蓋骨の破片が見つかったのだ。新名らが水深100メートルというダム湖の底で潜水捜査すると、思わぬ景色に遭遇する。

第2回【2022/1/23(日)放送】
DCU隊員・瀬能(横浜流星)は15年前の事件について新名(阿部寛)に尋ねる。直後、新名らは部長・佐久間(佃典彦)の指示で、石川・能登半島の港に上がった変死体の調査へと向かう。被害者は密漁と戦う地元のリーダー的存在で、市議会議員や地元漁師らは外国の密漁者が犯人だと主張。新名は海中捜査を西野(高橋光臣)らに任せ、瀬能と陸の上で聞き込み調査に回る。

第3回【2022/1/30(日)放送】
隆子(中村アン)のミスで、実習生のサンチェス(フェルナンデス直行)が被害者のスマートフォンを盗んで失踪。しかも彼には治安を脅かす秘密があった。この件でロシア高官の来日が見送られ、隆子は責任を痛感。聞き込みで彼と同じ日本語学校のマリア(エレナアレジ後藤)を見つけた隆子は、焦りから彼女にけがをさせそうになる。新名(阿部寛)はそんな隆子を捜査から外すが…。

第4回【2022/2/13(日)放送】
隆子(中村アン)が殉職し、隊長を外された新名(阿部寛)は自宅待機に。西野(高橋光臣)が隊長代理を務めるDCUは、事件捜査を公安に任せて通常業務に戻ることになる。納得できない瀬能(横浜流星)に、公安の清水(山崎育三郎)が隆子のパソコン内にあった個人データを渡す。データに違和感を覚えた瀬能は、部隊に加わった瑠璃(趣里)に解析を依頼。今回の事件が2年前のある溺死事故に起因する可能性が浮上する。瀬能は隆子の司法解剖を行った医師・真鍋(角田晃広)らを訪問。だが、自宅待機中の新名が既に訪れた後で…。

第5回【2022/2/20(日)放送】
国交省副大臣の長男・裕司(三浦りょう太)が海上で行方不明に。新名(阿部寛)らDCUは移動経路を予測し、乗っていたと思われるボートを発見するが、そこに彼の姿はなかった。新名と共に捜査のためサーフショップを訪ねた瀬能(横浜流星)は、オーナーが高校の先輩・中林(藤井流星)だと知り、驚く。そんな中、裕司が危険ドラッグ絡みで誘拐されたことが判明する。

第6回【2022/2/27(日)放送】
新名(阿部寛)が成合(吉川晃司)の存在に動揺する中、神奈川県警から身元不明の女性の変死事件について依頼が入った。被害者はオホーツク海の海水で溺死させられ、横浜の海に遺棄された可能性が高い。自殺に見せ掛けた殺人だとにらむ新名らは、殺害現場を特定するため海水の出どころを探る。やがて東京都内の施設を特定した新名は、瀬能(横浜流星)と現地へ向かう。

第7回【2022/3/6(日)放送】
水族館プロデューサーの那由(明日海りお)が成合(吉川晃司)とつながっているのではと疑う新名(阿部寛)は、彼女の動向を注視。病気の娘を持つ那由は、水中カメラの遠隔操作により疑似ダイビング体験ができるVRの開発に携わっていた。ところがVRを披露するイベントの直後、水中カメラが制御不能となり、画面から消失。同じ頃、海で水上バイクの爆発事故が発生し…。

第8回【2022/3/13(日)放送】
成合(吉川晃司)の訪問先が判明し、新名(阿部寛)は真子(市川実日子)との新婚旅行を装って、先に現地入りしていた西野(高橋光臣)と合流。現地のホテル支配人・戸塚(田辺誠一)が東都重工で瀬能(横浜流星)の父・陽一(西尾浩行)の助手だったと知る。研究データの横流しについて尋ねる新名に、動揺を隠せない戸塚。同じ頃、瀬能は陽一の鍵が何かを調べるため、実家を探っていた。

最終回【2022/3/20(日)放送】
「G20東京サミット海上警備準備本部」の指揮を任された新名(阿部寛)は、佐久間(佃典彦)に成合(吉川晃司)が狙う情報が入ったフロッピーディスクと鍵について説明。佐久間は新名に内通者の情報を伝え、フロッピーを厳重に守られたセーフルームに隠す。同じ頃、早川(春風亭昇太)は森田(岡崎体育)にある指示を下していた。そんな中、真子(市川実日子)は成合に電話をかけ…。