オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~ 第1回~最終回 日本テレビ系 毎週木曜 後11:59~深0:54

第1回【2022/7/7(木)放送】
神奈川県警東神奈川署の刑事・朱梨(飯豊まりえ)は、15年前の事件を機に、目を合わせた相手の感情を色として見ることができるようになった。警察庁から異動してきた涼(浅香航大)は、取り調べの最中、パステルセットとスケッチブックを手に割り込んできた朱梨に驚き、彼女と組むよう言われて頭を抱える。そんな2人が担当するのは「数分後に死ぬカップル」という動画を投稿後、ホテルの非常階段から飛び降り、軽傷だった咲子で、相手男性の岩田川は死亡。涼は心中を装った殺人を疑うが、朱梨は彼の聴取を遮る。

第2回【2022/7/14(木)放送】
朱梨(飯豊まりえ)と風早(浅香航大)は小説家・千弦(橋本マナミ)の事情聴取を行う。千弦の夫・拓人(吉岡睦雄)が同じマンションの上階に住む女性を刺殺した後、自殺したと思われる事件。千弦は悲しみに暮れていたが、朱梨は話を聞きながら黄色のパステルで線を描き、風早に黄色は喜びの色だと告げる。そんな中、風早は上司の雲川(山中崇)から朱梨の過去を知らされて…。

第3回【2022/7/21(木)放送】
朱梨(飯豊まりえ)と風早(浅香航大)は、あおり運転の容疑者・鳥飼(若林時英)を取り調べる。被害者・鳩崎の車のドライブレコーダーには、鳥飼が運転席から鳩崎を引きずりおろす様子が写っていた。しかし、鳥飼は犯行を否認。朱梨はその感情に‘嫌悪’の紫色と‘信頼’の黄緑色を見る。捜査は難航し、2人は入院中の鳩崎を訪ねるが、鳩崎からは‘恐怖’の色が見えず…。

第4回【2022/7/28(木)放送】
入院患者の花恵が死亡し、看護師の麻美(徳永えり)が逮捕された。朱梨(飯豊まりえ)と風早(浅香航大)に「私が殺しました」と自供し、快楽殺人をにおわせる麻美。朱梨が麻美から見たのは喜びの‘黄色’だった。一方、花恵の娘で料理研究家のかんなはショックの様子だが、悲しみの‘色’は見えない。そして事件の数日前、かんなが麻美に頼み事をする場面が目撃されていて…。

第5回【2022/8/4(木)放送】
朱梨(飯豊まりえ)は15年前に世話になった病院長・暁子(千葉雅子)の葬儀に参列。その最中、秘書の潮田(浅利陽介)が暁子の夫・経二郎(佐戸井けん太)らを人質に立てこもる事件が発生する。巻き込まれた朱梨は、潮田の目に‘驚き’を表す水色を見る。潮田は、暁子が家族の誰かに殺されるとおびえていたと主張していた。

第6回【2022/8/11(木)放送】
朱梨(飯豊まりえ)と風早(浅香航大)は、華道家の円山(尾上寛之)を殺人容疑で取り調べる。物証は血の付いた華道用ナタだが、何も覚えていないという円山は「解離性健忘」と診断され、朱梨にも‘不安’を表わす薄い緑色しか見えない。一方、円山が最後に通話した相手がゴシップ系動画配信者の菱田と判明。円山は3年前、菱田の暴露で離婚し、妹に家元の座を譲っていた。

第7回【2022/8/18(木)放送】
朱梨(飯豊まりえ)と風早(浅香航大)は、ビル屋上から清掃員の川瀬を転落死させた同僚の道子の取り調べを行う。すぐに殺人を自供した道子だが、朱梨はパステルを手に取らない。彼女から何の感情も読み取れないのだ。動機を語ろうとしない道子は、感情をなくさなければ生きられないほどつらい経験をしてきた女性だった。一方、川瀬の妻は夫と道子の不倫を疑っていて…。

第8回【2022/8/25(木)放送】
朱梨(飯豊まりえ)と風早(浅香航大)は、暴行容疑で逮捕された大学生・大和(濱田龍臣)の取り調べを行う。すぐに示談が成立し、釈放されたにもかかわらず、朱梨は大和の目に‘怒り’を表す赤を見る。大和によると、彼の父親・家長(水澤紳吾)は15年前、殺人事件の容疑者として指名手配され、現在も行方不明。その事件が、朱梨の両親が殺された事件と同じ日だと分かる。

第9回【2022/9/1(木)放送】
15年前、朱梨(飯豊まりえ)の父親・陽介(豊本明長)や雲川(山中崇)、小野寺(片桐仁)ら東神奈川署は署長・平安(船越英一郎)の下、連続婦女暴行事件を追っていた。だが容疑者の綿貫(こがけん)が証拠不十分で釈放後、再び女性が殺され、さらに陽介も殺害されてしまう。当時のことを調べる朱梨と風早(浅香航大)は東神奈川署の元刑事・棚田を聴取。棚田からは‘恐れ’を表す緑色が…。

最終回【2022/9/8(木)放送】
小野寺(片桐仁)が自首した。風早(浅香航大)が心配する中、朱梨(飯豊まりえ)は小野寺と対峙(たいじ)。そのスケッチブックは‘黒’で塗り潰されていくが、黒が表す感情が何なのか、朱梨にも分からない。そして、紫織(松井玲奈)の話をすると、小野寺の反応が微妙に変化する。そんな中、小野寺とある人物の関係が浮上。朱梨は、15年前の事件に隠された最後の秘密にたどり着く。