いちばんすきな花 フジテレビ系 10/12(木)スタート 毎週木曜 後10:00~10:54

年齢も育った環境も異なる男女4人の、恋愛も友情もすべて含めた愛の物語

ドラマ「silent」のプロデューサー・村瀬健×脚本・生方美久が再びタッグを組む本作。「男女の間に友情は成立するのか?」をテーマに、4人の男女が紡ぎ出す友情と恋愛を描く、新たな時代の“友情”の物語。主演4人を多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜が務める。

物語の主人公は、潮ゆくえ(多部)、春木椿(松下)、深雪夜々(今田)、佐藤紅葉(神尾)。年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人は、それぞれ人間関係の問題に直面している。境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らは、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”や“恋愛”というテーマに向き合っていく。

4人の間に生まれる感情と、彼女たちを取り巻く人々との間に生まれる感情を丁寧に描きつつ、“本当に大切なものは何なのか”を紡ぎ出していく。愛すべき登場人物たちを優しい気持ちでずっと見つめていたくなる、クスッと笑って、フワッと泣ける優しいドラマが、この秋誕生する。

キャラクター&キャスト

・潮ゆくえ(多部未華子)
新潟から上京し、妹と2人で暮らしながら学習塾の講師として働いている女性。他人や物事を一辺倒に見ないという意味で、ゆとりのある性格をしており、それによって周りに新鮮な意見を与える。一方で、自身のことに関しては「こうしなきゃ」と思い込みがちな一面も持っている。

・春木椿(松下洸平)
出版社で働く会社員。「花は好きだけど、花屋は嫌い」と口にし、実家と距離を置くなど家族に対して複雑な感情を抱く。長年付き合っている彼女と結婚、新居での生活をスタートしようとした矢先、彼女の男友達に持っていかれてしまう。

・深雪夜々(今田美桜)
表参道の美容院で働く美容師。純粋に友達になろうとしても、男性からは勝手に恋愛ととらえられ、女性からはそんな姿をねたまれてしまうという経験をしてきたことで、「1対1で人と向き合うのが怖い」という思いを抱える。

・佐藤紅葉(神尾楓珠)
ゆくえの幼なじみ。小学生の頃、当時高校生のゆくえと家族ぐるみの付き合いがある。現在は上京し、コンビニで働きながらイラストレーターの夢を追いかける青年。表面的にしか人と関われない自分の薄っぺらさに気付きつつも、誰でも構わず“友達”と素知らぬ顔してやり過ごしている。

・潮このみ(齋藤飛鳥)
ゆくえの8歳下の妹。地元・新潟から上京し、姉妹で一緒に暮らしている。子どもの頃から落ち着きがあって常に冷静なため、「愛想がない」「感情がない」など勘違いされることが多く、人間関係に苦手意識を持っている。

・小岩井純恋(臼田あさ美)
椿の婚約者。椿とは高校時代の同級生で、卒業後しばらくしてから同級生の結婚式で再会したことをきっかけに交際。結婚も決まり幸せそうな2人だったが、椿はたびたび聞かされる純恋の“男友達”の存在が気になっている。

・赤田鼓太郎(仲野太賀)
ゆくえと何でも話すことができる唯一無二の友達。互いに恋愛感情は一切なく、“友達”としての居心地の良さを感じていた。しかし、彼女・峰子との結婚を機に、ゆくえとの関係に変化が生じてしまう。

スタッフ

・脚本
生方美久
・演出
髙野舞