2018年4月にスタートした刑事ドラマ「特捜9」シリーズの第8シーズン。2006年~2017年に放送された、故・渡瀬恒彦主演の刑事ドラマ「警視庁捜査一課9係」から数えて通算20作目という節目のシーズンにして最終作となる。
難事件に挑む浅輪直樹(井ノ原快彦)ら個性派刑事たちの活躍と、背景にあるそれぞれの人生模様を丁寧に描く。
キャラクター&キャスト
・浅輪直樹(井ノ原快彦)
警視庁捜査一課特別捜査班の班長。警部。「season7」で主任から班長に。「9係」時代の係長・加納倫太郎(渡瀬恒彦)の薫陶を受け、弱者に寄り添い、手柄とはほど遠い地道な捜査も厭わない。共感力に長けており、仲間を誰よりも思いやり、そしてその活躍を見守る事ができる特捜班のリーダー。浅輪倫子を妻に持つ。
・村瀬(小宮山)志保(羽田美智子)
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。警部補。特捜班の長女的存在で、メンバーを温かくまとめ、直樹を支えている。一方で、行動力と決断力は誰にも負けていない。「season4」で、現・捜査支援分析センター(SSBC)副所長の村瀬健吾(津田寛治)と結婚。車いす生活の夫を支えつつ自らの仕事にも妥協しない。
・青柳靖(吹越満)
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。警部補。浅輪が班長になったことで主任へと昇進。反骨精神の持ち主で予定調和が大嫌い。捜査の過程で度々、権力者や組織と衝突してきた。特に弱者を食い物にする反社会勢力は絶対に許さない。不器用な面がありながら、捜査や取調べでの刑事技量は高い。恋人の垣内妙子と同棲している。
・矢沢英明(田口浩正)
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。巡査部長。大らかな性格で、変わり者の青柳と長年、コンビを組んでいる。普段は調整役に回ることが多いが、特捜班きっての人情家で温かい心の持ち主。妻・矢沢早苗は人気漫画家。
スタッフ
・脚本
徳永富彦
ほか
・監督
細川光信
田村孝蔵
ほか
・ゼネラルプロデューサー
大川武宏(テレビ朝日)
・プロデューサー
川島誠史(テレビ朝日)
森田大児(東映)
土井健生(東映)
・主題歌
20th Century「ネバギバ ~Never Give Up!~」(MENT RECORDING)