「名建築で昼食を」「ちょこっと京都に住んでみた。」制作チームがおくる新感覚グルメドラマの第2弾。都心にある静かで落ち着いたノスタルジックな場所に夫婦で訪れたり、祖母や母親たちの読んでいた「暮しの手帖」のレシピをもとに、昔懐かしいご飯を作ったり。時の流れや季節を意識し、“不思議な哲学” を織り交ぜながら、当時の人々が大切にしてきたものや、日本人のやさしさを改めて感じる物語。
キャラクター&キャスト
・藤田ジュン(市川実日子)
北海道札幌出身。3人姉妹の末っ子。大学職員として勤務している。1年前、文学部担当から周年事業のプロジェクト担当に異動になった。両親には「負けて勝て」「損して得とれ」と言われて育ってきたこともあり、人への思いやりを大事にしている。
・藤田ヨシヲ(中島歩)
岡山県出身。3人の姉に囲まれて育った末っ子。そのため幼い頃から女性の機微の英才教育を受けていた。実家は漬物屋さんで、自身も漬物メーカーで勤務している。現在は上越地区の管理部責任者で、長野と東京を行ったり来たりしている。
・加賀沙良(芋生悠)
ジュンの姪っ子。ジュンの姉譲りのマニアックな性格で、SFアニメが好き。大学では哲学科に通っており、ジュンとヨシヲに会いに来るたびに量子力学など難しい話をしている。
・浜口あすか(神野三鈴)
ジュンの職場の大学の文学部西洋史学科教授。ジュンが学生時代に所属していたゼミの先輩でもある。28歳の時に数学の研究者と結婚し、出産。結婚後すぐに彼は研究のためにアメリカに渡りずっと離れて暮らしている。
・高梁浩子(安奈淳)
ジュンの叔母。タバコはチェリーを吸っている。堅苦しい家を飛び出して自由奔放に生きてきた。ジュンはそんな彼女の生き方に憧れもあり、影響を受けている。
・藤田圭子(矢代朝子)
ヨシヲの叔父さんの奥様。現在は叔父さんとイギリスで暮らしているので、その期間、ジュンとヨシヲはその家を借りている。
スタッフ
・原案
「おそうざい十二カ月」、「おそうざいふう外国料理」(暮しの手帖社 刊)
・企画・シリーズ構成
清水啓太郎
・脚本
横幕智裕
・監督
吉見拓真
倉光哲司
・プロデューサー
長原竜也
上江洲茉央
清水啓太郎