姉夫婦を事故で亡くした都会育ちの独身男性が、姉夫婦の娘を1カ月だけ引き取ることになり、福島へ仮移住して過ごすひと夏の出来事を描くヒューマンコメディー。
実際に福島でロケを行い、前向きに生きる地元の人たちや近年増加する移住者たちの姿も映し出す。都会で育った現代的な思考をもつ主人公・小津を演じるのは本郷奏多。もう1人の主人公である12歳のめいっ子・メイに、本作がテレビドラマ初出演となる大沢一菜が扮する。「直ちゃんは小学三年生」シリーズ(同系)の青野華生子が企画・プロデュースを手掛け、“2011年生まれの子ども” と“福島” がリンクした、笑えて心温まる作品をおくる。
キャラクター&キャスト
・小津(本郷奏多)
東京在住。姉と姉の夫である義兄を事故で亡くしたことで、姪のメイを一時的に引き取ることに。福島県楢葉町に仮住まいを決め、リモートワークをしながらメイとの絆を深めていく。
・メイ(大沢一菜)
小津の姪。しっかり者だが変わり者の芸術肌。叔父である小津に夏休みの間、一緒に過ごすことを提案する。
・平田幸枝(田中美奈子)
富岡町でワイン農園を経営。
・平田建一(川田広樹〈ガレッジセール〉)
幸枝の夫。頼れる地元の農家の先輩。
・岩倉虎彦(橋本淳)
対人の距離感が不思議な、掴みどころのない青年。
・山下真理子(清水葉月)
友人の容子の誘いで福島へ移住。
・上原容子(土居志央梨)
真理子に福島への移住をすすめる。
・平田純(岩田奏)
反抗期で、両親やメイ、小津に対して素っ気ない態度をとる。
・坪野恵(真飛聖)
日々ロボットを研究している。あまり人と交われない性格。
・赤井雄志役(竹原ピストル)
・春日部勇人(関智一)
メイの父。
・春日部アイ(須藤理彩)
メイの母。
スタッフ
・脚本
⼩川康弘
・監督
清⽔康彦、大内田龍馬
・オープニングテーマ
SHISHAMO 「わたしの宇宙」(GOOD CREATORS RECORDS/UNIVERSAL SIGMA)
・エンディングテーマ
KALMA「夢見るコトダマ」(ビクターエンタテインメント)