ジュノ(2PM)インタビュー「チャレンジ欲が湧いた作品」

2022/11/03 08:08

実在の王イ・サンをジュノ(2PM)が演じて韓国で大ヒットしたロマンス史劇「赤い袖先」。日本での配信開始に合わせて、ジュノさんのインタビューを紹介!

朝鮮王朝の名君イ・サン(ジュノ)と後に後宮となる宮女ソン・ドギム(イ・セヨン)のロマンスに加え、王朝内で生きる王族や宮女たちの複雑な愛憎関係などのドラマを繊細に描いている本作。2人のケミストリーが、“韓国ドラマ史上最高のラブカップル”として視聴者をくぎ付けにし、MBC演技大賞での8冠をはじめ、空前の“袖先”シンドロームを巻き起こしました。

今回は、歴史ある百想芸術大賞でTV部門男性最優秀演技賞という最高の栄誉に輝いたジュノさんに、作品に懸ける思いや日本の皆さんへのメッセージもいただきました。

どうしたらイ・ジュノ、オリジナルのイ・サン像を作り出せるのか

――あらためて、MBC演技大賞で最優秀演技賞とベストカップル賞を受賞した感想をお聞かせください。

「感謝しています。楽しく撮影したドラマが皆さんに愛された証拠です。多くの視聴者の方がこの面白いドラマを応援してくださって、その上に賞までいただき、すごく嬉しいですね。これも皆さんのお陰です」
  

  
――本作がジュノさんにとって除隊後の復帰作品となりました。除隊後初の作品として「赤い袖先」を選ばれた理由を教えていただけますか?

「何よりもまず、台本が面白くて続きが気になる、そんな作品だと思いました。半身浴をしながら台本を読んでいたところ、浴槽の中で第7話まで読んでいました。『このジャンルの作品に挑戦したい』という意識は特にありませんでしたが、除隊後にたくさんのオファーをいただいたので、出演作品を検討するために頂いた全ての作品の台本に目を通しました。どれも素晴らしく面白かったので、どの作品が優れていたとは言えませんが、実在した人物の愛の物語という点で、『赤い袖先』にとても惹かれて…。加えて、原作の小説とは異なる新たな視点で作品に接することができると思い、チャレンジ精神が芽生えました。僕は、登場人物を自分に置き換えて台本を読むのですが、本作は特にイ・サンと僕がピッタリと一致したので出演したいと思うようになりました」

――演じられた実在の王、正祖イ・サンの魅力はどんなところだと思いますか?

「僕も原作ではどう描かれているのか気になって、台本を読んだ後に原作を開きました。すると、原作よりもドラマの方が人間くささを感じたので、ドラマのイ・サンでは、新しい姿を見せられると感じました。正祖(チョンジョ/イ・サンのこと)はとても人気のある実在した王です。どんな形でイ・ジュノ(僕)オリジナルのイ・サン像を作り出せるのか、そういうチャレンジ精神というか、やってみたいという欲が台本を読んで湧いてきました。『ぜひやってみたい』『僕が演じることで、面白い作品にしたい』と強く感じたのです」

――今回ジュノさんが演じる正祖は、これまでも多くの俳優さんが演じられてきましたが、プレッシャーなどはありませんか?

「謹厳で威厳のある…といったように、僕たちが想像する一般的な王のイメージというものがありますよね。僕は、そのイメージを破りたかったのですが、無理だとすぐに悟りました。なので、僕が感じたままに性格の描写を少しだけ変えたりはしましたが、外から見たイメージは破れなかったですね。プレッシャーというより、こういう部分でもどかしさを感じました。ですが、王の世継ぎでもあり、立場上も下手なことはできなかったところは、体で表現しようと思いました。常に正しい姿勢を心掛け、何を感じているのか表に出さないよう、口調や行動もできる限り抑えて演じて…。ずっと姿勢を正していなければならなかったので、息苦しくて撮影の序盤では特に体が凝り固まって汗がダラダラと流れました(汗)。でも、大変なのはそれだけでしたね」

――その結果、「2021 MBC演技大賞」で8冠、「第58回百想芸術大賞」で2冠に輝きました。作品のどの部分が、視聴者の皆さんの心に響いたと思いますか?

「正直なところ、どの部分なのか僕もよく分からないのです。なぜ本作が愛されたのか、逆に尋ねてみたい気もしますが、皆さんに愛してもらえてとてもありがたいです。イ・ドクファさん(サンの祖父でもある第21代王・英祖)の言葉を借りると、僕たちが視聴者の皆さんの気持ちに応えるには、“誠実な演技”で作品を作るほかありませんので、演技には気を使いました。どうしたら、その時代に起きた出来事を分かりやすく表現できるか? それをどのようにしたら、視聴者の皆さんが拒否感を抱かずに受け入れられるか? スタッフやキャストのこういう悩みを好意的に受け取っていただけたと信じています」

――ありがとうございます。では最後に、日本のファンの皆さんへ一言お願いいたします。

「本作は、『王は宮女を愛したが、宮女は王を愛したか?』という疑問から生まれました。全17話を通して、韓国の美しい名所や、(舞台となった時代の)当時の雰囲気を感じられる王宮の様子が描かれています。サンとドギムの切ない愛も最後まで見守ってほしいですし、楽しんで撮影をしたので皆さんも楽しくご覧ください。『赤い袖先』をよろしくお願いします」

■Prolife
ジュノ(2PM)

1990年1月25日韓国生まれ。’08年に2PMのメンバーとしてデビュー。’13年には、日本で自身初のソロ・ミニアルバムをリリースし、日本での初ソロコンサートを開催。’17年のドラマ「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~」で演技を評価され、「2017 KBS演技大賞」で中編ドラマ優秀演技賞を受賞。除隊後の復帰作となった「赤い袖先」では、「2021 MBC演技大賞」にて最優秀演技賞を受賞した。主な主演ドラマに、「ただ愛する仲」(’17年)、「油っこいロマンス」(’18年)、「自白」(’19年)。韓国で今年放送予定のドラマ「キング・ザ・ランド」での主演が決定している。TwitterInstagramもチェック。
  

「赤い袖先」配信情報

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10/5(水)~独占配信中(全36回)
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