ブラックファミリア~新堂家の復讐~ 日本テレビ系 毎週木曜 後11:59~深0:54 放送終了

板谷由夏が、娘の死の真相を追う母親に。“なりすまし”一家による復讐ミステリー

謎の死を遂げた女子高校生の家族が、愛する娘の死の真相を追うため、ホームパーティーが行われた実業家一家やその関係者にさまざな姿になりすまして近づき、意外な真実を暴き復讐(ふくしゅう)していく、“なりすまし”一家による復讐ミステリー。

優しく思いやりがあり、自分のことよりも常に家族のことを一番に考える新堂家の母・新堂一葉を、板谷由夏が演じる。

実業家・早乙女秋生の“ホームパーティー”の映像が世間に流出した一週間後、一葉の次女・梨里杏が謎のメッセージを残し、不審死を遂げる。そして、さらに追い打ちをかけるかのように、梨里杏がパパ活をしていたと捏造のスキャンダルが流れ、一家は世間から非難を浴びる。

失意の最中、早乙女家のコネと権力によって、梨里杏の死が自殺であるかのようにメディア誘導されていたことを知った一葉。家族とともに復讐を誓い、実業家一家に近づくために、家族総出で壮大な“なりすまし”復讐計画を立てる。

徐々に明らかになっていく上級国民のゲスな真実、二転三転する復讐と裏切りの連鎖。
明らかになる衝撃の真実とは?

キャラクター&キャスト

・新堂一葉(板谷由夏)
専業主婦。優しく思いやりがあり、自分の事よりも常に家族の事を一番に考えている。芯が強く、一度始めたことは最後までやり切る精神力を持っている。家族と幸せな日々を送っていたが、ある日次女の梨里杏が謎の不審死を遂げる。失意の最中、一葉は、梨里杏の死には早乙女家、そして秋生のホームパーティーが関与していることに気付く。

・新堂航輔(山中崇)
一葉の夫で、沙奈と梨里杏の父。家族思いの心優しい父親。真面目な性格で責任感が強い。歓楽街の美容院で働いている。女優を目指していた梨里杏の事を内心応援したいと思いつつ、一方で 「普通の幸せを手にして欲しい」という思いから、表向きは反対していた。

・五十嵐優磨(森崎ウィン)
一葉の弟。内向的で寡黙な性格。大学を卒業後、フリーターに。一人暮らしをしていたが、ギャンブルにハマってお金が無くなり、実家にも見放されて途方に暮れていたところ、見かねた一葉に声をかけられ、そのまま新堂家に転がりこむことに。その後、梨里杏とのある出来事がきっかけで改心するが、その矢先に梨里杏が死んでしまう。

・新堂沙奈(渡邉理佐)
短大生→記者。一葉と航輔の長女で、梨里杏の姉。天真爛漫で好奇心旺盛、人懐こい性格。妹の梨里杏を誰よりも可愛がっていた。短大を卒業して、旅行会社に就職する予定だったが、梨里杏の死後、新堂家が炎上してしまったことにより、内定を取り消されてしまう。

・新堂梨里杏(星乃夢奈)
高校生。一葉と航輔の次女で、沙奈の妹。明るく前向きな性格。勉強もスポーツも出来る万能タイプで、容姿端麗。クラスでは常に人気者だった。中学校の文化祭の劇をきっかけに、女優を夢見る様になり、高校では演劇部に所属。 同時に芸能プロダクション主催のオーディションに合格し、いよいよデビューというところで、突然、不審死してしまう。

・早乙女麗美(筒井真理子)
秋生の妻。負けず嫌いでプライドが人一倍高い。環境保全団体を運営し、環境コメンテーターとしても数々のテレビ番組に出演、インフルエンサーとしてもマダム達から絶大な支持を得ている。一方で、『美』への探究心も凄まじく、美しい肉体を保つ為、顔と体のメンテナンスに大金をかけ食事にも異常なほど気を使っており、専属の家政婦を雇って食事を作らせている。

・早乙女倫太郎(塩野瑛久)
秋生の息子。自信過剰、傲慢な性格で自分の事を天才だと思っている。見栄っ張りの自惚れ屋、気分屋でキレやすく、学生時代から様々なトラブルを起こし、そのたびに秋生と泰造にもみ消してもらっていた。父親ゆずりの女好きで、女性関係のトラブルも絶えないが、全てお金で解決してきた。その甘いマスクと秋生のコネと金の力で衆議院議員に当選。しかし、ホームパーティーでの泥酔動画が拡散し議員を辞職するが、1年後に再当選する。

・早乙女秋生(平山祐介)
早乙女ホールディングスの代表取締役社長。判断力、決断力、行動力に優れる一方、冷酷な一面も持ち合わせており、期待に応える事ができない社員や下請けをあっさりリストラする。人の恨みを買うことが多く、トラブルが絶えない為、裏の人脈を使って問題を処理してきた。35歳の時に、父・泰造から会社を譲り受け、代表取締役社長に就任。以後、会社は新規事業を積極的に開拓し、メディア事業、インターネットサービス事業など多岐にわたるサービスを提供し、多くの顧客を獲得している。

・早乙女葵(瀧七海)
秋生の娘。控えめで大人しく、無表情の為、周りからは何を考えているかわからないとよく言われていた。高校時代まで、両親の引いたレールの上をただ歩く人生を送ってきたが実は、いつか『韓国で働きたい』という夢を抱いている。父親が度々、良くないパーティを催していることは知っており、嫌悪感を抱いているが、本人に言うことはできない。

・早乙女泰造(小野武彦)
秋生の父。早乙女ホールディングス創業者。かつてはリスクや重圧に直面しても恐怖や不安を感じない強靭なメンタルで会社を引っ張っていたが、愛妻の死がきっかけに仕事を引退。社長の座を息子の秋生に譲り、隠居生活を送っている。

スタッフ

・脚本
佐藤友治
・監督
城定秀夫