第21回【2022/12/8(木)放送】
梁(りょう)王は太子(たいし)がいきなり態度を変えたことにいらだちを隠せない。その話を聞いた陸琪(りくき)は「韓(かん)王に唆された盛楚慕(せいそぼ)が、太子に梁(りょう)王の悪口を話した」と言い、梁(りょう)王が楚慕(そぼ)を敵視するようにしむける。一方、陸(りく)家に入った傅音(ふいん)は玲瓏(れいろう)に腕輪を盗んだと疑いをかけられる。そこへ陸琪(りくき)が現れケンカを制するが、ひょんなことから陸琪(りくき)は音(いん)が自分を好きだと思い込み…。
第22回【2022/12/9(金)放送】
傅音(ふいん)は玲瓏(れいろう)の罠(わな)にはまり陸漢星(りくかんせい)に乱暴されそうになるが、陸琪(りくき)が現れ、事なきを得る。しかし真相を知らない陸琪(りくき)は傅音(ふいん)を「恥知らず」と罵り、立ち去る。この騒ぎで母の形見の腕輪を割ってしまった傅音(ふいん)は涙にくれるが、復讐(しゅう)の誓いを新たに陸琪(りくき)の部屋へ行く。翌日、陸雲戟(りくうんけき)はわびに来た漢星(かんせい)に、朝廷の重臣である趙侍郎(ちょうじろう)の娘をめとるよう命じる。すべては朝堂における味方を増やすための策略であった。
第23回【2022/12/12(月)放送】
歆楠公主(きんなんこうしゅ)はなんとか陸琪(りくき)との結婚を避けようと、傅柔(ふじゅう)に陛下の前で結婚できない理由を説明させる。突然呼び出された傅柔(ふじゅう)は困惑するものの、太上皇(たいじょうこう)が太福(たいふく)上皇后をめとった時のように、陸琪(りくき)に屏風(びょうぶ)に描かれた孔雀(くじゃく)の両目を射らせることを提案する。しかし、陸琪(りくき)は弓矢の名手で、孔雀の目を射ることくらい簡単であった。公主は絶望していたが、傅柔(ふじゅう)はある作戦を考えていた。
第24回【2022/12/13(火)放送】
傅柔(ふじゅう)は李宝林(りほうりん)に孔雀(くじゃく)の刺繡(しゅう)の秘密を打ち明け絶賛される。しかしその刺繡の行方が分からず困っていた。もし専門家に見せれば刺繡に施した細工は必ず見破られるという。その頃、陸(りく)家では回収した刺繡を有名な刺繡師たちに検分させていた。一方、馬海娘(ばかいじょう)は相変わらず盛楚慕(せいそぼ)を追いかけている。傅柔(ふじゅう)に唆された馬海娘(ばかいじょう)は、韓(かん)王府に乗り込み、韓(かん)王妃に「楚慕(そぼ)の妻になりたい」と直訴。そのまま韓(かん)王府で花嫁修業をすることになる。
第25回【2022/12/14(水)放送】
傅柔(ふじゅう)が盛楚慕(せいそぼ)、周(しゅう)王、梁(りょう)王、厳子方(げんしほう)の4人に求婚され、宮中ではその話題で持ちきりとなっていた。なんとか盛楚慕(せいそぼ)と結婚したい傅柔(ふじゅう)であったが、皇帝が周(しゅう)王との結婚を望んでおり、皇后も太上皇(たいじょうこう)の顔を潰してでも、皇帝のために周(しゅう)王を選ぼうと覚悟を決めてしまう。しかし、ある噂(うわさ)を聞きつけた太子(たいし)妃が皇后を説得し…。
第26回【2022/12/15(木)放送】
「傅柔(ふじゅう)を4人のうちの誰に与えるのか」という問題に対し、病を理由に結論を先送りする皇后にしびれを切らした太上皇(たいじょうこう)は、皇后の宮殿を訪れる。奉天(ほうてん)観へ遠出する皇后に対し、仮病ではないかと問い詰める太上皇。皇后は五弟(ごてい)の命日が近いため、奉天観で法事をする旨を告げる。その言葉に感動した太上皇は皇后にわび、自分も奉天観へ同行することを決めるのだった。
第27回【2022/12/16(金)放送】
蘇(そ)天師の占いを終え、長安(ちょうあん)へ戻ろうとしていた傅柔(ふじゅう)たち一行。しかし大蒼(たいそう)山の途中で洪義徳(こうぎとく)たちに襲撃されてしまう。皇后、太上皇(たいじょうこう)、梁(りょう)王、柔(じゅう)はなんとか洞窟に逃げ込むものの、その洞窟は巨大な迷宮で出ることができない。偶然通りかかった盛楚慕(せいそぼ)も柔(じゅう)を捜索するが、もう少しのところで柔(じゅう)がある者にさらわれてしまう。
第28回【2022/12/19(月)放送】
陸(りく)家では、今も目を覚まさない陸琪(りくき)を傅音(ふいん)がかいがいしく看病している。傅柔(ふじゅう)は厳子方(げんしほう)の隠れ家に閉じ込められていた。「解放してほしい」と懇願する傅柔(ふじゅう)だったが厳子方(げんしほう)は聞き入れず、これまでの思いをぶつける。一方、盛楚慕(せいそぼ)と周(しゅう)王は、山の中で傅柔(ふじゅう)の捜索を続けていた。周(しゅう)王は「ここで死んだら柔(じゅう)が悲しむ」と撤退を提案するが、盛楚慕(せいそぼ)は決して諦めようとしなかった。
第29回【2022/12/20(火)放送】
盛楚慕(せいそぼ)は金を稼ぐために酒店で仕事を始めるが、客とケンカになってしまい店を解雇される。食べるものに困った2人は山で猟をして飢えをしのぐが、そこに老人と孫が現れ獅子(しし)山を脅かす盗賊の話を聞く。老人は盛驍靖(せいきょうせい)のような英雄がいれば、盗賊も討伐できたと言い、それを聞いた盛楚慕(せいそぼ)は夢でうなされてしまう。一方、音(いん)は陸琪(りくき)との子どもをみごもっていた。
第30回【2022/12/21(水)放送】
盛楚慕(せいそぼ)は宿に部屋を取る。宿代が払えないと心配する傅柔(ふじゅう)に「私に任せておけ」と言って楚慕(そぼ)は部屋を出ていく。宿代を稼ぐために慣れない薪(まき)割りをする楚慕(そぼ)の姿を見た傅柔(ふじゅう)は思わず手伝おうとするが拒まれてしまう。そして傅柔(ふじゅう)はある決心をする。一方、陸(りく)家では陸漢星(りくかんせい)の母が帰るはずのない息子の帰りを待ちわびていた。そんな義姉に対し陸雲戟(りくうんけき)は「漢星(かんせい)は辺境へ書状を届けに行った」とうそをつくのだった。