玉森裕太さん主演「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(日本テレビ)。諏訪野たちが暮らす部屋をのぞくと、スタッフさんこだわりのアイテムがありました!
玉森さん演じる諏訪野が、同期のみどり(池田エライザ)、裕也(矢本悠馬)と暮らすアパート「百薬荘」。どことなくレトロな部屋には、インテリアや小物などでにぎわっています。ドラマスタッフさんのこだわりがいっぱい詰まったと思われるこの部屋から、TVガイドみんなドラマ編集部は、気になるインテリアに注目しました! すると、そこから見えたのは、ドラマが教えてくれた生活スタイルの変化でした。
「祈りのカルテ」はじめ、ドラマの世界観に溶け込む小道具【ウォーターサーバー】
編集部が気になったのは、「百薬荘」内、青い食器棚の隣にある四角い茶色のインテリア。この正体を調べると、多くのドラマで美術協力を行っているプレミアムウォーター株式会社の「ウォーターサーバー」であることがわかりました。そこで今回、ドラマの美術協力に懸ける同社の思いや、ドラマを通して見える生活スタイルの変化について伺いました。
――諏訪野たち3人が暮らす百薬荘のシーンで、青い食器棚の横にあるインテリアが何なのか気になっていたのですが、まさかウォーターサーバーだったとは、思いもよらなかったです。
「ありがとうございます。『amadana(アマダナ) グランデサーバー』というウォーターサーバーでして、家電製品などで有名なamadanaさん(※1)とコラボした商品です。インテリアとしても成り立つような外観ですので、置くだけで存在感があり、お部屋がオシャレで明るくなります。多くのライフスタイル誌などでも取り上げていただいており、弊社の中で一番オシャレなサーバーと言えるくらい、デザインも含めて力を入れているウォーターサーバーです。その外観から、“プレミアムウォーターと言えば『amadana グランデサーバー』”と認識されることも多く、SNSや雑誌で目にしたという声も多くいただいております」
※1「amadana」…日本ならではの美意識とテクノロジーを融合させて生まれたエレクトロニクスブランド。同ブランドとのコラボレーションで誕生したのが、「amadana グランデサーバー」。
――ウォーターサーバーというと、無機質でボトルが見えているものを思い浮かべるので、「これが(ウォーターサーバー)?」と驚きが…。
「ドラマの世界観に合っていますよね。脚の部分も木製でできていますし、このタイプのサーバーは競合ブランドさんを見てもなく弊社の唯一の形ですので、そのように言っていただけて嬉しいです」
――ちなみに、「祈りのカルテ」の美術協力をするに至った経緯を伺ってもよろしいですか?
「ドラマのデザイナー、美術スタッフの方が、『セットに、このウォーターサーバーが似合う』と選んでくださり、ご依頼いただきました。セットの雰囲気を拝見しても、『amadana グランデサーバー』が魅力的に映ると感じましたし、何よりも、玉森さんが主演という話題性もありましたので、『ぜひ』とお願いしました。ほかにも、映画やCMの制作の方からお話をいただくこともありまして、その際も今回のように、『このウォーターサーバーがいいです』と、指定してご依頼いただくことが多いです」
――美術協力をする際は、商品の配置なども事前に確認されるのでしょうか。
「配置のご相談をすることもあります。今回は、お声掛けいただいた時点で場所は決まっていましたが、生活のリアルな部分としてキッチンの近くに置いていただけたのかな、と思っております。オンエアでも映り込むことが多いので、とってもありがたいですね」
――青い食器棚の横にあるからこそ、色も目立ちますよね。
「『amadana グランデサーバー』は全4色展開で、今回はブラウンをご使用いただいています。私も自宅でブラウンを使っていますが、実はインテリアなどに一番合わせやすいのが、このブラウン。だからこそ、ドラマなど制作の方からの依頼も多いのかな、と思っています」
――「祈りのカルテ」以外にも、多くのドラマに貸し出しされているとのことですが、ドラマへの美術協力はいつ頃から始められたのでしょうか。
「2017年放送のドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ)で、制作スタッフの方からご依頼をいただき、『スタンダードサーバー』(※2)をお貸し出ししたのが始まりです。その後は、医療系ドラマのセットでの使用依頼も多かったのですが、徐々に、自宅などのセットでも依頼をいただき、今ではいろいろなジャンルの作品やセットで使っていただけるようになりました。普及率は日本全国で8%とまだまだ低いですが、ウォーターサーバーのある生活が日常的なもの、というスタイルの広まりとともに、居住空間のセットでもサーバーを使用していただくことが増えているのかな、と思いますね」
※2 現在、新規の申し込みは終了しております。
デザイン、機能、環境保全、味…全てに配慮しこだわったサーバー
――合わせやすい色のお話もありましたが、日常生活に溶け込むデザインや機能を意識されているということですね?
「はい、インテリアとの調和や、誰がどのようなタイミングで使用するかをイメージしています。機能面では、お水の交換の際にボトルを持ち上げるのが大変、という声を反映して開発した『cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー』(以下、『cado』)というサーバーがあります。こちらは、ボトルを下に置くタイプのものでして、上に置くタイプのサーバーが多い中で、より負荷や手間が掛からずにボトルの交換ができて便利です。そういったライフスタイルの変化にも合わせて、商品開発を行っています」
――『cado』のボルドーは、ジェシーさん主演のドラマ「最初はパー」(テレビ朝日)に出ていますよね!? 大黒芸能お笑い養成所の休憩室内、自動販売機の近くにあったような…。
「はい。『最初はパー』でも、サーバーと色を指定でお話をいただきました。『ボルドーって、ほかのインテリアと合わせにくくないのかな?』と思いがちですが、意外にどんなインテリアやセットにもマッチするんです。ドラマでも、いい意味で目立っていますよね(笑)」
――さらに、同じく『cado』のホワイトを、平野紫耀さん主演「クロサギ」(TBS)で見かけました。デザインがオシャレだな、と思っていたので目につきました。
「『クロサギ』では、警察署のシーンでご使用いただいております。全体的に『cado』は、女性に人気がありますね。水のボトルが下置きで交換が楽な上に、ワンタッチパネルで出水の操作ができるので、特に女性の方に支持をいいただいております」
――出水口も、想像していたウォーターサーバーとは異なり、すごくスタイリッシュです。
「ありがとうございます。実は、出水口が少し高く設計されているんです。一般的なサーバーの場合、腰を曲げてお水を注がなければいけませんが、『cado』は立ったままで腰を曲げずに注げるところが大きなポイントです。料理中、お鍋やフライパンなどに水を注ぐのも、すごく楽。また、冷水、温水だけでなく、お水を優しい飲み心地にする『弱冷水モード』に切り替えられるほか、温水を一時的に加熱する再加熱機能など、タッチパネル一つで操作が可能です。こういう面から、長年支持されているサーバーでもあります」
――デザイン、機能面ともに優れているものの、ウォーターサーバーは、空のボトルを保管しておかなければいけないですよね。
「そのようなイメージを持たれる方は、とても多いと思います。宅配便でボトルをお届けするのは競合ブランドさんと同じですが、弊社の場合、ご使用後の空ボトルをご自宅で保管いただく必要はありません。ボトルが簡単につぶれる仕組みになっており、家庭ゴミやリサイクルゴミとして処分していただけます。ボトルの回収や使い回しを行わないので、衛生面が気になる方にも、安心しておいしいお水を飲んでいただけますし、これも私たちの魅力だと考えています」
――ゴミとして捨てられるのは便利ですし、ボトルもつぶさなくていいのは楽ですね。
「はい。つぶすというより残量が少なくなるにつれてボトルが自然につぶれていき(写真下参照)、捨てやすいサイズになるので、家庭ゴミやリサイクルゴミとして処分することができます。そのため、使い終わったボトルを保管する場所も必要ありません。弊社がこれらを実現できているのは、自社でペットボトルの元となる樹脂を購入し、製造開発を行っているからなのです。最近では、SDGsの観点から、プラスチックのボトルを使用しない水道直結型や浄水型のウォーターサーバーも増えてきています。ですが、適した方法で処理されることで、ペットボトルも約89%はリサイクルされると言われているので、ペットボトルもエコに繋がるということを、もっと発信していきたいと考えております」
――自宅で捨てられる反面、ペットボトルゴミが増えてしまわないのか、と思っていました。
「そうですよね。ですが、飲料用のペットボトルは、しかるべき場所に捨てることでリサイクルに回されます。また弊社では、ボトルの製造過程でペットボトルの含有量自体も減らしているなど、SDGsには力を入れております。サーバーに設置するボトルは12Lのものを採用していますが、例えば、12Lあたりに使用するプラスチック量で比較した場合、市販のペットボトルでは約252g使用するのに対して、弊社のボトルは約120gで生産できるので、大幅にプラスチック量を削減できているのです」
――リサイクルに回すだけでなく、環境に配慮されているのですね。すごく惹かれるのですが、例えば私の場合、ウォーターサーバーを設置するほどお水を飲まないのです。
「一定量お水を飲むなど、使用料を想定できるご家庭がある一方、一人暮らしでお水を飲まないという方も確かにいらっしゃいますから、『飲まないのにウォーターサーバーを置くのはどうだろう…』と思いますよね。ただ、私個人の実感として、自宅にサーバーを置くことで、頻繁にお水を飲む習慣ができ、お水を飲む量が確実に増えました。というのも、プレミアムウォーターの天然水がおいしいから!! プレミアムウォーターでは、厳選された日本全国の水源から採水された天然水に『非加熱処理』を施しています。『非加熱処理』では、水質の高さやおいしさの目安となる溶存酸素が減少しないため、天然水本来の口当たりの良さ、まろやかさが際立ちます。一度プレミアムウォーターを飲むと、ほかのお水が飲めなくなるくらい体に染み付いてしまって、今まで水道水で作っていた料理なども、サーバーのお水を使った方が美味しくなる、とどんどんこだわり始めました(笑)。香りやお米の立ち方も違うため、お米を炊く時も欠かせません。さらに、プレミアムウォーターの天然水で作るお味噌汁は、まろやかと言いますか、出汁やお味噌の香りがより引き立つので、水道水では再現できません」
――(試飲して)すっきりして、良い意味で味がなくておいしいです! 柔らかいというのでしょうか。常温の場合は、どうしても水の嫌な味を感じてしまうのですが、プレミアムウォーターの天然水はとっても飲みやすいです。
「ちなみに、焼酎やウイスキーをプレミアムウォーターの天然水で割るのがオススメです(笑)。芋焼酎は、香りが引き立ってまろやかになるので、個人的には特にオススメですね。また、口当たりもよいため、お酒を割るほか、寝る前の水分補給など、どんな方がどのような状況で飲まれても、おいしさを感じていただけると思います」
――さすが“プレミアム”な天然水ですね。とても飲みやすかったです。ドラマの話に戻りますが、「この雰囲気に合うから、このサーバーがいい」と、ウォーターサーバーを選ぶ時代になったことに驚きました。
「そうですよね(笑)。ただ、日本での普及率は8%なので、ウォーターサーバーを置こうと思ってくださっている方はまだまだ少ない状況です。どれだけサーバーが便利で、なおかつ、デザインが優れていてインテリアにも合わせやすいかということを、私たちもまだ伝えきれていない部分が多く、弊社の課題だと感じています。一方で、最近では美容師さん同士の口コミから、弊社のサーバーが美容室で多く利用されているという声も聞くようになりました。『オシャレなウォーターサーバーと言えば、「amadana」』と、『祈りのカルテ』でもお貸し出ししている、『amadana グランデサーバー』が人気のようです。『アンティークっぽく見せたり、モダンっぽく見せたりできるのは、プレミアムウォーターさんだけ』と、ドラマなど制作の方々からもお声をいただくようになりました」
――今や、ウォーターサーバーに、アンティークやモダンを求める時代!
「そう思うと、昔は求めなかったですよね。機能面はもちろん、よりデザインを重視される方も増えている印象です。オリジナリティと高級感などの質を求められる方に、プレミアムウォーターを愛用いただいていますし、ぜひ皆さんにもご覧いただきたいです」
――それだけデザイン性や機能が優れていると、ある程度ウォーターサーバーを置くためのスペースも必要ですよね。
「ウォーターサーバーというと場所を取るイメージがあるかもしれませんが、実はすごくコンパクトなのです! 『祈りのカルテ』に登場している『amadama グランデサーバー』は、脚の部分がやや広がっているため少し場所を取りますが、弊社で一番スリムなタイプの『スリムサーバーⅢ』は、横270mm、奥行き363mmのサイズがあれば設置できるんですよ!」
――そんなにコンパクトなのですか!? 場所が必要とばかり思っていました。
「省スペースですよね。キッチンやリビングなどの空いたスペースに設置できるので、置く場所にも困りません! さらに、『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日)の看護師寮のセットで使っていただいている『スリムサーバーⅢ ショートタイプ』のように、キッチンの上にも置けるタイプもあります。卓上型なので、より省スペースでとても便利なんですよ」
ドラマを通して、ウォーターサーバーのある生活を感じてもらえたら
――まさか、ウォーターサーバーがこんなに選べるとは。
「お客様のライフスタイルに合わせて、デザインや機能をお選びいただけることが弊社の魅力でもありますので、よりご希望に合うものを見つけていただけると思っております。だからこそ、ドラマでお声掛けいただくことも増えてきているのかな、と。『amadana グランデサーバー』や『cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー』だけでなく、『スリムサーバーⅢ』や『amadana スタンダードサーバー』もご依頼があるので、どの商品もドラマとの相性が良いと認識されていると思うと、嬉しいかぎりですね。数多くのドラマに毎クール出させていただいているお陰で、実際にお客様との会話のきっかけにもなっております」
――ドラマは生活を映すものでもありますし、多くの作品で見かけられることで、デザインや機能面以外に、安心安全なものとして手に取ってもらいやすくなるのでしょうか。
「安心安全の面では、『2022年モンドセレクション 優秀品質最高金賞・優秀品質金賞』(※3)を受賞した、世界で認められているお水を使っておりますので、安心して飲んでいただけます。また、ドラマに登場することで、ライフスタイルの一つとして家にサーバーのある生活を感じていただけたらと思っております。その上で、『ウォーターサーバーがあったらいいな』と、ウォーターサーバーをより身近なもの、自分事として考えてもらえたら嬉しいですね」
※3 採水地ごとに受賞。優秀品質最高金賞:北アルプス・吉野・朝来、優秀品質金賞:富士吉田・富士・金城・南阿蘇 (岐阜北方の採水地を除く)
■お話を聞いたのは…
プレミアムウォーター株式会社、広報・宣伝課の石丸茜さん、舟橋沙依さん
プレミアムウォーター株式会社
日本において「水の文化」を確立し、 その価値を世界に発信している。天然水と非加熱処理にこだわった“安全でおいしい水”を提供し続けることで、国内外に“日本の天然水”という貴重な価値を届けている。主軸は、「天然水の宅配サービス」。厳選した採水地の天然水を自宅に定期的に届けるサービスや、自宅でおいしい水を作る浄水型ウォーターサーバーのレンタルサービスなども行っている。公式Instagramでも情報を発信中。
「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」放送情報
日本テレビ
毎週土曜 後10:00~