カムカムエヴリバディ 第3週 NHK総合 毎週月曜~金曜 前8:00~8:15

第3週「1942-1943」

第11回【2021/11/15(月)放送】
英語講座を放送しなくなったラジオからは勇ましい日本軍の戦果が流れる日々。衣料品の購入や製造にも制限がかかる中、雉真繊維は軍服や国民服の需要拡大に伴い、工場の拡大を検討していました。そんな中、春休みに帰省することになった稔。安子も稔も2人で出かけるのを心待ちにしていました。しかし、帰ってきた稔には千吉から事業拡大に先立って銀行の頭取の娘との縁談が持ちあがり…。

第12回【2021/11/16(火)放送】
雉真家に配達に来た安子は、美都里(YOU)から「二度と稔に近づくな」と厳しい言葉を浴びせられます。注文の品も受け取ってもらえず、代金だけを押しつけられる始末。そんな美都里の屈辱的な態度を知った稔は、千吉と美都里の前で強く怒りをあらわにし、安子とは将来を見据えた真剣な交際をしているのだと訴えます。一方、安子は自分の立場を考え、稔のことを忘れようとしますが…。

第13回【2021/11/17(水)放送】
姿を消していた算太(濱田岳)に召集令状が届き、久々に橘家に帰ってきたのもつかの間、算太は出征しました。人手も材料も乏しくなった「たちばな」は、次第に商いを縮小せざるを得なくなりました。一方、雉真繊維は戦争の勢いが増すにつれ軍への納入も増え、事業を拡大。稔には、銀行の頭取の娘との縁談が上がっているようで…。そのことを知った勇は稔のもとを訪ね、複雑な思いをぶつけるのでした。

第14回【2021/11/18(木)放送】
橘家では、肺を患い苦しむ杵太郎の枕元で、安子が懸命に声をかけていました。その頃、雉真家では稔が出征することが決まり、千吉は頻繁に大東亜銀行の頭取と面会をしています。出征までに、頭取の娘との縁談を取りまとめるためでした。稔と安子の互いの気持ちを知る勇(村上虹郎)は、2人の結婚を許すよう千吉に頼み込みますが、まともに取り合ってはもらえず…。

第15回【2021/11/19(金)放送】
安子(上白石萌音)と稔(松村北斗)は、結婚することになりました。「たちばな」を訪れて安子の姿を見た千吉(段田安則)は、安子こそ稔を支えてくれる相手だと確信し、進めていた銀行の頭取の娘との縁談を断って2の結婚を許したのです。杵太郎(大和田伸也)の忌中のため、ごく簡素ではありましたが、祝言をあげることに。稔の出征まで2人が一緒に過ごせる時間は限られるなか、この上なく幸せな時間を過ごしていました。