日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」創業者・服部金太郎の波乱の人生を重厚に描き出す物語。
服部金太郎は丁稚奉公から時計修理職人を経て、時計の製造工場「精工舎」を設立し、国産初の腕時計を製造販売。常に時代の先を読み、「義理」「人情」「恩義」を大切にしながら、一歩ずつ己の夢を叶えていく。一方で火災や震災など、数々の困難が彼の人生を襲う。
キャラクター&キャスト
・服部金太郎(西島秀俊、青年期:水上恒司)
「服部時計店」(現セイコーグループ)の創業者。現在の銀座で古物商「尾張屋」を営む父・服部喜三郞と母・はるの間に産まれた一人息子。13歳(数え歳)で、洋品雑貨問屋「辻屋」の丁稚奉公になり、近隣の時計店の技術などを目の当たりにし、時計商になることを決意。
・服部まん(松嶋菜々子 青年期:和内璃乃)
金太郎の妻。群馬県の綿問屋・山本兼十郞の娘で、兼十郞の形見の時計の修理のため、金太郎のもとを訪れる。その後、金太郎のお店が火事に遭い大きな損害を被ることになるが、その際に再会。
・吉川鶴彦(山本耕史)
卓越した腕を持つ時計職人で、後に金太郎の盟友になる。
・岩倉善路(濱田岳 青年期:下川恭平)
金太郎とは丁稚奉公時代からの親友で、金太郎を兄と慕うも、考え方の違いから後に衝突してしまう。
・辻浪子(少女時代:吉川愛 晩年期:高島礼子)
金太郎の初恋の相手。
・吉邨英恭(髙嶋政伸)
フランス商館「ブルウル商会」の番頭で、信頼できる金太郎に輸入時計の販売を託す。
・辻粂吉(船越英一郎)
浪子の父親で、金太郎が丁稚奉公する洋服問屋「辻屋」の店主。
スタッフ
・原作
楡 周平「黄金の刻 小説 服部金太郎」(集英社)
・脚本
髙橋 泉
・演出
豊島圭介
・ゼネラルプロデューサー
服部宣之(テレビ朝日)
・プロデューサー
藤崎絵三(テレビ朝日)
山形亮介(KADOKAWA)
長谷川晴彦(KADOKAWA)
・協力プロデューサー
竹園 元(テレビ朝日)
・主題歌
MISIA「ゆびきりげんまん」(Sony Music Labels)