「仕事はバリバリ！家事は皆無」な松本若菜さん演じる西園寺一妃と、仕事と子育てに頑張りすぎる松村北斗さん演じるシングルファーザー楠見俊直が“偽家族”生活に奮闘する姿が話題沸騰のドラマ「西園寺さんは家事をしない」。
その二人が働くアプリ制作会社・レスQのオフィスや撮影用キッチンスペースには、忙しい現代人を「できるだけ家事をしなくて済むように」とサポートするこの会社らしく、“今”を映すインテリアや小物がいっぱい！ その中でTVガイドみんなドラマ編集部は、気になるキッチン用品を発見。そこには、現代ならではの課題を解決しようとする思いが込められていたのです。
レスQのオフィスにあったのはおしゃれデザインの炭酸水メーカー
編集部が注目したのは、レスQのフロア内、アプリの素材などを撮影するためのキッチンスペースの背後のカウンターにあったおしゃれな器具。一見何かを注ぐ調理器具のように見えるのですが、スタッフが一時停止を繰り返し調べたところ、多くのドラマへ美術協力を行っているソーダストリーム株式会社の炭酸水メーカーであることが分かりました！ そこで今回は、炭酸水メーカー「ソーダストリーム」のある生活や、ドラマへの美術協力を通して伝えたい同社が目指すものについてお話を伺いました。
――主人公の西園寺さんと新たにスカウトされてきた楠見くんが勤めるレスQ社内の“撮影スペース”に置かれているおしゃれな器具が炭酸水メーカーということでお話を伺います。私もまだ炭酸水メーカーというものを使ったことがないのですが、実際、どんな商品なのでしょうか？
「ソーダストリームは、世界47か国で展開される世界No.1の炭酸水提供量の炭酸水ブランドであり、大人気のソーダメーカーで、普段のお水をわずか数秒で簡単に炭酸水を作るマシンです。ソーダストリームが炭酸水ブランドだけでなく、炭酸水メーカーとして圧倒的なシェアを誇るのは120年以上に及ぶ歴史とそのデザイン性と操作性が織り成す機能美に絶対の信頼があるからです」
――たしかに仰る通り、ドラマのシーンを見ていて、おしゃれなオフィスから繋がっているキッチンスペースにあっても、まったく違和感のないデザイン性があるように思います。御社のHPを拝見したら、いろんなシロップがあるとのこと！ 人気のシロップを教えていただけますでしょうか？
「セレブリティを中心に大人気のコンブチャと、この夏新発売になったレモネードが人気ですね。コンブチャは、最高級の有機緑茶と有機紅茶をブレンドして、45日かけてゆっくりと醸造された貯蔵安定性のある低糖のシロップ。レモネードは、有機レモン果汁の爽やかな味わいで、どなたにでも好んでいただけるシロップです」
――具体的には、そういったシロップをつかって、どのように炭酸ドリンクを作るのでしょう？ また楽しみ方があれば教えてください。
「シロップは全てオーガニックでいつでも安心して飲んでいただけますが、出来立ての炭酸水はとても美味しいので、そのまま飲んで欲しいです。レモン汁を数滴たらすだけでフレッシュな泡と香りが最高に美味しいんです」
「全てを繰り返し使えるもので日々の美味しい新鮮な作り立て炭酸水を楽しんでいただくこと」が私たちのミッション
――ドラマでは毎回のオフィスのシーンでかなり目立っているように思います！ドラマに映って反響はありましたか？
「今回の反響に限らず、ユーザーの方がほぼ全員言ってくださるのが『もっと早く買えばよかった』ということです。『こんなに使うと思わなかった。迷っていた時間が今考えるともったいなかった。ないと生きていけないくらい大活躍です！』という声がとにかく多くて、10年以上使ってくださっている方からも言われたことがあるので『十分早かったと思いますよ。長年ありがとうございます』と言ったこともあります」
――嬉しい声ですね！
「一方で、ガスの交換が手間であると認識されることが良くありますが、ペットボトル飲料でも買いに行く手間、その重さ、買いだめした場合の置き場所、その後のゴミ置き場＋ゴミ出しの手間、これらすべてから解放されますので『怖がらないでもっと早く使い始めればよかった！』というユーザー様がほとんどで、メーカーとしてはこれらを実感してくださっているというお声が一番励みになります」
――では最後に、企業として目指すところ、ドラマにも使われている商品を通して、世の中に伝えたいことがあれば教えてください！
「私たちは、弊社の従業員全てをプラスチック・ファイターズと呼ぶと同時に、ユーザーの皆様のことも勝手にそう呼んでいます」
――プラスチックファイターズとは、どういった意味なのでしょう？
「世間ではいま、『プラスチックが悪』という誤認がありますが、悪なのは必要もない大量すぎる使い捨てプラスチックの何も考えられていない使用量です」
――そんな状況を改善するために、世の人々に炭酸水メーカーを使っていただく、と。
「はい。一人でも多くの方に、使えば使うほど使い捨てプラスチックの削減に繋がるソーダストリームを使っていただき、『全てを繰り返し使えるもので日々の美味しい新鮮な作り立て炭酸水を楽しんでいただくこと』を継続するための、配荷やユーザビリティの改善に日々努めていること。それが私たちの企業ミッションです。このミッションを遂行し続けている私たちと、ソーダストリームを使うことで、ミッションに参画してくださっているユーザーの皆様全員を『プラスチック・ファイターズ』と呼んでいるのです。これからも、プラスチック・ファイターズがどんどん増えていくことを願っています」
■お話をお伺いしたのは…
ソーダストリーム株式会社マーケティング部部長/ディレクター
平野幸恵さん
SHARPシンガポールにてシニアビジネスデベロップメントエグゼクティブ、プロクター＆ギャンブルにてデジタルマーケティングプランナーを経て、（株）インテージにてチーフストラテジックプランナーとしてコンサルティング事業の立ち上げの後、2011年より行われたソーダストリームの日本上市、子会社設立に中心となって携わり、2012年より現職。
ソーダストリーム株式会社
創業120年余、世界47カ国、80,000店で展開する世界No.1炭酸水ブランド。家庭にある水で、マシン、ボトル、シリンダーの3つを用いて数秒で簡単に炭酸水をつくることができる。2025年までに地球から最大760億本の使い捨てペットボトルを削減することを目標に掲げ、 世界中の飲料業界に変革を起こし、地球上から使い捨てプラスチックごみをなくす飲み物習慣を推奨している。
「西園寺さんは家事をしない」放送情報
TBS系
毎週火曜後10:00～
取材・文／TVガイドみんなドラマ編集部 写真提供／ソーダストリーム株式会社