【ご当地アナウンサーの推しドラマ】RNB 南海放送

2022/07/29 18:06

全国の男性アナウンサーに推しドラマを聞く、【ご当地アナウンサーの推しドラマ】。第1回は、愛媛県「RNB 南海放送」から、小川貴弘アナウンサーが登場。
小川アナウンサーの推しドラマや、南海放送、愛媛の魅力をイチオシ写真とともにご紹介いたします。

推しドラマは戦国武将好きにはたまらない、「新・信長公記」!

  
――「ご当地アナウンサーの推しドラマ」の記念すべき第1回には、RNB 南海放送の小川貴弘アナウンサーにご登場いただきました!

「千葉県佐倉市出身の入社4年目、小川貴弘です。就職活動をする中で南海放送と縁があり、愛媛県にやって来ました。入社2年目から、『もぎたてテレビ』(毎週日曜 前11:45~)を担当し、ほかには、DAZNでのスポーツ中継、日本テレビ系列局ならではの“高校サッカー”の中継も行っております」

※「もぎたてテレビ」…番組MCの小川貴弘アナウンサー、岡内ひかりアナウンサーが、愛媛の“いいとこ探しの旅”に出て、愛媛の楽しい情報を届ける人気長寿番組。今年7月3日(日)の放送で、1,500回の節目を迎えた。Huluでも配信中!


――そして小川アナウンサーには、愛媛の好きな方言があると聞きましたが…?

「はい! 方言って、本当に温かくていいですよね。方言のない地域で育った私にとって“~やけん”という方言が、すごく素敵だと思っていまして…。最初は“伊予弁”を聞く側だった私も、4年目にして急激に伊予弁が沁みついてきました。それは、担当している『もぎたてテレビ』の影響がすごく大きくて、今では、地元(千葉県)よりも愛媛に関することの方が詳しいかもしれません(汗)。愛媛の全20市町の名前は言えますが、千葉の全市町は言えないかも…」
  
 
――小川アナウンサーの“愛媛愛”は、「もぎたてテレビ」があってこそ!

「そうですね。『もぎたてテレビ』は地元の方との台本のないトークなので、突然インタビューをして、畑について行って野菜を収穫して食べさせてもらうこともあります。そんな風に、地元の皆さんとの距離がすごく近いですし、番組スタッフの方たちとも意見を言い合える仲なので、最近は、『とりあえずやってみよう!』という体当たり系が増えてきました(笑)。その証拠に先日は、激辛料理を2日連続で食べて、最終日に滝行をしまして…(苦笑)」


――激辛、激辛、滝行、と体を張っていますが、先日の「ZIP!」(7/20(水)放送回)でも、体を張った物まねを披露されていました。

「そうです、私は基本的にNGがありません(笑)。だからなのか、最近はフードファイトの仕事が多くなってきました。というのも、私の初めてのフードファイト企画で、もやしがたっぷり乗った2kgのラーメンを完食してしまいまして…。一度、成功してしまった上に、私も『挑戦するからには食べ切りたい!』という思いが強い、それ以来フードファイト企画が増えましたね(苦笑)」
  
  
  
――そんなフードファイター、いえいえ、小川アナウンサーが今、推しているドラマがあるそうで…。

「『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」です! 昔から戦国時代が大好きで、この時代にまつわる漫画も読んだこともあり、武将に憧れていました。戦国時代って、全員が主人公じゃないですか! 漫画一つをとっても、誰を主人公にするかで全く描き方が異なります、だからこそ惹かれるのです。戦国時代好きとしては、『戦国武将が学園ものになるんだ!』と、楽しみでしかありません。歴史好きな方も納得できる部分があると思いますし、ドラマを通して歴史好きな方が増えたら嬉しいです」 


  

――それでは、もしも『新・信長公記』に出演するとしたら、どの武将を演じたいですか?

「黒田官兵衛か竹中重治、軍師タイプの2人です。武力の時代にもかかわらず知力で戦国時代を収めて、裏でクモの糸を張っているような、そんな雰囲気が好きで…。私は筋肉がなくて武力では勝てないので、あの時代にいたら、知力で生き抜くしかなさそうですね(苦笑)」


――自分事に置き換えることができて、武将を身近に感じられそうです。

「“歴史”と聞くと距離を置かれる方もいるかもしれませんが、“戦国×青春”と掛け合わされることで間口が広がると思いますし、武将たちのキャラクターもイキイキと描かれますよね! 個人的には、15歳の武田信玄と上杉謙信のライバル関係がどう描かれるのか、それが楽しみです。『歴史の教科書として答えは出ているものが、学園ものになったらどうなるんだろう?』というように、フィクションならではの面白さに期待しています!」

激辛、激辛、滝行、何でも体当たり勝負! 「もぎたてテレビ」を“愛媛の文化”にしたい

――確かに、「青春を謳歌している武将」って気になります! そんな武将愛あふれる小川アナウンサーの顔の何倍もある特大料理が気になりますが、この“愛媛名物”は何ですか?

「東予(とうよ)地域の新居浜市にある別子銅山に行った時の写真です。別子銅山は、“東洋のマチュピチュ”として人気の観光地でして、この写真の料理は、近隣施設『マイントピア別子』で提供されているフードファイト用の“マチュピチュカレー”。激辛ではないのですが、何とお米が5合(汗)。一人で30分以内に食べきれたら代金が無料になる、というルールでした。お米5合ならまだいいのですが、実は、お餅も入っていて、食べ進める中でお餅に出合った時の絶望たるや…(涙)。残念ながら、私は3分の2ほどしか食べられず、翌日の夕方まではお腹が空かなかったです。と言いながら、挑戦後に最初に食べたのは、唐揚げ定食でした(笑)」

――でも、悔しさのあまり、まだまだ挑戦が続きそうな予感が…。と思いきや、次は、先ほどお話にもあった“滝行”ですか?
  
「内子町に御祓(みそぎ)という地区があり、そこでは夏季限定で滝行のイベントが行われているのです。7月の初め、滝行を体験してきましたが、足湯だったら気持ちいいだろうな…というくらいの温度で、冷たかった…(涙)。さらに、迫力ある映像を様々な角度から撮りたいという“撮影あるある”があり…。滝行は、一般的に3分、長くても5分と言われているにも関わらず、私は20分ほど滝に打たれていました(笑)」

――滝行も印象的だったと思いますが、ご自身が訪れた中で特に印象に残っているおすすめの場所はどこですか?

「四国内陸にある久万高原町に、“花桃の里”という場所があります。この標高の高い町に、400~500本ほどの花桃が植えられていて、春になると花桃が一面に咲き誇り、山の一部分だけが鮮やかなピンク色に染まるのです。ご夫婦お二人で、この花桃を大切に管理されているのですが、視界がパッと開けた瞬間、山肌の一部のピンク色が目に飛び込んできて、まさに秘境、桃源郷!」


――その絶景、ぜひこの目で見てみたいです! それでは最後に、愛媛に加えて南海放送の魅力を教えてください。

「『面白いことはやってみよう』と、どんどんチャレンジをさせてくれて、なおかつ、愛媛のディープで新しい情報を伝えているところが、南海放送の魅力です。また、『もぎたてテレビ』は、先日7月3日で放送1,500回を迎えたのですが、’91年から始まり、今では3世代で見てくださっている方も多いので、“愛媛の文化”のような番組になっていけたらと思っています! ロケ先でも、『もぎたての人よね~』『もぎたて、よく見とるよ~』と声をかけていただくので、いいプレッシャーを感じていますね(汗)。愛媛に行きたくなるようなディープな情報を紹介しているので、『もぎたてテレビ』を見て、観光の参考にしてもらえたら嬉しいです」



■Profile
小川貴弘(おがわ・たかひろ)

’97年1月26日生まれ、千葉県出身。’19年、南海放送に入社。担当番組は、「もぎたてテレビ」(毎週日曜 前11:45~)、「大好き!まつやま ~しあわせな未来をとどけ隊」(毎週火曜 後7:54~)、ラジオ「みんなのまつやま」(毎週土曜 前11:45~)、スポーツ中継など。趣味はピアノや料理で、“いかにパラパラな炒飯を作れるか”について、日々研究中。Instagramも日々、更新!



取材協力/南海放送株式会社